持ち運びに便利!簡易ベビーベッドの種類と選ぶ時の注意点!

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「産まれたばかりの赤ちゃんは1日のほとんどを寝て過ごします」と言われると、赤ちゃんはずっとベッドの上で寝てくれているイメージをもちますよね。
でも実際は、昼夜問わず オムツを替えたり、ミルクを3時間おきに与えたりと、ベッドから下ろしたり抱き上げたりすることが多いです。

そんな毎日のお世話でママやパパの負担を減らすために、簡易ベビーベッドは最初に用意したいアイテムの一つと言えます。

この記事ではそれぞれのお家に合った簡易ベビーベッドのタイプと、ベビーベッドを選ぶときに注意すべき点について解説します。

簡易ベビーベッドにはどんな種類がある?

簡易ベビーベッドとまとめて呼ばれますが、主に以下の3タイプに分けられ、使用シーンや用途が異なります。

・ワゴンタイプ

・床置きタイプ

・プレイヤードタイプ

簡易ベビーベッドの機能性や特徴、他のベビーベッドと比較した利点について紹介するので、参考にしてください。

 

ワゴンタイプ

ワゴンタイプのベビーベッドは、ベッドの足にキャスターがついていて、簡単に移動できるのが特徴です。ベビーコットがワゴンに組み込まれる形なので、産院で使用されているものと似た形が多く、お世話のしやすさはピカイチです。

寝室だけでなく、リビングやキッチンにも赤ちゃんを寝かせたまま動かせるので、家事をしながらのお世話もスムーズです。また、ワゴンタイプのほとんどにベッド下収納がついているため、オムツやおしり拭きをすぐに取り出せる便利さも魅力の一つといえます。

●ワゴンタイプの簡易ベビーベッドを使用しているママの声

 

床置きタイプ

簡易ベビーベッドの中で最も持ち運びがしやすく、お部屋のスペースを取らないのが床置きタイプのベビーベッドです。持ち手のついたクーハンや、添い寝に使えるベッドインベッドも床置きタイプの1つです。

高さのあるベッドと違い、床置きタイプは安定感があり、取り外して洗える布団やシーツが付属している商品もあるのでお手入れも簡単です。

折りたたんで鞄のように運べるベッドもあるので、里帰り出産や帰省を予定している場合はもちろん、お出かけ旅行先で赤ちゃんを置く場所にも困らず重宝します。

●床置きタイプの簡易ベビーベッドを使用しているママの声

 

 

プレイヤードタイプ

他の簡易ベビーベッドよりも長く使えるのがプレイヤードタイプの特徴です。ベビーベッドとしてはもちろん、赤ちゃんが成長して動けるようになっても、ベビーサークルの代わりとして使い続けることができます。収納できる商品が多いので、ベビーベッドとして使わなくなっても場所を取らずに置いておける利点もあります。

また側面がメッシュ素材でできているベッドが多いため、小さな兄弟がベビーベッドをよじ登ろうとしたり、赤ちゃんが頭を打ってケガをする心配も少ないです。

 

●プレイヤードタイプの簡易ベビーベッドを使用しているママの声

 

兄弟だけでなく、わんちゃんや猫ちゃんがいる家でも、プレイヤードタイプの簡易ベビーベッドは重宝するようです。

簡易ベビーベッドを選ぶときに気を付けたいポイントは?

簡易ベビーベッドの種類や特徴についてわかっていても、どれを買うか決めるには、以下の3つのポイントを抑える必要があります。

・兄弟・ペットがいる

・家の日当たり

・お世話をする場所

簡易ベビーベッドとは言ってもタイプによってはかなり部屋のスペースを圧迫します。そのためベッドの性能だけでなく、家や家族に合った大きさ・機能を備えたベッドを選ぶ必要があります。

 

小さな兄弟やペットから赤ちゃんを守れるか

小さな兄弟やペットを飼っている家では、赤ちゃんを事故から守れるようなベビーベッドを選ぶことが大切です。産まれたばかりの赤ちゃんは動くことができないので、兄弟が転んでぶつかっても避けられません。わんちゃんや猫ちゃんはじゃれただけでも、肌の弱い赤ちゃんを爪や歯で傷つけてしまうと、ケガや感染症を起こしてしまう危険性もあります。

