子どもとのドライブに欠かせないチャイルドシート。今回は適切な使用期間、必要な理由、レンタルサービスの活用法をご紹介します。
安全で経済的に、ドライブを楽しむための参考にしてください。
チャイルドシートはいつまで必要?
子どもと車に乗る機会のある方は、チャイルドシートがいつからいつまで必要なのか気になりますよね。ここでは、チャイルドシートの使用期間をご紹介します。
- 法的な着用義務期間
- 体重や身長に基づく推奨年齢
- 警察による取締と違反時の罰金
法的な着用義務期間
道路交通法で、新生児から6歳未満の乳幼児は、チャイルドシートの着用が義務付けられています。
チャイルドシートを適正に使うことで、6歳未満の乳幼児が交通事故で死亡してしまう確率が下がったというデータもあります。
大切な子どもを守るために、チャイルドシートを必ず着用しましょう。
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体重や身長に基づく推奨年齢
子どもが6歳を過ぎるとチャイルドシートを使わなくても違反にはなりませんが、車のシートベルトを着用する義務があります。
しかし、大人がシートベルトを着用すると鎖骨や腰骨にかかりますが、身長150cm未満の子どもが着用した場合、首や腹部にかかります。事故が起きた時に、首や腹部を損傷する危険性がある点に注意が必要です。
子どもの身長が150cmを超えるのは11歳から12歳頃です。それまでは、学童用チャイルドシートに座ることが推奨されています。
参考:JAF チャイルドシート完全ガイド いつまで必要?取り付け方は?
警察による取締と違反時の罰金
6歳未満の乳幼児にチャイルドシートを着用しないと罰則があり、交通違反点数の1点が運転者に対して加算されます。反則金などはありません。
神奈川県警察チャイルドシートQ&A
チャイルドシートはいつまで後ろ向き?
チャイルドシートの最新安全規則R129では、赤ちゃんが後ろ向きでチャイルドシートを着用する期間を生後15カ月未満としています。
従来の安全規則であるR44では、後ろ向きで乗る期間は生後12カ月頃までです。
後ろ向きで使用した方が、背中の広い面で前方衝突事故の衝撃を分散でき、赤ちゃんを守れます。そのため、最新安全規則R129では後ろ向きで乗る期間が延長されました。
チャイルドシートのインナークッションはいつまで?
乳幼児を走行中の振動や衝撃から守る、清潔なチャイルドシートをキープするのがインナークッションの役割です。チャイルドシート全体に敷くタイプ、頭の部分に敷くタイプなどがあります。
走行中の振動や衝撃から守るインナークッションは、製品によって、新生児から生後6ヶ月頃や新生児から生後12か月頃までが使用期間の目安です。
暑さや蒸れ対策、清潔に使うために敷くインナークッションの場合は、新生児から3歳、4歳頃まで使えます。
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チャイルドシートが必要な理由
ここではなぜ、新生児から6歳までの乳幼児にチャイルドシートの着用が義務付けられているのかをご紹介します。
- 交通事故から子供を守る
- 保護者の安心と安全を確保する
交通事故から子供を守る
チャイルドシートを着用せず、大人に乳幼児が抱っこされた状態で車が衝突すると、事故の衝撃で大人の腕の中からすり抜けてしまう可能性があります。すり抜けてしまった乳幼児は、ダッシュボードに頭や顔をぶつけてしまう危険性もあります。
また、助手席で乳幼児を抱っこをしていた場合、大人とエアバッグの間に挟まれてしまい、命に関わるような大怪我に繋がりなりかねません。
保護者の安心と安全を確保する
乳幼児がチャイルドシートに座っていないと、大人の不注意や子どもの誤操作で、パワーウィンドウが作動し、子どもの手が挟まれてしまうなどの事故に繋がる可能性があります。
チャイルドシートを着用することで、予期せぬ怪我も予防できるでしょう。
チャイルドシートの種類と使用期間
チャイルドシートには、身長、体重、年齢に応じて種類があります。ここでは、チャイルドシートの種類と使用期間をご紹介します。
- 乳児用のベビーシート
- 幼児用のチャイルドシート
- 学童用のジュニアシート
乳児用のベビーシート
新生児から1歳6カ月頃まで使えるのが、ベビーシートです。
平らに近い角度にできるので、赤ちゃんを寝かせた状態で乗せることができます。赤ちゃんを包み込むようにフィットし、首が座っていない赤ちゃんも安心して乗れるのが特徴です。
幼児用のチャイルドシート
1歳から4歳頃の子どもが乗るのが、幼児用のチャイルドシートです。また、体重9kgから18kg、身長65cmから100cm以下を使用の目安としています。
