ベビーベッドはいらない?メリット・デメリットを知って快適な睡眠環境作りを

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出産準備の中でも、ベビーベッドを用意するかを悩む方は多いはず。

赤ちゃんがよく寝てくれるかどうかで、育児の負担は違うもの。だからこそ、ご家庭でベビーベッドが必要かどうか一度吟味するのがおすすめ。今回の記事では、ベビーベッドがいるか?いらないか?を判断するために役立つ、ベビーベッドのメリット・デメリットをご紹介します。

赤ちゃんの快適な睡眠環境を準備をしよう

赤ちゃんは寝ている時間が長いですよね。赤ちゃんがよく寝てくれれば、ママや家族もその分休めるもの。しかし寝つきが悪かったり寝てもすぐに起きてしまうと、ママたちはちょっぴり大変かも。上の子やペットがいるご家庭は、日中赤ちゃんが安全に寝れる居場所の確保も必要。

そんなときに活躍するベビー用品がベビーベッド。しかし、「用意したけど使わなかった」、「使用できる期間が短かった」、「用意すれば良かった」など、赤ちゃんの成長ペースや家庭環境によっていろいろなケースがあり、さまざまな声があるのも事実。

赤ちゃんやご家庭にとってベビーベッドがいるかいらないかを判断するためには、ベビーベッドのメリット・デメリットを知ることが大切なのです。

 

ベビーベッドはいらない?デメリットをご紹介

ベビーベッドは、用意したものの思ったよりも使わなかったという経験をしたママもいます。安いものではないので、準備したのに後悔はしたくないですよね。そこで、ベビーベッドがいらなかったと感じるデメリットをご紹介します。

思ったよりも早く使えなくなる

ベビーベッドを赤ちゃんの寝る場所として用意する場合、一般的に12ヶ月(1歳)、24ヶ月(2歳)までのタイプから選ぶと思います。

しかし、対象年齢よりも早くベビーベッドを卒業した赤ちゃんもいるのです。その理由として、生後5ヶ月~6ヶ月頃になると赤ちゃんが寝返りをして、柵に手や足をぶつけて起きてしまうこと。生後8ヶ月~9ヶ月頃につかまり立ちをして、柵を乗り越えようとして危険を感じたことなどがあります。

場所をとる

ベビーベッドは、部屋の中で場所を取るのが難点。赤ちゃんが生まれると他にも着替えやおもちゃなど色んな物が増えるので、ベビー箪笥やおもちゃ収納箱も置く可能性があります。これを踏まえて、ベビーベッドを置くスペースがあるかを考えておくと良いでしょう。ベビーベッドには未使用時に折りたためるタイプもあるので、場所をとるのが気になる方は検討を。

添い寝ができない(タイプもある)

ベビーベッドには、添い寝ができないタイプも多くあります。添い寝ができないと、赤ちゃんがミルクの吐き戻しをしていないかや寝返りしたままうつ伏せして顔が布団にうずくまっていないかなどが気になることがあります。就寝中にママが、その都度立ち上がって様子をみるのは大変です。反対に、赤ちゃんが起きた時にママの顔が見えず不安になって泣いてベッドを嫌がる可能性もあるでしょう。

転落や事故に注意が必要

安全基準を満たしたベビーベッドでも、転落や事故の可能性は0ではありません。ベビーベッドの中で寝ている間に家事をしていたら、赤ちゃんが柵を乗り越えて転落してしまう可能性もあります。また、ベビーベッド下部の収納扉が不意に開いている状態で、赤ちゃんが間に滑り落ちてしまい、開いた収納扉とベビーマットレスの間に挟まれてしまう事故も発生しています。日頃から転落や事故が起きないよう気を配る必要があるのです。

 

あって良かった!ベビーベッドのメリットをご紹介

ベビーベッドは、赤ちゃんの快適な眠りをサポートしてくれます。さらに、産後のママの身体の負担を抑えながら赤ちゃんのお世話ができ、あって良かったと思うポイントがたくさん。ベビーベッドが赤ちゃんとママにもたらすメリットをご紹介します。

快適な睡眠環境をサポート

ベビーベッドは、冷えや周囲の歩く音から赤ちゃんの睡眠を守ってくれます。床に近い布団は、体温調節機能が未熟な赤ちゃんは寒いと感じることも。また、布団だと上の子や大人の歩く足音で起きてしまうこともあります。ベビーベッドは、床から離れているので寒さや歩く振動を感じにくく、快適な睡眠環境を作るのにピッタリと言えるのです。

