赤ちゃんの授乳はいつまで?卒乳までの期間を知って負担の少ない母乳育児をしよう

赤ちゃんの授乳はいつまで?卒乳までの期間を知って負担の少ない母乳育児をしよう おすすめ子育てグッズ

赤ちゃんの授乳はいつ(何ヶ月)までかご存じでしょうか。

結論、厚生労働省の発表によると生後12ヶ月〜18ヶ月(1歳〜1歳6ヶ月)頃が多いデータがあります。

さらに、この記事では、授乳する期間をWHOやユニセフ、アメリカ小児学会、日本の厚生労働省で比較します。

また、記事の後半では母乳育児のメリット・デメリットにふれ、ママの負担になりにくい授乳を提案したので参考にしてみてください。

赤ちゃんへの授乳はいつ(何ヶ月)まで

授乳いつまで

そもそも、赤ちゃんの授乳はいつまででしょうか。授乳の期間は以下の機関で発表があり、期間が異なります。

  • WHOやユニセフ
  • アメリカ小児学会
  • 日本の厚生労働省

パパやママが母乳で育てたいと思ったら、目安はありますが母乳育児を続けて良いのが現状です。まずは、推奨する授乳期間をみてみましょう。

WHOやユニセフ

WHO(世界保健機関)やユニセフ(国連児童基金)は、以下のように母乳育児の期間を推奨しています。

  • 生後6ヶ月は母乳だけを飲む
  • 6ヶ月が過ぎたら、栄養が十分な食事をとりながら2歳かそれ以上まで

このように推奨されていますが、世界では、生後6ヶ月間母乳だけを飲んだ赤ちゃんは全体の41%、2歳まで母乳を飲み続けた赤ちゃんは全体の45%にとどまっています。

アメリカ小児科学会

アメリカ小児科学会(AAP)は、以下のように母乳育児の期間を推奨しています。

  • 生後6ヶ月は母乳だけで育てるべき
  • 6ヶ月以降は食事で補完しながら1年以上母乳を与えること

「母乳と母乳育児に関する方針宣言(2012年改訂版)」では、肺炎などの罹患リスク低減の観点から上記が推奨されるとなっています。

日本の厚生労働省

厚生労働省が発行する「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改訂版)」によると、個人差はあるものの、生後12ヶ月〜18ヶ月(1歳〜1歳6ヶ月)頃としています。

この時は、カロリーや栄養素の大部分を食物から摂取できるようになった状態であるとしています。

 

母乳はいつまで出る?

母乳いつまで出る

母乳は生後半年〜1年ほどで減ってくるといわれます。

一般的に、赤ちゃんが母乳を飲む回数が減ると徐々に母乳の出る量が減ってくるとされるからです。

例えば、離乳食をよく食べるようになった、母乳以外の水分を取るようになったことが挙げられます。

母乳は赤ちゃんが吸うと作られるため、赤ちゃんが吸わなくなると作られなくなっていきます。

なお、この期間には個人差があり一概にはいえないのが現状です。

また、卒乳後も半年〜1年くらいは母乳が出続けるとされています。

卒乳と断乳の違い

卒乳 断乳 時期

母乳を与えるのをやめる言葉に、卒乳と断乳があります。

卒乳とは、赤ちゃんが成長し、自然に母乳を飲む回数が減ることをいいます。

一方、断乳は、ママが赤ちゃんに母乳を与えるのをやめることを指します。

断乳には、ママの心身的な負担を和らげたり、職場復帰を目的に行ったりと様々な理由があります。

このように、卒乳と断乳は自然にやめるのか、ママの都合で中止するのかの違いがあります。

まわりのママはいつまでに卒乳したの?

母乳 卒乳 いつ

卒乳の時期で多くみられたのは、子どもが1歳6ヶ月前後で、主な理由は以下のとおりです。

  • 離乳食を3食たべるようになったから
  • 粉ミルクや水分がとれるようになったから
  • 次の赤ちゃんが欲しいと思った

このように赤ちゃんの成長に合わせて、母乳を徐々にやめるのが一般的です。

それぞれ詳しく解説します。

 

離乳食を3食食べるようになった

赤ちゃんは生後半年くらいから離乳が始まり、生後10ヶ月を過ぎると1日3食食べるようになります。

特に歯が生え揃ったあとは、母乳以外を口にできる機会が増え、自然と母乳を飲む回数や量が減るでしょう。

このように離乳食を3食食べるようになったら卒乳が近いといえます。

粉ミルクや水分がとれるようになった

 

母乳以外に、水分をとれるようになると、卒乳が近くなります。

また、中には粉ミルクで子育てをしている方もいらっしゃいます。

母乳には栄養補給以外に水分補給の目的があるため、赤ちゃんが口にできる水分の幅が広がると母乳を飲む量が減ります。

また、ストローやコップから飲めるようになると成長を感じるものです。

このような成長が見られると少し寂しいですが、卒乳が近いでしょう。

次の赤ちゃんが欲しいと思った

次の妊娠を考えた時に、卒乳という選択をする場合があります。

授乳するとオキシトシンが分泌され、子宮を収縮させるはたらきがあるからです。

一般的に分娩後半年以降であれば、妊娠が可能なため次の赤ちゃんを見据えて卒乳を考えるママもいます。

 

母乳育児のデメリット

おっぱい やめる

母乳育児のデメリットは以下のようなものが考えられます。

  • ママの負担が増える
  • 赤ちゃんの授乳量が把握しにくい
  • 職場復帰が難しい

特に、赤ちゃんに直接母乳を与えることは、誰にも代えられない育児です。

まずは、母乳育児のデメリットをお伝えします。

ママの負担が増える

母乳育児のデメリットは、ママの負担が増えることです。

おっぱいから直接赤ちゃんに母乳を与えることは、ママにしかできず、代えがききません。

また、母乳は消化が早く、頻回授乳になりやすいのも特徴です。

このようにママの負担が増えるため、母乳育児のデメリットになります。

 

