ベビーカーは何歳まで使える?種類別年齢制限や卒業年齢の目安について解説

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  • ベビーカーは何歳まで使える?
  • ベビーカーは何歳使っていいの?

このような悩みや疑問を持つ人は多いでしょう。
結論から言うと、使用しているベビーカーの適用年齢を見れば分かります。
また、一般財団法人製品安全協会のSG基準では、最長でも「4歳まで」と定められています。
ただし、4歳といっても体重や生活スタイル、身体の成長は異なるため子供の成長に合わせて使用するのがベストです。

この記事では、ベビーカーの年齢制限について、ベビーカーを何歳まで使っていたのかの体験談、ベビーカーを卒業する際のタイミングや注意点などについて詳しく解説します。

ベビーカーは何歳まで使える?ベビーカーの年齢制限について

ベビーカーと一口に言っても、「A型」「B型」「AB型」の3種類があり、それぞれで年齢制限が異なります。

一般的な年齢制限
A型ベビーカー(対面式) 生後1ヶ月~最長4歳(生後48ヶ月)まで
B型のベビーカー(背面式) 生後7ヶ月頃~最長4歳(生後48ヶ月)まで
AB型のベビーカー 生後1ヶ月~最長4歳(生後48ヶ月)まで

 

A型ベビーカー(対面式)は何歳まで使える?

A型ベビーカーは、安定して首がすわるとされている新生児や乳幼児期から使用できるベビーカーです。
赤ちゃんを寝かせた状態でも使用でき、他のタイプと比べてもサイズが大きく、重量もそこそこあるのが特徴です。

A型ベビーカーの年齢制限は、最長で4歳までとされています。

B型のベビーカー(背面式)は何歳まで使える?

B型のベビーカーは、A型よりも軽量で、腰がすわるとされる生後7か月頃から使用できるベビーカーです。
A型のベビーカーはリクライニングが150°以上と深いのに対し、B型のベビーカーは100°ほどと浅めに設計されているのが特徴です。

B型のベビーカーの年齢制限は、1人で安定した座れる生後7か月ころから最長4歳までになります。

AB型のベビーカーは何歳まで使える?

AB型のベビーカーは、A型とB型の両方の特徴を併せ持つ良いとこどりのベビーカーです。
生後1ヶ月ころから使用でき、最長4歳まで使用できます。

AB型のベビーカーはA型のベビーカーと同じ分類となり、正式な規定のないカテゴリーですが、B型のベビーカーを買い足す必要がないので、1台でずっと使えるのでおすすめです。

「何歳まで」より「何キロまで」も確認

ベビーカーは一般財団法人製品安全協会のSG基準により、最長4歳までと定められていますが、何も4歳になったとたん使用してはいけないというわけでもありません。
一般財団法人製品安全協会のSG基準とは、一般消費者の生命や身体の安全を確保することを目的としており、安全と信頼性に関わる要求事項を定めています。

大事なのは、子供の成長に合わせて使用することです。
3歳でも「耐荷重」が多いと、ベビーカーの安全性に問題が生じてしまうこともあります。
子供の成長は千差万別で、「耐荷重」がオーバーしていないかを一つの基準にするのがベストです。

国内ブランドのベビーカーは、15kgが耐荷重に設定されていることが多いですが、海外ブランドのものなら20kg以上まで設定されているものもあります。

ベビーカーは何歳まで使った?体験談・理由

「他の人はベビーカーを何歳まで使っているの?」

このような悩みや疑問を持つ方のために、実際にベビーカーを使用したことがあるママ・パパの体験談を集めてみました。

ベビーカーを何歳まで使ったかに関して、イギリスのオックスフォードに本社を置くベビー子供服ブランドであるピジョンが行ったアンケート結果は、以下のようになります。

ベビーカーを使用した年齢 割合
~1歳 16%
1歳~1歳半 12%
1歳半~2歳 18%
2歳~2歳半 20%
2歳半~3歳 12%
3歳以上 22%
使いませんでした! 2%

 

 

このグラフを見て頂ければわかるように、約8割の人が3歳までしか使用していません。

また、使用をやめた理由をみてみると、月齢でベビーカーの使用をやめたというよりかは、「本人が拒否するようになった」ことを理由に卒業した人も多いようです。
旅行時や遠出する際などは子供をベビーカーに乗せて休ませることができて便利なので、そういった際にはベビーカーに乗せていくというママ・パパが多いようです。

