ハイチェアどれがおすすめ?失敗しない選び方のポイント6つ

ハイチェアおすすめ おすすめ子育てグッズ

子供が離乳食を食べるようになると、必要になってくるハイチェア

大人と同じ目線でダイニングテーブルで食事ができるので、子供も食事の楽しさを感じられる椅子です。

ハイチェアは多くのメーカーから多数の種類があり、どのように選べばいいのか迷ってしまうという方も少なくありません。

ハイチェアの選び方や重視したいポイントは、それぞれの家庭ごとに異なりますので、どのようなハイチェアが1番向いているのかを考えてみましょう。

ハイチェア選びで重視したいポイント6つや、ハイチェアの付属品の機能についてもまとめました。

ハイチェア選び方のポイント6つ

どれも同じように見えるハイチェアは、どのように比較し、選べばいいのでしょうか。

ハイチェア選びのポイントを6つをご紹介しますので、家庭ごとに合うハイチェアを選びましょう。

  1. 安全性の高さ
  2. 食事はしやすいさ
  3. 親目線の使いやすさ
  4. 成長の合わせて長く使えるか
  5. スペースや収納性
  6. お手入れのしやすさ

安全性の高さ

ハイチェア安全性

ハイチェアは高さのある椅子なので、安全性の高さは絶対条件であるといえます。

「こども用の椅子なんだから、どれも安全に作られているだろう」と過信してはいけません。

消費者庁によると、ハイチェアから転倒し、頭骸骨陥没骨折で入院したり、後頭部を3針縫合したという事例が報告されています。(参考:消費者庁「ハイチェア(子ども用の座面の高い椅子)からの転落事故に注意!」)