幼児用のチャイルドシートはの中には、フラットに近い状態までリクライニングができ、ベビーシートとして新生児から長く使える製品もあります。
学童用のジュニアシート
学童用のジュニアシートの使用期間は、4歳から12歳、身長150cm以下が目安です。製品にもよりますが、幼児用のチャイルドシートよりも、背もたれとヘッドシートの幅が若干広くなっています。
学童用のジュニアシートの中には、チャイルドシート兼用のタイプもあります。頭の高さやベルトの位置を成長に合わせて変えられることで、長く使える仕様になっています。
ブースターシート
ジュニアシートは背面や頭面のサポートがあるのに対し、ブースターシートは座面だけのシートのことです。ブースターシートのみの製品もありますが、チャイルドシートやジュニアシートの部品を外して、ブースターシートだけになる製品もあります。
座面を上げることで、車に備え付けのシートベルトや腰ベルトが適正な位置にくるようにしてくれるのが特徴です。6歳を過ぎてから、身長が150cmになるまで活躍します。
チャイルドシート卒業の目安チェックリスト
子どものチャイルドシート卒業の目安をまとめると以下の通りです。
☑満6歳を超えている
☑身長が150cmを超えている
上記の2つを満たしたら、チャイルドシートの卒業を検討してみましょう。
チャイルドシートのレンタル活用法
新生児から6歳まで着用が義務付けられているチャイルドシートは、レンタルを上手く活用するのがおすすめです。そこで、チャイルドシートのレンタル活用法をご紹介します。
レンタルを活用して購入よりも経済的に
チャイルドシートの使用期間が決まっている場合、購入するよりもレンタルした方が経済的な場合があります。
たとえば、「新生児から1歳6カ月頃まで使える乳児用のチャイルドシートを使いたい」、「幼児用のチャイルドシートだと狭くなってきたため、6歳になるまで学童用のチャイルドシートを使いたい」時は、レンタルを検討してみるのがおすすめです。
成長に合わせて柔軟に乗り換える
乳児や幼児、学童では体格が異なるため、チャイルドシートは乗り換えが必要になります。
レンタルなら、保管場所や処分の手間を気にせず、成長に合わせて柔軟にチャイルドシートの乗り換えが可能です。
ベビレンタでレンタルするメリット
チャイルドシートのレンタルなら、ベビー用品専門レンタルショップのベビレンタがおすすめです。ここでは、ベビレンタを利用するメリットをご紹介します。
- 豊富な種類から選べる
- 安心のメンテナンスとクリーニング
- 最短で当日発送ができる
- 月額レンタルプランで試せる
豊富な種類から選べる
ベビレンタでは、400種類以上のチャイルドシートの中から、子どもの成長に合ったチャイルドシートを選べます。
必要な機能性やお好みのカラーやデザインも選べるため、快適で楽しいドライブになること間違いなしです。
安心のメンテナンスとクリーニング
ベビレンタでは清掃・出荷部門のスタッフが、返却後と出荷前に品質チェックと清掃の最終チェックをしているため、安心して利用することができます。
拭き掃除にはオーガニック洗剤、滅菌処理にはオーガニックエタノールをしていて、低刺激で環境にやさしい洗剤の使用にもこだわっています。
また、すべてのパーツの掃除が終わった時点においても、組み立て動作確認と汚れや傷がないかチェックし、安全で清潔にチャイルドシートを利用できるようにしているので赤ちゃんもママも安心です。
最短で当日発送ができる
ベビレンタは、最短で当日発送*が可能です。事前予約をしなくても、豊富な種類の中から使いたいものを選んですぐに使えます。
なお、当日発送できるかは、在庫状況や注文時間帯にもよるため、商品ページをご確認ください。
*地域や天候によって最短配送日は異なります。
月額レンタルプランで試せる
ベビレンタの月額レンタルプランは、最低お支払い期間と最大お支払い期間が商品ごとに決まっているプランです。
最大お支払い期間を過ぎると、返却は不要です。先ずはレンタルしてみて、気に入ったらそのまま使い続けたい方にピッタリです。
チャイルドシートで快適なドライブを
チャイルドシートは、新生児から6歳未満の乳幼児が車に乗る時に着用することが道路交通法で義務付けられています。また6歳を過ぎても身長150cm未満の子どもは、車のシートベルトが適正な位置にかからないため、チャイルドシートの継続が推奨されています。
レンタルを上手く活用しながら、お子さんの成長に合ったチャイルドシートで、安全で快適なドライブを楽しみましょう。
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