親が月齢を気にしてベビーカーの使用を決めるよりかは、子供の成長や状況に合わせて決めるのがベストだと言えるでしょう。

A型ベビーカーは1歳~1歳半までが過半数

”ママ達の体験談”

1歳になると、自分で歩き始めていつの間にかベビーカーに乗らなくなりました。

・1歳までは使っていましたが、移動で車を使う機会がなく、毎日散歩をしていたら自然とベビーカーを使わなくなりました。

・お気に入りの靴を買ってからは、自分で歩きたいみたいでベビーカーに乗るのを嫌がり、1歳頃には乗らなくなりました。

早いうちからベビーカーを使わなくなった子育て家庭もあるようです。

生活スタイルや環境によっても何歳までベビーカーを使うのかは変わってくるようですね。

B型ベビーカーは3歳頃までが過半数

”ママ達の体験談”

・保育園に行く時にベビーカーを使っていましたが、みんなが歩いているのを見てからは自分からベビーカーに乗るのを辞めました。

3歳になりましたが、まだベビーカーが好きなようでベビーカーを使っています。お散歩の時は使っていませんが、一緒にお出かけとなると長時間歩くことが多いので、必須です。

・3歳になる前にベビーカーを使わなくなりました。ただ、新幹線などではベビーカーがあった方がむしろ良い時もあるので、まだ使っています。

ママ・パパの体験談を見てみると、B型のベビーカーは3歳頃まで使っている子育て家庭が大半です。

長時間の移動のため、子供の機嫌が悪くなった時のためにベビーカーを使っている子育て家庭もあるようです。

 

ディズニーランドのベビーカーは何歳まで?

ディズニーランドでは、ベビーカーを持ち込まなくてもいつでもレンタルできる「ベビーカーレンタル」があります。

レンタル料は1日1,000円と安価なため、自宅から重いベビーカーを持たずに、レンタルする人は多いです。

レンタルできるベビーカーについて

ディズニーランドでレンタルできるベビーカーの概要は、以下の通りです。

タイプ:フード付きB型タイプのベビーカー(リクライニング機能付)
サイズ:座幅28cm×座奥行20cm(小さなカゴ付)
利用対象:生後7カ月以上、身長100㎝以下かつ体重15kg以下迄で、一人座りができるお子さま
耐荷重:20kgまで
参考:東京ディズニーリゾート|安心&うれしいサービス

ディズニーランドでレンタルできるベビーカーに年齢制限はありませんが、
生後7カ月以上で身長100㎝以下かつ体重15kg以下迄という制限はありますので注意が必要です。

ベビーカーを持ち込む場合の注意点

ディズニーランドにベビーカーを持つ場合、以下の基準を満たしていないと持ち込めません。

  • うしろから押すことができる
  • タイヤのロックができる
  • 自走しない/できない仕様にできる

これらの基準を満たしていないベビーカーを持っていっても、使えずにただの荷物になってしまうので、事前に把握しておきましょう。

なお、カートや三輪車はパークに持ち込めません。
他のUSJや富士急ハイランドなどの遊園地やテーマ―パークでも、それぞれ規定がありますので、事前に確認しておきましょう。

また、ディズニーランドなどいつもより長時間歩くことが想定されている場合、耐荷重がオーバーしていない限りは5歳くらいまで使用しても良いでしょう。

そもそも、ベビーカーは何歳まで使うもの?

ベビーカーに限らず、ベビー用品には対象年齢や身長体重などの制限が設けられているものが多いです。
ベビーカーの場合、一般財団法人製品安全協会の「SG基準」では、最長4歳までと定められています。
だからといって明確な卒業時期があるわけではありません。

何歳まで使うかどうかは、使用しているベビーカーの年齢制限や子供の成長に合わせて決めると良いでしょう。
3歳を過ぎると1人歩きもできるようになり、子供自身が一人で歩きたくなった場合は、ベビーカーを卒業しても良いでしょう。

