離乳食の椅子の重要性&選び方|失敗しない選び方のコツ

離乳食椅子 おすすめ子育てグッズ

生後5ヶ月~6ヶ月頃には、赤ちゃんの離乳食が始まります。

赤ちゃんの離乳食用の椅子は、どのように選べばいいのでしょうか?

リビングのレイアウトが家庭ごとに違うように、どのような離乳食の椅子を選ぶかも家庭によります。

ダイニングテーブルで食事をしているのか、ローテーブルで食事をしているのかでは、椅子の種類が違うのは明白です。

離乳食の椅子にはどのような種類があるのか、さらに、どのように離乳食の椅子を選べばいいのかをまとめました。

離乳食の椅子を選ぶ意義

離乳食椅子

離乳食を始める目安は生後5ヶ月~6ヶ月頃です。

食事をするとなると座位が基本となりますが、生後5ヶ月では腰がすわっておらず、食べる姿勢を整えてあげるのが難しいと感じているパパ・ママもいるでしょう。

「離乳食用の椅子なんてどれも同じじゃないか」と感じるかもしれませんが、離乳食の椅子をきちんと選んであげるとこのようなメリットがあります。

  1. 転倒のリスクを軽減し安全に食事をする
  2. 正しい姿勢で食事ができる
  3. 食事の自立を促す
  4. 虫歯予防

まずは安全に食事をし、楽しく離乳食が始められるかが大切です。

正しい姿勢で食事をすると、胃腸が働きやすく消化を助けてくれます。

食事の姿勢は虫歯や歯周病とも関連があります。

これからの長い人生の食事の基礎を作る環境として、離乳食の椅子をきちんと選んであげましょう。

離乳食の椅子は大きく3種類

離乳食の椅子の種類は大きく3種類あります。

自宅の食事環境や用途によって、どのような椅子を選ぶべきなのかを考えてみましょう。

  • ハイチェア
  • ローチェア
  • テーブルチェア

ハイチェア

離乳食ハイチェア

ハイチェアは高さのある子供用の椅子で、ダイニングテーブルを使用している家庭に向いています。

座る位置を調節でき、商品によりますが5歳頃までと長く使えるのがメリットです。

大人と同じ目線で食事ができ、大人は腰をかがめずに座らせられるので使いやすいです。

一方でハイチェアは高さがある分、安全性には充分に気をつけましょう。

子供が1人で座ったり降りたりするのは危険なので、常に親がついていてあげた方が安心です。

ハイチェアのメリット・デメリット

ハイチェアのメリットやデメリットを比較すると、このようになります。

メリット デメリット
姿勢を保ちやすい
長く使える
インテリアに馴染む
掃除が楽
腰座り前は座りにくい
スペースが必要
自宅使用に限定される
購入すると高価格

ハイチェアは子供の足を置く場所があるので、姿勢が安定しやすいというメリットがあります。

素材の種類やカラーも豊富なので、インテリアにも馴染みやすいでしょう。

ハイチェアは大きいので場所をとりますので、テーブルチェアのように外出先で使うという選択肢はありません。

サッと拭き取るだけで掃除も可能ですが、自宅内での使用に特化した椅子であると覚えておきましょう。

ローチェア

離乳食ローチェア

ローチェアとは低めの椅子で、ローテーブルで食事をしている家庭に向いています。

腰が座る前でも座れますので、おすわりの練習用として、テレビを見せておく時に、と用途が幅広いのがハイチェアとの違いです。

そのため食事中だけでなく、リビングで、子供部屋で、とシーンを選ばずに活躍してくれます。

持ち運びも楽ちんなので、パパ・ママにとっても、子供にとっても重宝する椅子となるでしょう。

ローチェアのメリット・デメリット

ローチェアのメリットやデメリットを比較すると、このようになります。

メリット デメリット
腰座り前から座れる
自分で座れるようになる
おすわりの練習になる
シーンを選ばず活躍する
低価格で購入できる
使える期間が短い

ローチェアは慣れてくると赤ちゃんが自分で座ったり、移動したりができる椅子です。

いろいろな使い方ができますが、その分、食事中にも自由に移動してしまうという悩みが出てくるかもしれません。

ベルトなどの付属品がありますので、上手に活用してみましょう。

メーカーによりますが、比較的低価格で購入できるのもメリットです。

テーブルチェア

離乳食テーブルチェア

テーブルチェアとは、ダイニングテーブルに固定するタイプの椅子です。

取り外しが可能で、持ち運びもできるので、外出先や旅行先でも使えるという特徴があります。