 

寝室の日当たりと日中の日当たりの違い

産まれたばかりの赤ちゃんでも明るさを認識することができます。そのため日中は陽の光が入るお部屋で過ごし、夜は暗いお部屋で寝ることで、1日のリズムを整えていくことができます。一般的に寝室は北側に配置されることが多いため、日当たりは悪いです。寝室にベビーベッドを置いて、日中は日当たりのよいリビングで過ごせる簡易ベッドを使うのもよいでしょう。

 

ママが夜間や日中に赤ちゃんをお世話する場所

生後3か月くらいまでの赤ちゃんは3時間おきに授乳が必要となります。夜中でもミルクを作ったり母乳をあげたりするので、ママやパパが寝ぼけて赤ちゃんを落としそうになる危険性もあります。そのためママとパパが寝る場所に合わせて、赤ちゃんはどこで寝かすのが良いか?を考える必要があります。

いまの家に合った簡易ベビーベッドはどれ?

簡易ベビーベッドを選ぶポイントと合わせて、今住んでいる家に合わせたベビーベッドを選ぶためには、以下の2つを考える必要があります。

・マンションか一軒家

・パパママが寝るのは布団かベッド

赤ちゃんのお世話をする同線が整っていると、赤ちゃんが安全に過ごせるだけでなく、ママのストレスを軽減してくれます。今住んでいるお家にはどんなベビーベッドが適しているのか確認してみましょう。

●ベッド選びに後悔が残っているママの声

 


ベビーベッドは高価な買い物です。慎重に選んで後悔のないようにしたいですね。

 

一戸建て住みならベビーベッドを2つ準備

2階建てのお家では寝室とリビングが違う階の場合が多いので、日中と寝室にそれぞれ赤ちゃんが寝るスペースを準備するとお世話をスムーズに進められます。

寝室はママとパパに合わせ、ベッドなら頑丈な木製ベビーベッドが安全です。また、リビングでは床置きタイプやコンパクトに畳めるプレイヤードタイプが使いやすいでしょう。

ベビーラックやハイローチェアで代用するという方法もあります。

 

戸建てにおすすめの簡易ベビーベッド

ハイタイプベッド ツーオープン(ヤマサキ)

幅が70㎝と小さいミニタイプの木製ベッドで、寝台の高さを70cmまであげることができます。ママやパパがベッドで寝ているなら、ハイタイプのベッドにすると、夜間の赤ちゃんのお世話もスムーズです。

 

ココネル エアー AB(アップリカ)

 

通気性のあるマットが特徴のベビーベッドです。里帰りにも持っていける折りたたみ可能なプレイヤードタイプなので、リビングでも長く使えて重宝します。

 

ポータブルベビーベッドおむつ替えテーブル付 (カトージ)

ベビー布団が使える大きさながら、レギュラーサイズのベビーベッドよりも小さく、スペースを取りません。
折りたたみができ、専用の収納袋に入れて持ち運べるため、お出かけの際にも持ち運びしやすく便利です。
また、お子様が大きくなったらベビーサークルとしても利用でき、側面はメッシュ素材なので赤ちゃんの様子を確認できて、安心ですね。

 

マンションならキャスター付きのポータブルベビーベッド

マンションに住んでいる場合は寝室とリビングの行き来がしやすい家が多いので、ポータブルベッドがおすすめです。

日中は日当たりのよいリビングで一緒に過ごし、夜になったらベッドごと寝室に移動すれば、2台ベッドを用意する必要もありません。

 

マンションにおすすめのポータブルベビーベッド

ベビーコット アニーナ(Pali)

Annina culla.jpg

引用:https://www.pali-japan.com/annina

産院で赤ちゃんが寝ているベビーコットに似ていて、お世話のしやすさはもちろん、高さ調節ができるので添い寝にも向いています。

イタリアのベビーブランドが手がけたベビーベッドなので、デザインもスタイリッシュで、家具にこだわるママにもおすすめです。

 