ハウスダストから守りやすく衛生的

ハウスダストがまいやすい高さは、一般的に床から30cmです。ベビーベッドは、床から40cm以上の位置で寝れるタイプが多くあり、ハウスダストの影響を受けにくいと言われています。抵抗力の弱い赤ちゃんは、ハウスダストを吸い込むことがアレルギーの原因になりかねません。赤ちゃんをハウスダストから守るためには、ベビーベッドが最適なのです。

産後、無理ない姿勢でお世話可能

産後のママは、腰痛に悩んでいたり、立ったり座ったりする動作がしんどく感じると思います。ベビーベッドの高さがあれば、無理のない姿勢でおむつ交換など赤ちゃんのお世話がしやすいです。また、赤ちゃんは抱っこが大好き。ベビー布団だと低い位置から赤ちゃんを抱えて立ち上がる必要があります。ベビーベッドなら立ったままの姿勢で赤ちゃんを抱っこできるので、ママの体の負担を抑えられます。

幼い上の子やペットからガード

幼い上の子やペットがいると、わざとではないものの赤ちゃんに怪我をさせてしまう可能性があります。ベビーベッドがあれば、赤ちゃんを踏んでしまったり、赤ちゃんに物を落としてしまうなどの事故が防げます。また、上の子は寝ている赤ちゃんに触りたくなることも。ベビーベッドは、赤ちゃんの睡眠を妨げないようにすることもできるのです。

 

ベビーベッド選びで失敗しない!選び方のポイント

ベビーベッドは、ご家庭に合わないベビーベッドを選んでしまうと使いにくく、用意したのに使わなくなってしまう理由になります。とはいえ、ベビーベッドを初めて使う時は、選び方に悩みますよね。そこで、ベビーベッド選びで失敗しない、選び方のポイントをご紹介します。

置けるサイズか

ベビーベッドには標準サイズ(約120cm×70cm)とミニサイズ(約90cm×60cm)などがあります。標準サイズは広々としていて、赤ちゃんがゆったりと寝れることやオムツ交換しやすいといったメリットがあります。ミニサイズはコンパクトながらも赤ちゃんが快適に寝れる環境が作れることに加え、収納や移動に便利な特徴があります。設置場所や使用期間に合わせたサイズを選ぶと失敗が少ないですよ。

使いやすいタイプか

ベビーベッドは、使い勝手の良いタイプを選べば育児がぐんっと楽になります。キャスター付きなら、寝室とリビングをママ1人でも楽に移動できます。メッシュ素材なら、寝ている時に赤ちゃんの手や足がぶつかっても痛くありません。ツーオープンなら側面と前面から扉が開くので、就寝中は側面の扉から、日中は前面の扉からお世話をすれば、赤ちゃんもママも快適に過ごせます。

安全基準は満たしているか

ベビーベッドは、赤ちゃんの命を守るために、安全基準を満たしたことを証明する「PSCマーク」と「SGマーク」がついているものを選びましょう。「PSCマーク」とは、一般消費者の生命又は身体に対する危害の防止を図るために、国が定めた基準に合格した製品につけられるもの。「SGマーク」は、一般財団法人製品安全協会の基準にクリアした商品につけられ、もしも事故があったときに賠償措置まで設けられています。

出典:消費生活用製品安全法

出典:一般財団法人製品安全協会

折りたためるか

ベビーベッドは場所をとるので、未使用時に折りたためるかは確認しておきたいポイントです。新生児のときは、ベビーベッドの上で過ごす時間が長いですが、徐々に起きている時間が長くなってきます。ベビーベッドが折りたためれば、起きている間の赤ちゃんの活動場所が広くとれます。また、第2子、第3子を考えている方は折りたためれば未使用時の収納場所に困りません。

床下の収納スペースは必要か

ベビーベッドには、床下に収納スペースがあるタイプとないタイプがあります。なくなると困るオムツは、ストックしているご家庭も多いはず。収納スペースがあれば、オムツやお尻拭きなどのストックを下に置けて便利です。赤ちゃんが寝るだけのシンプルなベビーベッドで十分なら収納スペースはいりません。ベビーベッドによっては、収納スペースが無い方が安く購入できる場合もあります。

