抱っこ紐いつまで使う?卒業時期とその理由&無駄のない抱っこ紐選び

抱っこ紐いつまで おすすめ子育てグッズ

赤ちゃんが生まれる前に準備しておきたいアイテムのひとつに、抱っこ紐があります。

「せっかくなら良い物を」と考えるかもしれませんが、ベビーグッズを買いそろえるには意外とお金がかかります。

そこで「抱っこ紐はそもそもいつまで使うものなのか?」という抱っこ紐の卒業時期を知り、どう抱っこ紐を選んでいくかを考えてみましょう。

赤ちゃんは1歳頃に歩行が始まりますので、抱っこ紐は意外と使う時期は短いものです。

成長に合わせた適切な抱っこ紐の選び方や、レンタルの抱っこ紐についてもまとめました。

抱っこ紐はいつまで使うのか

抱っこ紐いつまで

赤ちゃんの出産準備に欠かせないアイテムのひとつに、抱っこ紐があります。

多くのママさんが活用している抱っこ紐ですが、
実際のところ何歳くらいまで使えるものなのでしょうか?

  • 抱っこ紐はいつから使う?
  • 抱っこ紐はいつまで使う?

抱っこ紐はいつから使う?

抱っこ紐は新生児期から使用できる商品も多いです。

そのため出産準備として出産前に購入する人もいますが、一方で「赤ちゃんを実際に抱っこして試着してみたい」と考える人もいて、出産後に赤ちゃんとお店に行くというケースもあります。

抱っこ紐の商品としての使用時期は「新生児期~」という表記があったとしても、「首が座っていない赤ちゃんを抱っこするには抵抗がある」という人もいて使用開始時期はそれぞれです。

多くの赤ちゃんの外出デビューなる一ヶ月健診で、初めて抱っこ紐を外出で使用するというケースが多いようです。

抱っこ紐はいつまで使う?

抱っこ紐を購入する前に気になるのが、「抱っこ紐はぶっちゃけいつまで使えるの?」という点です。

高価な買い物になりますので、「失敗したくない」「後悔したくない」と考えるパパ・ママが多いようです。

メーカーとしての対象年齢と、リアルな抱っこ紐の卒業時期には差があるようなので確認しておきましょう。

メーカーとしての抱っこ紐の対象

抱っこ紐の商品としての目安は、月齢や体重で表記されています。

例えば生後0週~使用できるエルゴベビー・ベビーキャリアOMNI360の対象は、このように表記されています。

 

月齢目安 体重目安
対面抱き 生後1ヶ月~24ヶ月 13kgまで
前向き抱き 生後5ヶ月~24ヶ月
(首座り以降)
13kgまで
腰抱き 生後6ヶ月~36ヶ月 15kgまで
おんぶ 生後6ヶ月~36ヶ月 15kgまで

(参照:エルゴベビー・ベビーキャリアOMNI360取り扱い説明書)

この表記を見ると、2歳~3歳頃まで抱っこ紐を使うイメージが沸きますが、実際はどうなのでしょうか。

実際に抱っこ紐を使わなくなる時

目安としては、1歳半~2歳頃に抱っこ紐を卒業していく子が多いようです。

メーカーとしては月齢や体重で目安が表記されていますが、「この月齢まで毎日抱っこ紐を使うわけではない」というのがリアルな意見です。

「15kgまで使えるのか」「3歳まで使うのか」と考えていると、想像よりも早く抱っこ紐卒業時期がくるでしょう。

赤ちゃんは多くの子が1歳を過ぎた頃から、歩き始めます。

歩くのが楽しくなると抱っこよりも動きたがるため、抱っこ紐を使う頻度が減っていきます。

2歳未満で抱っこ紐をやめた理由

2歳未満で抱っこ紐を使わなくなった先輩ママさんの意見をまとめました。

  • 赤ちゃんが重たくなったから
  • 荷物になると感じたから
  • 歩けるようになったから
  • 抱っこ紐の着脱が面倒になったから
  • 子供が嫌がるようになったから