足を置く場所がない商品が多いので、足がぶらぶらしてしまい姿勢が保ちにくいものもあります。

利便性と赤ちゃんの体の発達、食事のしやすさなど、トータル的に判断して使うようにしましょう。

テーブルチェアのメリット・デメリット

テーブルチェアのメリットやデメリットを比較すると、このようになります。

メリット デメリット
外出先でも使える
コンパクトに収納できる
丸洗いできる
低価格から手が届く
足がぶらぶらしてしまう

テーブルチェアの大きなメリットは、コンパクトな収納ができるという点です。

ばぁばの家の置き椅子として購入する人もいますし、外食時に使うという方もいます。

水洗いができるので常に衛生的に保ちたい方に向いていますが、食事中に足がぶらぶらしてしまうので姿勢には気を付けてあげましょう。

離乳食の椅子の選び方のコツ

離乳食の椅子を選ぶ際には、このような点を考えてみましょう。

家庭ごとに合う椅子のタイプが異なりますので、
「どのように使いたいのか」「どんな点を重視したいのか」をイメージしながら考えてみましょう。

  • 椅子の利用シーンを考える
  • 子供の座り心地
  • 安全性が高く安心して使える
  • 食べこぼし後のお手入れのしやすさ
  • 椅子の素材で選ぶ
  • オプション品も予算に入れておく

椅子の利用シーンを考える

離乳食椅子種類

どんなシーンで椅子を使いたいと考えていますか?

食事に特化した椅子を探しているのであればハイチェアが望ましいでしょうが、リビングや子供部屋でも使いたいのであればローチェアが良いかもしれません。

大人はダイニングテーブルで食事をしていても、赤ちゃんの離乳食初期は大人とは食事の時間がズレていますので、赤ちゃんのみローチェアで離乳食をスタートするというケースもあります。

どのような形で椅子を利用していきたいかを、具体的にイメージしてみましょう。

子供の座り心地

例えばハイチェアは長く使えますが、5歳の子供が座れる椅子に生後6ヶ月の赤ちゃんが座るとスペースが空いて姿勢が保ちにくくなってしまいます。

姿勢が不安定だと離乳食の意欲にも関連してくる可能性がありますので、クッションを入れるなどして姿勢を保てる環境を作ってあげられるのが理想的です。

離乳食の進み具合に合わせた姿勢のポイントはこちらです。

離乳食時期 月齢 ポイント
初期(ゴックン期) 生後5~6ヶ月頃 体を起こす角度は45度
赤ちゃんの舌と床が並行
顔を見てあげる
中期(モグモグ期) 生後7~8ヶ月頃 足裏が床につくように
ベルトなどで体を安定させる
後期(カミカミ期) 生後9~11ヶ月頃 手が自由に動くようにする
前傾姿勢がとれるようにする
足裏が床につくようにする
完了期(パクパク期) 生後12~18ヶ月頃 椅子の高さを整える

(参照:福知山市福祉保健部子ども政策室)

離乳食の進み具合は目安になりますので、赤ちゃんの様子をみながら調整できるといいでしょう。

安全性が高く安心して使える

離乳食が進んでくると、赤ちゃんの動きも大きくなり、さらにママが少し目を離す隙も生まれてしまうかもしれません。

「ちょっとスプーンを取りに行く」「一瞬、飲み物を取りに行く」という隙で、椅子の上で立ち上がって転倒してしまうという危険があるかもしれません。

  • ベルトがついているか
  • 指を挟みそうな隙間がないか
  • 安定感のある椅子か

このような安全性の高さを確認して、離乳食の椅子を選ぶようにしましょう。

食べこぼし後のお手入れのしやすさ

離乳食椅子掃除

離乳食中期以降は、手づかみ食べや遊び食べが始まります。

成長の証なので自由にさせた方がいいとはわかりつつ、毎食後の掃除は子育て中の大きな負担となります。

「水分をさっと拭き取れる方がいい」「水で丸洗いできた方がいい」と、ママの好みもあるでしょう。

ハイチェアは水分をさっと拭き取れますが、椅子の脚の部分に食べかすがついてしまいます。

テーブルチェアは丸洗いでき、床の掃除も楽ちんというメリットがあります。

それぞれ特徴がありますので、お掃除しやすいタイプを選ぶと負担が軽減できるでしょう。

椅子の素材で選ぶ

離乳食の椅子は素材が異なりますので、素材で選ぶというのも方法のひとつです。

木製 ナチュラルでぬくもりがある
他の家具とも馴染みやすい
耐久性がある
プラスチック製 軽くて持ち運びやすい
デザインやカラーが豊富
コットン製 吸水性や吸湿性に優れている
肌ざわりがなめらか
ポリエステル製 耐久性がある
濡れても乾きやすい