ベビーカーを卒業するのは何歳?タイミングと注意点

ここからは、ベビーカーを卒業するタイミングや注意点について解説していきます。

  • 子どもがしっかり歩けるようになった
  • 子どもの方から自然と乗らなくなった
  • 無理に卒業させる必要はない

子どもがしっかり歩けるようになった

子供が一人にしっかり歩けるようになれば、ベビーカーはもう不要です。
子供が長時間一人で歩けるようになる2歳〜3歳頃が一つの目安です。

最初は、子供が疲れて抱っこになった時のために、ベビーカーを持ち歩くのもおすすめ。
子供が一人で歩いてくれるなら、荷物置きにしてしまえば良いのです。

ただし、成長には個人差があるため、子供の体重や歩く様子をよく観察してから判断するようにしましょう。

子どもの方から自然と乗らなくなった

ピジョンが行ったアンケート結果にもあるように、子供から自然と乗らなくなったタイミングでベビーカーを卒業するママ・パパも多いです。

一人で歩けるようになると、子供もベビーカーに乗るのを嫌がることが多くなります。
そのため、親がベビーカーの月齢を気にするよりも前に卒業している子供は多いです。

ただし、ベビーカーが好きでなかなか卒業できないこともあります。
その時は、ママ・パパが少しづつ卒業を促してあげるのも良いでしょう。

無理に卒業させる必要はない

ベビーカーには最長4歳という年齢制限の基準が設けられているため、「早く卒業させなきゃ!」と焦ってしまうかもしれません。
しかし、子供がベビーカーに乗りたいのなら無理に卒業させる必要はありません。
4歳というのはあくまでも基準で、大事なのは耐荷重です。
耐荷重をオーバーしていないのであれば、そこまで気にする必要はありません。

もしもベビーカーの耐荷重を超えていても子供がベビーカーに乗りたがるなら、新しくベビーカーを購入するのではなく、長く乗れるタイプをレンタルするという選択肢もあります。

そろそろベビーカーを卒業したいと思ったら

子供をきちんと歩かせたり、歩きたいという気持ちを芽生えさせるためにも、親がベビーカーを卒業させたい時もあるでしょう。

そんな時に、子供がベビーカーを卒業しやすくなる工夫を3つ紹介します。

  • できるだけ一緒に歩いてお散歩する
  • たくさん褒めてあげる
  • 子供のお気に入りのキャラクターの靴を買ってみる

できるだけ一緒に歩いてお散歩する

いきなりベビーカーを卒業しようとしてもなかなか難しく、子供が言う事を聞かないことも多いでしょう。
そんな時は、できるだけ一緒に歩いてお散歩する方法も良いでしょう。

まずは家の周りを散歩するだけでも、散歩していれば歩く力が付いたり、自分で歩くことの楽しさも分かるようになります。
少しづつ歩く時間や距離を伸ばしていき、1時間も1人で歩けるようになればもう十分です。

子供からしても、これまで毎日乗っていたベビーカーは、「お出かけ=ベビーカーに乗るもの」と思っている場合もあるでしょう。
毎日歩くことが習慣になれば、自然とベビーカーも不要になります。

たくさん褒めてあげる

ベビーカーを使わずに一人で歩けたときは、たくさん褒めてあげる方法もおすすめです。
子供は、ママやパパに褒められることで自信やモチベーションアップにも繋がります。

「上手に歩けたね」「いっぱい歩けてすごいね」など、たくさん褒めてあげることで歩くことが楽しくなるでしょう。
これは、ベビーカーに限らず子供の成長には必要です。
たくさん褒めて自信が付けば、好奇心や意欲も生まれます。

子供のお気に入りのキャラクターの靴を買ってみる

子供が靴を履くことや歩くことを嫌がるなら、子供がお気に入りのキャラクターの靴を買ってあげる方法もおすすめです。
キャラものを買いたくないという親は多いですが、お気に入りのキャラクターの靴であれば、興味や関心も湧き、子供も歩きたがる傾向にあります。

その時は、「かっこいい!」「アンパンマンも一緒に歩きたいって!」などの声掛けも一緒に行うとさらに有効です。

使用期間が短いベビー用品はレンタルがおすすめ!

A型ベビーカーのように思ったよりも使用期間が短いベビー用品はたくさんあります。
短期間しか使わないのに購入するのはちょっともったいない・・・
そんなママ・パパたちにおすすめなのがレンタルサービスです!

レンタルサービスなら、必要なタイミングで必要な期間だけ借りることができるので、とっても経済的!
是非検討してみてくださいね。

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まとめ

この記事では、ベビーカーの年齢制限について、ベビーカーを何歳まで使っていたのかの体験談、ベビーカーを卒業する際のタイミングや注意点などについて詳しく解説してきました。

一般財団法人製品安全協会のSG基準では、最長でも「4歳まで」と定められていますが、これはあくまでも基準です。
大事なのは子供の成長とベビーカーの年齢制限に合わせて決めることです。

実際の卒業時期は子育て家庭によって異なりますので、
まずは子供の様子をよく観察して、少しづつベビーカーの卒業を促すようにしてみてください。

 

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