信頼できるメーカーか

ベビーベッドは、さまざまなメーカーで製造されていますよね。「PSCマーク」と「SGマーク」がついている安全なベビーベッドを選ぶのはもちろん。その他にもメーカー独自でさらに厳しい安全基準やこだわりを設け、より安全にベビーベッドを製造しているメーカーがあります。信頼できると思うメーカーのベビーベッドを選ぶようにしましょう。

ベビーベッドは買う?レンタル?判断基準を確認

ベビーベッドは、けっして安いものではありません。出産準備品の中では、高価なもの。買った方がお得か、レンタルした方がお得かを考える方も多いはず。そこで、購入がおすすめの場合とレンタルがおすすめの場合の判断基準をご紹介します。

買う方がおすすめの場合

収納する場所がある

ベビーベッドは、赤ちゃんによっているかいらないか?いつまで使えるか?はさまざまです。ベビーベッドとして使わなくてもベビーサークルとして活用したり、第2子や第3子を予定していて使う時まで保管することも。未使用時に収納する場所があって保管できるなら、購入した方がレンタルよりお得にベビーベッドを利用できるでしょう。

新品を使いたい

ベビーベッドのレンタルは、殺菌消毒されているので衛生面に心配はなく、不備のないものが届きます。とはいえ、使用感が気になる方もいるでしょう。その場合は、赤ちゃんのために新品を用意する方がおすすめ。ピカピカの新品ベビーベッドなら育児が楽しくなり、可愛い我が子がもっと愛おしく感じるはずです。

第2子、第3子を検討している

ベビーベッドは使用期間によってはレンタルした方がお得の場合もありますが、長く使う場合や第2子や第3子を検討している場合は買った方がお得です。赤ちゃんの性格はさまざまなので、第1子が使わなくても、第2子、第3子はよく使うこともあります。先を見越して買うのも良いでしょう。

レンタルがおすすめの場合

必要な時期だけ使いたい

ベビーベッドのレンタルは、使いたい期間を選んで必要な時期だけ使えるのが嬉しいポイント。1週間、2週間、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月などから選べます。赤ちゃんが成長したら、布団で寝かせたい、第2子の赤ちゃんを月齢の低い時期だけ上の子の手の届かない安全なベビーベッドで寝かせたいなど、元々使用期間を決めている方にはベビーベッドのレンタルがピッタリです。

収納場所がない

ベビーベッドは、折りたためるタイプでも収納場所の確保は必要です。収納できないと置いたままになってしまい、埃をかぶったり、幼い子どもがぶつかってしまうことも。第2子、第3子を検討している場合でもきちんと収納していないと、いざ使おうと思った時に破損などで使えないこともあります。未使用時の収納場所がない場合は、レンタルした方が安心・安全です。

赤ちゃんに合うか試したい

ベビーベッドは赤ちゃんの快適な眠りをサポートするものですが、ベビーベッドが嫌いな赤ちゃんもいます。新生児の時は寝てくれていたのに、月齢が上がっていくうちに嫌がるお子さんも。また、ママとパパが布団で寝ている場合でも、ベビーベッドを試してみたいと思うことがありますよね。ベビーベッドを試して合わなかった場合、収納場所や処分方法に困らないのでやっぱりレンタルは便利です。

里帰り中に使いたい

里帰り出産をしているとき、赤ちゃんの寝る場所をどうするか悩むことがあると思います。ベビー布団やベビーベッドを用意することになると思いますが、住んでいる家と実家を移動させるには大荷物。そんな時は、里帰りの期間だけベビーベッドのレンタルがおすすめです。ベビーベッドなら床から高さがあるので、産後で体が大変なママのみならず祖父母も赤ちゃんを抱っこしやすいと思いますよ。

ベビーベッドはどれがおすすめ?

ご家庭に合うベビーベッドが見つかれば、育児の負担の軽減まで見込めるベビーベッド。とはいえ、さまざまな種類や使い方があるのでどれにしたら良いのか悩みますよね。そこで、前述のベビーベッドの選び方を元に、おすすめのベビーベッドとおすすめするポイントをご紹介します。

お世話楽々!コンパクトベッド ツーオープン:ヤマサキ

項目 詳細説明
サイズ 外径 幅68×長さ94×高さ116cm
内径 幅60×長さ90cm
重量 約19kg
機能 床板高さ2段階調節(上段のとき 床から約70cm 下段のとき 床から約45cm)
前枠扉スライド式開閉 (上下にスライドします)
4輪キャスター付 (全てストッパー付)
収納棚付き
材質 ブナ材(エコウレタン塗装)