コンパクトベッド ツーオープン ミニベッド(ヤマサキ)

コンパクトベッド ツーオープン ミニベッド

 

幅が70㎝と小さいミニタイプのベッドで、寝室とリビングの移動もしやすく、木製なので丈夫さも兼ね備えています。またベッドの両サイドが開くため、おむつ替えや、ベッドを置く場所も考えやすいです。

 

赤ちゃんと同じベッドで添い寝するならベッドインベッド

ママの寝る場所がベッドでも、お布団でも、赤ちゃんと添い寝をする場合にはベッドインベッドが活躍します。特に兄弟も一緒に寝る場合は、寝相が悪く赤ちゃんに当たらないか心配になると思います。ベッドインベッドは赤ちゃんを囲む形状になっていて、家族の寝相が悪くても守ってくれます。産後のママはちょっとのことでも赤ちゃんが心配になり、寝付けないことがあるため、ママの安眠のために使用するのもよいですね。

 

添い寝におすすめのベッドインベッド

ベッドインベッドエイド ファルスカ(farska)

新生児期から添い寝ができるように、赤ちゃんの安全に配慮した特徴的な三角のクッションが、大人の寝返りからも守ってくれます。クッションは幅を変えることができるので、長く使えるのも利点です。

帰省や旅行が多い場合は床置きタイプが便利

里帰り出産をしたり、産後に実家に帰る頻度を増やす予定がある場合は、床置きタイプの簡易ベビーベッドが活躍します。自分の家と違い、実家は赤ちゃんを迎える体制が整っていないため、産後のママにとってストレスが大きいです。でも赤ちゃんの寝る場所さえ確保できていれば、ママも安心できるので、まだ何も実家と相談していない里帰り予定のママは床置きタイプの使用を検討しましょう。

 

帰省や旅行にも使える床置きベッド

コンパクトベッド ライト

赤ちゃんの眠りやすさから収納の手軽さまで、細かな工夫がされており、使い勝手の良さが秀でた簡易ベッドです。ラージサイズもあるので、2~3歳まで長く使うこともできます。

簡易ベビーベッドと一緒に使いたくなる便利なベビーグッズ

赤ちゃんのお世話にはいろいろなベビーグッズ・ベビー用品が必要になってきますよね。
ここではベビーベッドと一緒に使うと便利なベビーグッズを紹介していきます。

 

ベビー布団

赤ちゃんが直接寝る場所なので、ベビーベッドをレンタルする場合でもベビー布団は購入したり、綿100%の肌にやさしい素材を選びたいママが多いです。また、おしっこやうんちが漏れたり付いてしまうことは日常茶飯事なので、衛生面が気になるママは、布団ごと洗えるベビー布団がおすすめです。

 

ベビー ミニ組ふとん8点セット (西川)

大手寝具メーカーが作った赤ちゃん用のふとんなので、掛けふとんは埃の出にくいポリエステル綿が使用されていたり、敷ふとんは手洗いができ、その他の寝具は洗濯機で洗うことができます。

ベビーベッドガード

産まれて1〜2ヵ月の赤ちゃんはまだ動かないので、ベッドに頭をぶつける心配はほとんどありません。赤ちゃんが初めて動き出すのは寝返り練習のときですが、寝返りは本当に突然できるようになります。そのため木製のベビーベッドを使用するなら最初からベビーベッドガードの準備をするとよいでしょう。

●ベビーベッドガードの設置に対する先輩ママの声

 

 

寝返りを始めたばかりの赤ちゃんは、寝たまま寝返りをしてその勢いで起きてしまうことがあります。赤ちゃんだけでなく、ママの安眠の為にもベビーベッドガードは早めの設置がおすすめです。

 

ベビーベッドガード クラウド レギュラーサイズ

引用:https://puppapupo.com/collections/bedguard/products/301391

パイル生地と合うかわいいデザインが特徴ですが、厚みのある柔らかなウレタンを使用しているので、ベッドに頭をぶつけても安心できます。

 

