マキシコシ(Maxi-Cosi)チャイルドシートの魅力と対応ベビーカーを徹底解説

ベビー用品

新生児から使えるチャイルドシートをリサーチしていると、必ず目にする「マキシコシ(Maxi-Cosi)」ですが、多くのラインナップがあることから、「違いがよく分からない」と感じている人も多いでしょう。

当記事では、マキシコシ(Maxi-Cosi)のチャイルドシート全商品を詳しく解説しています。
マキシコシ(Maxi-Cosi)のチャイルドシートの魅力や、モデルごとの特徴などを紹介しているので、チャイルドシートの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

マキシコシ(Maxi-Cosi)とは

マキシコシ(Maxi-Cosi)は、育児用品先進国であるオランダで1986年に誕生したチャイルドシートブランドです。

チャイルドシートブランドとして有名ですが、はじめて出産準備を行っている人にとっては、耳慣れないブランドであることから、安全性は大丈夫だろうか?と不安に思うこともあるでしょう。
そこで、マキシコシ(Maxi-Cosi)のチャイルドシートの魅力や注意点を紹介します。

マキシコシ(Maxi-Cosi)のチャイルドシートの魅力

新生児を連れての外出は、何かとハードルが高いですが、マキシコシ(Maxi-Cosi)のチャイルドシートを利用すると、外出のハードルを下げることができます。
さらに、安全性の高さもお墨付きなので、安心して外出ができるでしょう。

マキシコシ(Maxi-Cosi)のチャイルドシートの魅力をさらに深掘りして紹介します。

移動が楽々なベビートラベルシステム

マキシコシ(Maxi-Cosi)のチャイルドシートは、ベビートラベルシステムになっているため、新生児の移動が楽々で、寝てしまった赤ちゃんを起こすことなく移動できます。

ベビートラベルシステムとは、チャイルドシートやベビーカーからシート部分を脱着できるシステムのことで、移動の際に赤ちゃんを毎回抱き上げる必要がありません。
ベビーチェアやベビーキャリー、バウンサーとしても使用できるので、家や外出先で赤ちゃんの一時的な居場所として利用できます。

安全性の高いISOFIX固定

従来のシートベルトによるチャイルドシートの固定は、ミスユースによる事故やケガが起こりやすいというデメリットがありました。
ISOFIX固定なら、車に標準搭載されている連結金具によって、簡単でより安全にチャイルドシートを固定できます。

2012年7月以降に販売されている全車種でISOFIXに対応していますが、それ以前に販売されていた車にはISOFIXが対応していないこともあるので注意してください。

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新生児からベビーカーの使用が可能

新生児期から使用できるベビーカーは、金額が高かったり、大きくなると使えなくなったりするものが多いので、購入するか迷っている人も多いでしょう。

マキシコシ(Maxi-Cosi)の新生児期から使用できるチャイルドシートは、チャイルドトラベルシステムに対応しているベビーカーにドッキングして使用できます。
マキシコシ(Maxi-Cosi)のチャイルドシートが装着できるベビーカーブランドは、以下の通りです。

  • Quinny
  • air buggy
  • bugaboo
  • Stokke
  • ベビージョガー
  • イングリッシーナ
  • バンブルライド
  • BabyZEN yoyo
  • ベベコンフォート
  • グリーントム
  • ABCデザイン
  • フィルアンドテッズ
  • マイクラライト

世界初i-sizeを遵守したチャイルドシートの商品化に成功

i-sizeとは、従来の安全基準R44を強化した、安全基準のことです。
i-sizeを遵守したチャイルドシートの先駆けとなったのはマキシコシ(Maxi-Cosi)のチャイルドシートで、それ以降も、安全性の高さを重視した製品づくりが行われています。

i-sizeと従来の安全基準の違いは、以下の通りです。

内容 従来の安全基準R44 i-size(安全基準R129)
後ろ向き装着期間 生後12ヶ月頃(体重9kg)まで 生後15ヶ月未満まで
後ろ向き装着の体型基準 体重を基準とする 身長かつ月齢を基準とする
シート固定方法 シートベルト固定・ISOFIX固定 ISOFIX固定のみ