赤ちゃんの授乳量が把握しにくい

母乳育児では、赤ちゃんの授乳量が把握しにくいのがデメリットです。

哺乳瓶を使えば、赤ちゃんが飲んだ量が目で見て確かめられますが、おっぱいから直接吸う母乳では、感覚的に分かりにくいでしょう。

このように、授乳量が把握しにくいデメリットがあります。

職場復帰がしにくい

職場復帰がしにくいのはデメリットの1つです。母乳育児を継続する場合、職場で搾乳しつつ働く必要があります。

また、職場復帰時に赤ちゃんを保育園に預ける場合、哺乳瓶からミルクを飲むことに慣れていないと、預けられない可能性があります。

このため、職場復帰を考えている場合の対応は知っておいて損はありません。

 

母乳育児のメリット

長期授乳 メリット

母乳育児のメリットは以下のとおりです。

  • 赤ちゃんの成長に必要な栄養を与えられる
  • ママの体を休められる
  • 赤ちゃんとスキンシップができる

赤ちゃんに母乳を与えられる期間は、限られています。

メリットを知り、母乳育児に役立ててください。

必要な栄養を与えられる

母乳育児のメリットは、必要な栄養を与えられることです。

赤ちゃんに必要な栄養が全て含まれており、さらに、赤ちゃんの成長に合わせて成分が変化します。

また、母乳を与えている間は病気になりにくいとされています。

母乳には、細菌やウイルスが体に浸入しても抵抗してくれる成分が含まれているからです。

このように、母乳には赤ちゃんの成長に必要な栄養が含まれています。

 

ママの体を休めて回復を促す

母乳を与えた時に分泌されるオキシトシンには、子宮収縮作用があります。

このため、母乳を与えると子宮を休めることになり、ママが妊娠前の体に戻る回復を助けます。

また、母乳を作るには、多くのカロリーを消費するので増えた体重を元に戻すはたらきもあります。

 

赤ちゃんとのスキンシップが増える

母乳育児では、赤ちゃんとのスキンシップが増え、以下のようなメリットが考えられます。

  • 赤ちゃん:安心感をおぼえる
  • ママ:赤ちゃんの成長を感じる

赤ちゃんとのスキンシップはママと赤ちゃんの両方にメリットがあります。

このような時間は限られているため、大切にしたいものですね。

ベビレンタおすすめの授乳グッズ

ベビレンタでは、授乳をサポートするグッズがレンタルできます。

  • 授乳サポートチェア
  • らくッション ミニ コンビ(Combi) 
  • ナチュラルカーブ ナーシングピロー エルゴベビー(ergobaby) 
  • 授乳用クッション トコちゃんベルトの青葉 

それぞれ特徴が異なりますので、順に解説します。

授乳サポートチェア

 

べビレンタ公式サイトより引用

授乳専用の椅子で、授乳中のママへの負担を和らげます。

主に、授乳室、ベビー休憩室で使用されており、腰あてにより授乳姿勢をサポート

変色に強く、耐アルコール素材のため、消毒できて衛生的です。

 

商品の状態 リユース品
レンタル期間 7泊8日~半年間
レンタル価格 4,780円~25,380円
カラー ノーマル
正規品定価 88,000円〜94,600円

 

授乳サポートチェアをレンタルするならこちら

らくッション ミニ コンビ(Combi) 

べビレンタ公式サイトより引用

授乳時に赤ちゃんを支えるのに役立つのが、らくッションです。

カバーの洗濯ができるので、衛生的です。

1日あたり73円で利用できるのは嬉しいですね。

 

商品の状態 リユース品
レンタル期間 7泊8日~半年間
レンタル価格 2,680円~8,280円
カラー スター
正規品定価 2,376円〜5,940円

 

らくッション ミニ コンビ(Combi) をレンタルするならこちら

 

ナチュラルカーブ ナーシングピロー エルゴベビー(ergobaby) 

べビレンタ公式サイトより引用

授乳時に赤ちゃんを支え、ママへの負担を和らげます。

頭が体に対して上向きになるため、母乳の吐き戻しを防ぎます。

正規品定価が9,900円なので、お試しできるのは嬉しいですね。

 

商品の状態 リユース品
レンタル期間 7泊8日~半年間
レンタル価格 1,980円~4,280円
カラー ブラウン
正規品定価 9,900円

 

ナチュラルカーブ ナーシングピロー エルゴベビー(ergobaby) をレンタルするならこちら

授乳用クッション トコちゃんベルトの青葉 

べビレンタ公式サイトより引用

授乳時はもちろん、簡易ベッドとしても使える授乳用クッションです。

お腹に巻いて固定すると、背筋が伸びるため、ママへの負担も和らげます。

まずはレンタルして、ベッドとしても長く使うなら購入してもいいですね。

商品の状態 リユース品
レンタル期間 7泊8日~半年間
レンタル価格 2,680円~8,780円
カラー イエロー
正規品定価 6,380円~6,985円

 

授乳用クッション トコちゃんベルトの青葉をレンタルするならこちら

ママのペースで母乳育児をしてみよう

 

おっぱい 何 歳 まで

授乳する期間はWHOやアメリカ小児学会や厚生労働省などで異なります。

期間は異なりますが、大切なのは、ママと赤ちゃんがスキンシップをとりながら母乳を与えられる時間を過ごすことです。

授乳グッズも使用しながら無理のない範囲で母乳育児をしてみてください。

 

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