ハイチェアからの転倒を防ぎ、安全に使うには、これらの点を確認しましょう。

  • 股ガードの有無
  • ベルトの有無
  • 脚裏の滑り止めの有無

特に月齢が低くて座位が安定しにくい子には、股の部分にガードがあると安心です。

ベルトがついていると、立ち上がりの心配も軽減されるでしょう。

食事のしやすさ

離乳食を始めたばかりの子供は、食事をする姿勢を整えてあげないと、食事に集中できません。

「なぜか離乳食を食べてくれない」「すぐに飽きてしまう」という悩みがある場合は、食事の姿勢に問題がある可能性があります。

  • 背筋が伸びていない
  • 頬杖をついてしまう
  • 背中と背もたれが離れすぎている
  • 足がぶらぶらしている

上記のようなNG姿勢になっていると、咀嚼がうまくいかず丸飲みになってしまったり、誤嚥の危険もあります。

体の小さな子はクッションを入れてあげて空間を埋めてあげると姿勢が保ちやすくなります。

足置きは膝と足首が90度に曲がる角度が理想的で、しっかりと踏ん張れるような姿勢を目指しましょう。

親目線の使いやすさ

ハイチェアは子供のための椅子とはいえ、親目線での使いやすさも重要な項目です。

具体的には、子供の乗せおろしのしやすさを考えてみましょう。

ハイチェアは長く使える設計のタイプが多数ありますが、1歳半を過ぎると子供のイヤイヤ期が始まります。

できるだけスムーズに乗せおろしができるよう、足回りの空間が広めに設計されているタイプを選ぶといいでしょう。

親の使いやすさという点では、後述する収納性やお手入れのしやすさも含めて総合的に判断するといいでしょう。

成長の合わせて長く使えるか

ハイチェアいつまで

ハイチェアは離乳食スタートから5歳頃まで使えるタイプもあります。

座る位置や足置きの位置を調節できるものであれば、 成長に合わせて子供に合わせた使い方ができます。

座位は2段階・足置きは3段階以上の調節ができるタイプを選びましょう。

細かく調整ができると、正しい姿勢で食事ができるので、食事に集中しやすくなります。

スペースや収納性

安全性や使いやすさばかりに注視してしまいがちですが、使わない時の収納についても考えておきましょう。

ダイニングテーブルに常設するという家庭もあるでしょうし、家族構成や部屋のレイアウトによっては折り畳みができる方がいいという家庭もあるでしょう。

折り畳みができるハイチェアであれば、床の掃除も楽になります。

パーツをバラさないと収納できないタイプもありますので、ワンタッチやレバー操作で折り畳みできるタイプかを確認するといいでしょう。

お手入れのしやすさ

ハイチェア掃除

ハイチェアを使う子供は、必ず食べこぼしをします。

手づかみ食べや遊び食べをする子も多く、食事の仕方を学んでいる時期です。

できるだけ自由にやらせるのが望ましいといわれていますが、食後の掃除や椅子のお手入れはできるだけ楽に済ませたいものです。

  • テーブルや座面に溝が少ない
  • テーブルの着脱可能
  • 洗いやすい素材を選ぶ

小さな食べカスが溝に入り込んでしまうので、溝や凹凸の少ないタイプがいいでしょう。

テーブル部分は最も汚れやすい場所ですが、取り外しができると丸洗いができて清潔に保てます。

またハイチェアといえば木製のタイプを想像する方が多いかもしれませんが、プラスチック製だと水に強く、お手入れがしやすいという特徴があります。

ハイチェアの機能やオプション

ハイチェアは、テーブルや足置きだけでなく、クッションやベルトなどのオプションがついている場合もあります。

これらにはどんな機能があるのか、オプションはどこまで必要なのかを考えてみましょう。

  • ハイチェアのテーブルの有無
  • ハイチェアの素材で選ぶ
  • ハイチェアの足置きの機能
  • ハイチェアの安全ベルト
  • ハイチェアの専用クッション

ハイチェアのテーブルの有無

ハイチェアにはテーブルがついているタイプが多く、 取り外しも可能です。

家族で囲むダイニングテーブルがあるのに、なぜハイチェアにもテーブルがついているのでしょうか。

ハイチェアにテーブルがついていると、このようなメリットがあります。

  • 子供の高さに合わせたテーブル
  • 食べこぼしをキャッチしてくれる
  • まっすぐの姿勢で食べられる
  • 身を乗り出しにくい
  • 取り外して洗える
  • お絵描きやおもちゃ遊びができる

テーブルがついていると、身を乗り出しにくく、子供に合わせた高さで食事ができます。

身を乗り出しにくく安定して座れるようになり、食事以外のシーンでの利用も可能です。

一方でテーブルがついていないハイチェアだと、より近い距離感で食事ができたり、ハイチェアの持ち運びが楽という利点があります。

ハイチェアの素材で選ぶ

ハイチェア素材

ハイチェアの素材は木製だけでなく、プラスチック製のタイプもあります。

  木製 プラスチック製
重さ 重い 軽い
頑丈さ 丈夫 割れやすい
価格 高額になりやすい 安価な物が多い

どちらも利点があるので、生活スタイルに合わせて選ぶといいでしょう。

お手入れとしてはどちらも拭き取りやすいですが、プラスチックの方が色素沈着しにくいという特徴があります。

ハイチェアの足置きの機能

ハイチェアに足置きがあると、姿勢が安定し、集中して食事ができるようになります。

食事の姿勢は、消化やかみ合わせにも影響してくると考えられます。

これを理解していれば、座位の高さの調節だけでなく、足置きの高さの調節も重要であるとわかります。

変なクセがついてしまう前に、離乳食期から正しく座れるように意識するといいでしょう。

ハイチェアの安全ベルト

ハイチェアのように高さがある椅子でも、子供はお構いなしに食事中に立ち上がったり、抜け出そうとします。

落下や椅子の転倒の心配がありますので、安全ベルトを装着できると安心です。

腰の部分から固定するベルトが最初からついているタイプや、オプションで追加購入が必要なタイプもあります。

「大人のお皿から食べ物を取ろうとして手を伸ばした」というシチュエーションも出てくる可能性があり、カットされていない食材を口に入れたり、辛い味の食材を誤って口に入れてしまうかもしれません。

心配なのは転倒や落下だけではないと覚えておきましょう。

ハイチェアの専用クッション

ハイチェアクッション

ハイチェアには専用のクッションが付いている場合もあります。

オプションとして別で購入する物がほとんどですが、「わざわざクッションが必要なのか?」と悩んでしまう方もいるでしょう。

ハイチェアにクッションを付けると、このようなメリットがあります。

  • 滑ってずり落ちる心配が減る
  • 長時間座らせても疲れにくい
  • 腰のサポートになる

離乳食初期や体の小さな子には、クッションがあると支えのサポートとして重宝するでしょう。

またテレビを見せたりと、食事以外でも座らせるのであれば、疲れにくいといったメリットもあるかもしれません。

ただしハイチェアのクッションは、洗濯が面倒だという声もあります。

食べこぼすけど拭き取りができないので必然的に洗濯が必要になりますが、厚みがあるので乾きにくいのです。

ハイチェアのクッションは、必要に応じて買い足していくアイテムという認識でも問題ないでしょう。

レンタルおすすめのハイチェア

「どんなハイチェアがいいか決められない」「実際に使ってから決めたい」という場合は、レンタルがおすすめです。

レンタルできる、おすすめハイチェアをご紹介します。

  • 木製ハイチェア スワルン カトージ(KATOJI)
  • tatameru たためる ベビーハイチェア(大和屋)
  • 木製ハイチェア マール カトージ(KATOJI)
  • ハイチェア ベビービョルン(BabyBjorn)