使いやすさや耐久性、インテリアとの相性を考えて離乳食の椅子を選んでみましょう。

オプション品も予算に入れておく

離乳食の椅子は、テーブルやベルトなどオプション商品がある場合があります。

月齢に合わせてほしいオプション商品が異なる場合もあるでしょうから、付属品も視野に入れて椅子選びをした方がいいかもしれません。

離乳食の予算を考える場合は、どのオプションまでが必要かを考えておくといいでしょう。

離乳食の椅子をレンタルする

離乳食の椅子をなかなか決めきれないという場合には、レンタルをするという選択肢もあります。

「まずは試してみたい」「座った時の赤ちゃんの反応をみたい」などの希望が叶えられます。

「腰座りまではローチェアを使う」「1日3食になったらハイチェアにする」など、生活スタイルに合わせた椅子の選び方もできるようになります。

レンタルであれば気になる椅子を手軽に使えますので、最終的に購入を考えている場合は失敗のない買い物ができるでしょう。

離乳食の椅子レンタルおすすめ3選

べビレンタでレンタルできる、おすすめの離乳食の椅子はこちらです。

ハイチェア・ローチェア・テーブルチェアでそれぞれおすすめの椅子をまとめました。

  • アッフルチェア 大和屋
  • マルチシート バンボ(Bumbo) 
  • あんよがブラブラしないテーブルチェア リッチェル(Richell)

アッフルチェア 大和屋

アッフルチェア大和屋

べビレンタ公式サイトより引用

鮮やかなパステルカラーが美しい大和屋のハイチェアです。

腰が据わった7ヶ月頃~大人まで使える設計になっていますので、大きめのお子さんでも安心して食事を楽しめます。

椅子の高さや足置きの位置を細かく調整できるので、体に合わせた姿勢で座れます。

レンタル品の状態 新品/リユース品
レンタル期間 1ヶ月~6ヶ月
レンタル料金 10,480円~14,380円
レンタルカラー 6色
定価参考価格 22,000円

アッフルチェア 大和屋をレンタルする

マルチシート バンボ(Bumbo) 

べビレンタ公式サイトより引用

ベルトやテーブルがついた、バンボのローチェアです。

テーブルは付け外しができるので、離乳食を食べない時は子供の専用ソファーのように使用できます。

生後6ヶ月頃から使用できますので、体の支えが不安定な時期の離乳食用に重宝します。

レンタル品の状態 リユース品
レンタル期間 1ヶ月~1年間
レンタル料金 4,180円~8,080円
レンタルカラー 5色
定価参考価格 12,650円

マルチシート バンボをレンタルする

あんよがブラブラしないテーブルチェア リッチェル(Richell)

べビレンタ公式サイトより引用

テーブルチェアを考えている方には、このリッチェルのテーブルチェアがおすすめです。

足を置く場所があり子供の足がぶらぶらする心配がありませんので、姿勢を保って食事が楽しめます。

体重20kgまで使えますので、離乳食期よりも長く使えるでしょう。

子供が座ると肩の下くらいまで背もたれがありますので、立ち上がったり落下したりといったトラブルも少ないでしょう。

レンタル品の状態 新品/リユース品
レンタル期間 1ヶ月~1年間
レンタル料金 4,580円~6,980円
レンタルカラー 1色
定価参考価格 6,600円

テーブルチェア リッチェルをレンタルする

離乳食用の椅子は成長に合わせて

離乳食用の椅子は、主に3つの種類があります。

ハイチェア、ローチェア、テーブルチェアはメリットやデメリットが異なりますので、生活スタイルや好みに合うタイプを選びましょう。

レンタルであれば、気になる椅子を手軽に試せるのでおすすめです。

「購入して失敗したくない」「成長に合わせて常にベストな椅子を選びたい」という場合は、レンタルも検討してみてはいかがでしょうか。

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