ヤマサキ コンパクトベッド ツーオープンは、ハイタイプ、ツーオープン、ミニサイズベビーベッドです。楽な姿勢でお世話ができるだけでなく、キャスター付きなのでママ1人でも移動が楽々できます。ツーオープンなので、赤ちゃんの姿勢を変えることなく日中のオムツ変えが可能。床下には収納スペースもあるので、オムツなどのストックもまとめて置けますよ。

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添い寝ができる!ツーオープンベッド b-side mini:ヤマサキ

項目 詳細説明
サイズ 外径 幅72×長さ95×高さ89cm
内径 幅60×長さ90cm
重量 約23kg
機能 床板高さ2段階調節
(床から45、40?p)
前枠扉スライド式開閉 横枠扉開閉式(手前に倒れます)4輪キャスター(全てストッパー付)
収納棚付(収納扉2ヶ所)(ご注意)
床板の高さを1段目(床から45cm)にセットしてベッドの前枠を 下げたときは
前枠とマット面(床板に固綿マットを敷いた状態)はほぼフラット になりますが、
床板を2段目(床から40?p)にセットした場合は、 前枠を下げたとき、
前枠とマット面はフラットにはなりません。前枠がマット面よりも 数センチ上になります。

ヤマサキ ツーオープンベッド b-side miniは、添い寝ができるミニサイズベビーベッドです。ママのベッドとほぼ同じになるような高さに設計されているので、夜の授乳の負担を軽減してくれるのが嬉しいポイント。ツーオープンタイプなので、就寝中は側面から赤ちゃんのお世話を、日中は赤ちゃんの体勢やお部屋に置く位置に合わせて前面の扉を開けてお世話も可能です。

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広々とお世話できる!ハイタイプベッド ツーオープン:ヤマサキ

 

項目 詳細説明
サイズ 外径 幅78×長さ125×高さ116cm
内径 幅70×長さ120cm
重量 約26kg
機能 床板高さ2段階調節(上段のとき 床から約70cm 下段のとき 床から約45cm)
前枠扉スライド式開閉 (上下にスライドします)
4輪キャスター付 (全てストッパー付)
収納棚付き※お布団、マットは付属していません。別途ご用意ください。(サイズ幅70×長さ120cm)
材質 ブナ材 (エコウレタン塗装)

ヤマサキ ハイタイプベッドツーオープンは、レギュラーサイズ、ハイタイプのベビーベッドです。レギュラーサイズのベビーベッドは、赤ちゃんが広々と寝れるのが嬉しいポイント。広さと高さもあるので、赤ちゃんのお世話がしやすいのも魅力。レギュラーサイズのベビーベッドは移動が大変と言われますがキャスターが付きなら、移動も楽々です。

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収納、移動が便利!ココネル エアー AB:アップリカ

項目 詳細説明
サイズ 開:W1052×D704×H951(mm)
閉:W260×260×H951(mm)
重量 14.5kg
※ 収納袋を除く
使用期間 新生児(体重2.5kg)~24カ月(体重13kg)まで
上段:新生児~つかまり立ちできる頃(概ね生後5カ月)
下段:つかまり立ちできる頃(概ね生後5カ月)~ 24カ月まで
安全基準 PSCマーク取得品
製品安全協会乳幼児用ベッドSG合格品

アップリカのココネル エアーABは、折りたたみや移動に便利なミニサイズベビーベッドです。赤ちゃんが快適に眠れるように、独自の通気性があるクッション材「シルキーエアー」をマットに採用。やわらか素材のメッシュガードで、赤ちゃんの手足が当たっても痛くないのも◎。コンパクトに持ち運べるので、帰省や旅行にも持って行けます。

>>>ココネル エアー AB:アップリカ

 

 

ベビーベッドで快適な睡眠環境作りと育児をサポート

ベビーベッドは赤ちゃんに合うものが見つかれば、赤ちゃんがぐっすり寝てくれてママやご家族の育児の負担がちょっぴり楽になるはず。一方、赤ちゃんに合わなかったり、置く場所に困ったりするとベビーベッドはいらないと感じます。

いきなり購入するのは不安という方は、レンタルがおすすめです。

赤ちゃんとご家庭に合うベビーベッドで快適な睡眠環境を作り、育児を存分に楽しめると良いですね。

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