木製ハイチェア スワルン カトージ(KATOJI)

ハイチェアカトージ

べビレンタ公式サイトより引用

カトージのシンプルなタイプのハイチェアです。

座面や足置きの高さの調節がワンタッチでできるので、レンタル品でもすぐに使いやすい高さで使用できます。

安全ベルトだけでなく、股ガードもついているので、座位が不安定な子でも安心して座れます。

定価価格もお手頃なので、後に購入を考えている方のお試し使いとしてのレンタルもおすすめです。

レンタル品の状態 リユース品
レンタル期間 3泊4日~1年間
レンタル料金 3,780円~10,980円
レンタル品カラー ナチュラル
テーブル
安全ベルト
素材 木製
参考定価価格 16,280円

木製ハイチェア スワルンをレンタルする

tatameru たためる ベビーハイチェア(大和屋)

たためるベビーチェア

べビレンタ公式サイトより引用

「使わない時は収納したい」「たためるタイプのハイチェアがいい」という方におすすめのハイチェアです。

木製でしっかりしたつくりでありながら、たたんだ状態での奥行は25cmまでコンパクトになります。

テーブルは後ろに回せるので、家族と同じテーブルで食事を楽しむというスタイルでの使用も可能です。

レンタル品の状態 新品/リユース品
レンタル期間 1ヶ月~6ヶ月
レンタル料金 4,298円~8,008円
レンタル品カラー ナチュラルダークブラウンライトブラウン
テーブル
安全ベルト
素材 木製
参考定価価格 12,980円

tatameru たためる ベビーハイチェアをレンタルする

木製ハイチェア マール カトージ(KATOJI)

ハイチェアカトージ

べビレンタ公式サイトより引用

秋田木工という100年以上の歴史のある日本で唯一の曲木家具専門ブランドとカトージのコラボ商品です。

高額ではありますが、良質な物を使いたいという考えのご家庭におすすめです。

テーブルやベルトといった付属品がないので、しっかり1人で座れるようになった子に使用するようにしてください。

熟練の職人の技術による美しい曲線は、食卓を華やかに演出してくれるでしょう。

レンタル品の状態 新品/リユース品
レンタル期間 1ヶ月~1年間
レンタル料金 29,780円~45,780円
レンタル品カラー スノーグレーナチュラル
テーブル
安全ベルト
素材 木製 ソフトレザー
参考定価価格 38,500円

木製ハイチェア マール カトージをレンタルする

ハイチェア ベビービョルン(BabyBjorn)

ハイチェアベビービョルン

べビレンタ公式サイトより引用

お手入れのしやすいプラスチック製のハイチェアでおすすめなのが、こちらです。

座らせやすいけど、子供が自分では抜け出しにくい設計となっているのが特徴です。

折り畳みも可能で、プラスチックなので木製のハイチェアより軽く、移動させやすいという利点があります。

ベビービョルンでは廃版となっていますので、使うのであればレンタルがおすすめです。

レンタル品の状態 リユース品
レンタル期間 1ヶ月~1年間
レンタル料金 6,080円~19,180円
レンタル品カラー ホワイトパウダーピンクライトグリーン
テーブル
安全ベルト
素材 プラスチック
参考定価価格 33,000円

ハイチェア ベビービョルンをレンタルする

ハイチェアはレンタルがおすすめ

ベビーグッズは使える期間が限られており、購入を躊躇する方も少なくありません。

レンタルであれば実際に子供が座って食事をしながら使用感をチェックできるという、大きなメリットがあります。

乳幼児期の子供の成長は目まぐるしく、必要なグッズは常に変化していきます。

何を購入し、何をレンタルにするのか、という選択も必要になってくるでしょう。

子供の安全を確保しながら、日々の成長を見守っていきたいものです。

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