成長に合わせた設計で子どもの成育をサポート

マキシコシ(Maxi-Cosi)のチャイルドシートは、子どもの安全性と健やかな成長をサポートするため、子どもの成長段階に合わせたチャイルドシートを設計しています。
骨格成長を妨げる心配がないので、「チャイルドシートに乗せると変に圧迫されるんじゃないか」、「嫌がるんじゃないか」と心配な人でも安心して使用できるでしょう。

マキシコシ(Maxi-Cosi)が定める成長区分は、以下の3つです。

新生児用チャイルドシート【group0+】 成長が著しく、骨格成長の重要な成育時期に対応
幼児用チャイルドシート【group1】 活動の活発な幼児期に安全かつ快適にホールド可能
ジュニアシート【group2/3】 成長に合わせてフレキシブルに調整可能

チャイルドシート安全保障プログラム

チャイルドシートは強い衝撃が加わると、目に見えない破損や変形が起きてしまう可能性があるので、事故に遭った際は新しいものと交換しなくてはいけません。

マキシコシ(Maxi-Cosi)では、事故に遭った際に同じモデルの新品と無償で交換ができる「チャイルドシート安心保証プログラム」を導入しています。
チャイルドシート安心保証プログラムの概要は、以下の通りです。

  • 事故に遭った際にチャイルドシートを無償で新品に交換
  • 直営店・正規取扱店で購入したチャイルドシートが対象
  • 対象商品が生産終了の場合、同等製品との交換
  • 無償交換手続きを行った上、マキシコシ(Maxi-Cosi)に事前連絡をしてからチャイルドシートの配送手続きを行う
  • サポート対象は製品購入から2年間

マキシコシ(Maxi-Cosi)ベースメントを使用する際の注意点

引用:https://www.maxicosi.jp/product/basement/

マキシコシ(Maxi-Cosi)のチャイルドシートは、シートベルト固定でも使用できますが、ベースメントを使用するのがおすすめです。
シートベルト固定はミスユースが多く、思わぬ事故やケガにつながる可能性があります。

ただし、マキシコシ(Maxi-Cosi)のベースメントは、モデルによって使用できる製品が異なるので、購入する際は、チャイルドシートに対応したベースメントを購入しましょう。

マキシコシ(Maxi-Cosi)の新生児から使用できるチャイルドシート

2024年2月現在、マキシコシ(Maxi-Cosi)で販売している新生児から使用可能なチャイルドシートを紹介します。

モデルによって使用感が異なるので、チャイルドシートの使用頻度や活用シーンを考えたうえで購入を検討しましょう。

Pebble 360 Pro

引用:https://www.maxicosi.jp/product/baby/baby_carrier/pebble360pro/?

Pebble 360 Proの最大の特徴は、世界初の新技術である「SLIDE TECH(スライドテック)」が搭載され、シートの回転とドア側へのスライドが可能なことです。
シートが動くことで車への乗せ降ろしが非常にスムーズになり、身体への負担も軽減されるでしょう。

さらに、チャイルドシートやベビーカーとドッキングした状態でも、シートがフルフラットになるため、赤ちゃんが寝てしまっても快適な姿勢を維持できます。

対象年齢 年齢0ヵ月〜15ヵ月
身長40cm〜87cm
車載方法 シートベルト固定/ISOFIX固定
安全基準 R129/03適合

Pebble 360

引用:https://www.maxicosi.jp/product/baby/baby_carrier/pebble360/?

Pebble 360は、レバー操作でシートの向きを変更できるため、シートの脱着だけでなく、赤ちゃんを乗せ降ろしも簡単に行えます。
シートに乗せる際にハーネスが邪魔にならないよう設計されていることもポイントです。

チャイルドシートはシートを洗えない製品も多いですが、シートの脱着が簡単に行えるので、いつまでも清潔に使用できます。

対象年齢 年齢0ヵ月〜15ヵ月
身長40cm〜83cm
車載方法 シートベルト固定/ISOFIX固定
安全基準 R129適合

CabrioFix i-Size

引用:https://www.maxicosi.jp/product/baby/baby_carrier/cabriofix-i-size/?

最新安全基準R129(i-size)に対応した、3.2kgの超軽量モデルのベビートラベルシステムに対応したチャイルドシートです。
軽量でコンパクトなのに、しっかり赤ちゃんを包み込み、頭を衝撃から守ってくれるので、新生児期から安心して使用できます。

ベルトフックが付いているので、赤ちゃんをシートに乗せるときにハーネスを踏んでしまうこともありません。

対象年齢 年齢0ヵ月〜15ヵ月
身長40cm〜75cm
車載方法 ISOFIX固定/シートベルト固定
安全基準 R129適合

Mica 360 Pro

引用:https://www.maxicosi.jp/product/baby/baby_base/mica360-pro/?