赤ちゃんが重たくなったから

抱っこ紐重い

抱っこ紐の主な卒業理由は、「赤ちゃんが重たくなったから」です。

だいたい10kgを過ぎると、腰や肩に負担を感じるようになるママさんが多いようです。

外出時となると、赤ちゃんだけでなく、重たい荷物も持ち歩いていますので、その負担は想像以上です。

荷物になると感じたから

赤ちゃんの外出時にはベビーカーを使うという家庭もあるでしょう。

赤ちゃんの気分によって、電車やバスの乗車時に合わせて、という理由で、ベビーカーと抱っこ紐を使い分ける必要も出てきます。

抱っこ紐を使わない時はできるだけコンパクトに丸めようとしますが、かさばってしまいます。

オムツや哺乳瓶など荷物も多いので、できるだけ身軽に外出したいと感じるようになり、抱っこ紐が荷物に感じるようになっていきます。

歩けるようになったから

抱っこ紐いつまで

赤ちゃんが歩き出すと、自分で靴を履いて外出できるようになってきます。

小さな靴で一生懸命歩く姿は愛らしく微笑ましいですが、パパやママは目を離せなくなってきます。

「こんなに歩けるなら抱っこ紐必要ないかな」と感じるようになり、抱っこ紐の出番が少なくなっていきます。

抱っこ紐の着脱が面倒になったから

「抱っこして」と言われて抱っこをしても、「やっぱり歩く」と気分が変わる日もあります。

着脱の間に走り出してしまったり、さらに子供の靴を脱いだり履かせたり、と抱っこ紐の着脱は意外と面倒です。

冬場になると抱っこ紐にケープがついていたり、子供のコートを脱がせたり、ママのコートを脱いだり着たりとさらに大変です。

抱っこ紐の着脱が面倒になると、そろそろ卒業時期かもしれません。

子供が嫌がるようになったから

子供が成長すると、抱っこ紐を嫌がるようになっていきます。

  • 暑くて蒸れる
  • 窮屈
  • 歩きたい
  • 気分じゃない

 