キャノピー

見た目の可愛さはもちろんですが、体温調節が苦手な赤ちゃんにエアコンの冷風や暖房の温風が直接かからないようにしてくれる役割があります。昼夜の区別がついてくると、日中のお昼寝の時に眩しすぎると早く起きてしまう赤ちゃんもいるので、遮光できるものも良いでしょう。

天井から吊るすだけで簡単に設置ができ、洗濯も可能なため使い勝手が良いです。またカラーバリエーションが豊富なので、お部屋の雰囲気と合ったキャノピーが選べます。

簡易ベビーベッドの使用期間は短いのでレンタルが断然お得

赤ちゃんを迎え入れる準備として最初に迷うことが多いのは、そもそもベビーベッドを使うかどうかです。実はベビーベッドを使える期間は短く、お下がりでもらってくれる友人や家族がいればよいですが、買っても直ぐに捨ててしまうパパやママも多いです。ベビーグッズの中でもベビーベッドはレンタルが主流になりつつある理由をみていきましょう。

ベビーベッドが活躍するのは6か月まで

ベビーベッドは動き始めた赤ちゃんにはあまり向いていません。

特に寝返りができるようになると、赤ちゃんは自分の体を動かせるのが楽しくなり、寝返りで移動できるようになる赤ちゃんもいます。中にはズリバイやハイハイを飛ばしてつかまり立ちをする赤ちゃんもいるため、ベビーベッドを使える期間は6か月ころが目安になります。

 

●ベビーベッドの購入に対するママの体験談

 

ベビーベッドが活躍できる期間が短いことを知っているママたちからは、購入は不要で良いベッドを買うことや、レンタルで十分といった声がありました。

寝返り練習を始めたらベビーベッドは危険

柵があっても、ハイタイプのベビーベッドに動き始めた赤ちゃんを寝かせておくのは危険です。

プレイヤードタイプのベビーベッドなら寝返りで頭や顔を柵にぶつけてもケガの危険性は下がります。しかし、寝返りの練習をしている時期は、もし寝返りができたとしても仰向けに戻れないので、目が離せない時期には変わりありません。

 

使わなくなったベビーベッドは邪魔になる

ベビーベッドを使わなくなる生後6か月以降、ベビーベッドの置き場所に困るだけでなく、赤ちゃんがベビーベッドの周りで遊んだりすると危険なため、邪魔になってしまいます。

簡易ベビーベッドでのプレイヤードタイプや、床置きタイプであればコンパクトに収納することも可能ですが、一度片づけてしまうと使う機会は減り、場所を取るだけになってしまいます。小さくした場合でも、一般ごみで出せる規定の長さ以上のベビーベッドがほとんどなので、粗大ごみとして廃棄が必要となり、手間もかかります。

●ベビーベッドが邪魔になってしまった先輩ママの声

 


赤ちゃんの成長に合わせて不要にはなるものの、やはりせっかく購入したベビーグッズは捨て辛く、誰かに使って欲しいと思うママも多いようです。

 

レンタルなら配送から返却まで対応してくれる

ベビーベッドのレンタルは配送から返却までスマホで完結できるので簡単です。

1ヵ月から利用可能なベビーベッドが多く、延長をしたい場合もスマホで手続きできます。レンタル期間が決まっていれば、使わなくなったベビーベッドで部屋を狭くすることもなく、赤ちゃんの成長に合わせて新しいベビーグッズを購入するきっかけにもなります。

ママやパパが赤ちゃんのお世話をしやすい環境にすることが大切

簡易ベビーベッドの種類が豊富で選ぶのも一苦労かと思いますが、どんなベビーグッズを使うときでも選ぶときに大切なのは、日々のお世話を少しでも楽にすることです。

海外で人気なおもちゃやグッズ、知育になるアイテムを使っても、使うことにママが疲れてしまっては意味がありません。

赤ちゃんのお世話をする同線が整っていると、赤ちゃんが安全に過ごせるだけでなく、ママのストレスを軽減してくれます。

必要なときに必要な分だけ便利なベビーグッズを使って、少しでも楽しく赤ちゃんの成長を見守ることができる環境づくりをしてみましょう。

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