Mica 360 Proは、「SLIDE TECH」と「FLEXI SPIN」機能が搭載された、据え置きタイプのチャイルドシートです。
ドア方向へのスライドと、360度回転によって、スムーズな乗せ降ろしを実現します。

独自の特許技術である「Air Protector」で赤ちゃんの頭をしっかり保護し、独自技術の「CLIMA FLOW」によって快適性が保たれているため、夏場でも熱がこもることなく、安全に車で移動できるでしょう。

対象年齢 年齢0歳〜4歳
身長40cm〜105cm
車載方法 ISOFIX固定
安全基準 R129適合

Pearl 360 Pro

引用:https://www.maxicosi.jp/product/baby/baby_base/pearl360pro/

「SLIDE TECH」機能が搭載された、セパレートタイプの据え置きチャイルドシートです。
一体型よりもお手入れが簡単で、ほかの車にチャイルドシートを乗せ替えするのもスムーズに行えます。

別売りの新生児用クッションを購入すると、新生児期から使用可能です。

対象年齢 年齢3ヵ月〜4歳
身長61cm〜105cm
車載方法 ISOFIX固定
安全基準 R129/03適合

Pearl 360

セパレートタイプの据え置きチャイルドシートで、車の付け替えが簡単に行えます。
乗せ降ろしがスムーズに行える機能が満載で、レバーによる回転操作やオープンハーネスによって、ストレスなく外出できるでしょう。

4歳まで後ろ向き乗車が可能なので、安全性を重視する人にとくにおすすめです。

対象年齢 年齢0ヵ月〜4歳
身長40cm〜105cm
体重0kg〜17.5kg
車載方法 ISOFIX固定
安全基準 R129適合

AxissFix Plus

引用:https://www.maxicosi.jp/product/baby/baby_base/axissfixplus/?

AxissFix Plusは、サポートレッグがない省スペース・コンパクト設計な据え置きタイプのチャイルドシートです。
座席の足下に干渉しないため、荷物を置いたり、座席を移動したりがスムーズに行えます。

大きくなってもゆったり座れるので、何度もチャイルドシートを買い替える必要がありません。

対象年齢 年齢0ヵ月〜4歳
身長45cm〜105cm
車載方法 ISOFIX固定
安全基準 R129適合

MICA PRO ECO i-SIZE

引用:https://www.maxicosi.jp/product/baby/baby_base/mica-pro-eco-i-size/?

新安全基準R129よりも基準の厳しいヨーロッパの消費者テストで高評価を受けているため、新生児期から安心して使用できます。

成長しても快適に座れるシート設計なので、4歳頃まで快適に使用できるでしょう。
リクライニング調整も自在にできるので、好みやシーンに合わせてシートを調整できます。

対象年齢 年齢0歳~4歳
車載方法 ISOFIX固定
安全基準 R129/03適合

Stone

引用:https://www.maxicosi.jp/product/baby/baby_base/stone/?

安全性・快適性・使いやすさを両立した、低重心のチャイルドシートで、どんな車でも乗せ降ろしが楽にできます。
汗や蒸れを防ぐ「CLIMA FLOW」やドアから伝わる衝撃を軽減する「G-CELL テクノロジー」が搭載されているので、赤ちゃんが車の中で快適に過ごせるでしょう。

4歳まで後ろ向きシートで使用できるので、子どもの安全と快適を重視している人におすすめです。

対象年齢 年齢0歳〜4歳
身長40cm〜105cm
車載方法 ISOFIX固定
安全基準 R129適合

安全性や利便性を重視するならマキシコシ(Maxi-Cosi)のチャイルドシートがおすすめ

マキシコシ(Maxi-Cosi)のチャイルドシートは、ヨーロッパでも認められる高い安全性を誇るチャイルドシートを多く販売しています。
0歳~4歳まで使用できるものが多いため、ロングユースできることも魅力です。

安全なだけでなく、お母さんやお父さんにとっても使いやすい機能が搭載されているので、安全性や利便性を重視するなら、ぜひマキシコシ(Maxi-Cosi)のチャイルドシートを検討してみてください。

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