イヤイヤ期に差し掛かる子供もいるでしょうから、抱っこ紐を嫌がられると大変です。

月齢に合わせた抱っこ紐選び

抱っこ紐月齢

抱っこ紐は外出時の必須アイテムではあるものの、荷物になってしまうシーンもあります。

そこで赤ちゃんの成長に合わせて、抱っこ紐を選ぶという方法もあります。

  • 新生児特化の横抱き対応
  • 長く使える抱っこ紐
  • 歩けるようになったらヒップシート

新生児特化の横抱き対応

抱っこ紐と聞くと縦抱きをイメージする方が多いかもしれませんが、新生児期の縦抱きには注意が必要です。

首のすわらない子を縦抱きすると、まだ顎をあげる力が弱く、気道が顎でふさがれ、充分に呼吸ができない危険があります。さち皮膚科クリニックより引用

首が座らない赤ちゃんでも使えるといわれている抱っこ紐よりも、より安全に使用できるよう、横抱きができるような抱っこ紐を選ぶという選択肢もあります。

ただし横抱きやスリングタイプの抱っこ紐を最初に選ぶと、後に買い足しが必要になってくるでしょう。

長く使える抱っこ紐

月齢に合わせて買い替えるのではなく、1つで長く使える縦抱きの抱っこ紐を選ぶという人も多いでしょう。

体の成長に合わせて、対面抱きや前向き抱きなど、抱っこの仕方を変更できます。

新生児期から歩くようになるまで使えるので経済的なだけでなく、パパ・ママが常に慣れた抱っこ紐を使えるという安心感があります。

歩けるようになったらヒップシート

赤ちゃんが座れる台座がついた抱っこ紐をヒップシートといいます。

ちょい抱きやちょい乗せができるので、抱っこ紐のわずらわしい着脱でイライラする心配もありません。

ただし子供を乗せているだけの状態は不安定なので注意が必要ですし、抱っこ紐よりも持ち運びでかさばってしまうというデメリットがあります。

抱っこ紐は月齢に合わせてレンタルする

抱っこ紐レンタル

抱っこ紐には多様なスタイルがありますので、
子供の成長に合わせたものを選びたいと考える方も多いでしょう。

抱っこ紐は赤ちゃんの安全を守るためにも、妥協せずに選びたいものです。

ベビーグッズは使える期間が短いからこそ、レンタルという選択肢もあります。

抱っこ紐をレンタルをする際のメリットやデメリットはこちらです。

  • 抱っこ紐レンタルのメリット
  • 抱っこ紐レンタルのデメリット

抱っこ紐レンタルのメリット

抱っこ紐をレンタルすると、このようなメリットがあります。

  • 気軽に複数個の使用感を試せる
  • 成長に合わせて使用できる
  • 買うより安上りになる
  • 使用後の処理に困らない

どの抱っこ紐を選べばいいか迷ってしまう人には、レンタルがおすすめです。

気軽に気になる抱っこ紐をいくつか使えますので、赤ちゃんの寝付きが良い抱っこ紐や、機嫌が良くなる抱っこ紐がわかります。

成長に合わせてスリングから、縦抱きの抱っこ紐に移行する際も、レンタルであれば気軽に使い分けられるでしょう。

高額な抱っこ紐を安く使えるというのも魅力のひとつです。

2人目や3人目を考えているのであれば購入した方がいいかもしれませんが、レンタルであれば使用後の処理に困る心配もありません。

抱っこ紐レンタルのデメリット

抱っこ紐をレンタルすると、このようなデメリットもあります。

  • 使用感がある商品が届く可能性もある
  • 希望商品がない・延長できない
  • 結果的に高額な費用がかかる場合もある

レンタルをすると使用感がある商品が届く可能性があります。

ピンポイントでレンタルしたい商品が決まっているのであれば、希望商品があるか、延長の可否もポイントとなるでしょう。

結果的にひとつの抱っこ紐を使い続けるようであれば、レンタルの方が割高なので高くついてしまう懸念もあります。

レンタルでお気に入りの抱っこ紐を決めたら、タイミングをみて購入してもいいかもしれません。

べビレンタおすすめの抱っこ紐レンタル

抱っこ紐でのおすすめのレンタル商品をご紹介します。

スリングや縦抱きの抱っこ紐、ヒップシートまで、おすすめの抱っこ紐を集めました。

  • ババスリング(BABASLINGS)
  • オリジナル ベビービョルン(BabyBjorn) 
  • ベビーキャリア メッシュ クールエアADAPT エルゴベビー(ergobaby) 
  • Tranシングルショルダーヒップシート napnap 

ババスリング(BABASLINGS)

ババスリングス

べビレンタ公式サイトより引用

ババスリングスは1本で5種類の抱っこができるスリングです。

新生児期は横抱きで使い、寝ている赤ちゃんの授乳にも使えます。

正規品では12,000円~16,000円程度しますので、レンタルで使用感を試してみるのもおすすめです。

赤ちゃんの顔をしっかり見ながら抱っこしたいパパ・ママにおすすめです。

商品の状態 リユース品
レンタル期間 3泊4日~1年間
レンタル価格 2,880円~9,580円
カラー 14色
正規品定価 12,000円~16,500円

 

ババスリングスをレンタルするならこちら

オリジナル ベビービョルン(BabyBjorn) 

ベビービョルン

べビレンタ公式サイトより引用

 

30年以上のロングセラー商品となる、オリジナルベビービョルンです。

有名な抱っこ紐ブランドとして、エルゴかベビービョルンで悩んでいるという人も少なくないでしょう。

0~1歳向けと小さな赤ちゃんに特化した抱っこ紐であり、体重11kg・月齢14ヶ月頃までしか使えません。

ベビービョルンはいくつか抱っこ紐がありますが、オリジナルは定価が安いのでレンタル期間が長くなるのであれば購入の方がお得です。

商品の状態 リユース品
レンタル期間 3泊4日~1年間
レンタル価格 3,880円~10,080円
カラー 15色
正規品定価 6,800円

 

ベビービョルンオリジナルをレンタルするならこちら

ベビーキャリア メッシュ クールエアADAPT エルゴベビー(ergobaby) 

エルゴ

べビレンタ公式サイトより引用

 

ADAPT(アダプト)とは適合させる、順応するという意味があり、成長に合わせて形を変えるエルゴの抱っこ紐です。

背中のストラップをクロスにできるので、赤ちゃんが重たくなってきたり、長時間抱っこしたい時にも負担を軽減できます。

0ヶ月から長く使用できるタイプの抱っこ紐を求めている方におすすめです。

商品の状態 リユース品
レンタル期間 3泊4日~1年間
レンタル価格 4,080円~10,580円
カラー 5色
正規品定価 24,750円

 

エルゴベビーをレンタルするならこちら

Tranシングルショルダーヒップシート(napnap) 

トラン

べビレンタ公式サイトより引用

 

ヒップシートでおすすめなのが、napnapのトランです。

腰が座る生後7ヶ月頃から利用でき、歩きたい子供を見守る時に重宝する抱っこ紐です。

台座部分はたためるので使わない時はコンパクトに、子供が座る時には角度がついて安定して座れるヒップシートです。

ポケットがついているので、手ぶらでお出かけができるのも魅力です。

商品の状態 新品/リユース品
レンタル期間 1週間~1年間
レンタル価格 8,380円~13,880円
カラー 6色
正規品定価 19,800円

 

Tranヒップシートをレンタルするならこちら

赤ちゃんに合わせた抱っこ紐を

赤ちゃんが生まれると抱っこ紐は必需品となりますが、多様な種類があり、選ぶのに頭を悩ませる人も少なくありません。

最初に抱っこ紐を決めきれないという場合は、レンタルしていくつか試してみるのも良い方法です。

パパ・ママにとっても、赤ちゃんにとってもベストな抱っこ紐がみつかるでしょう。

赤ちゃんの成長に合わせて、快適に使えるものを選べるといいですね。

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