出産後にでてくる母乳の仕組みと授乳について

出産後に母乳はすぐにでてくるのはなぜ?

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出産をすれば母乳は自然に出てくるものと思っていましたが、少しもお乳が張ってこない。そんな悩みを抱えるママが増えてきているようです。
妊娠中は、胎盤から分泌されるエストロゲンプロゲステロンというホルモンによって、プロラクチン(隹乳ホルモン)の分泌が抑えられています。産後胎盤が体外に出されると、これらのホルモンの働きがなくなり、プロラクチンの分泌が高まって、乳汁が出てくるようになるのです。
このようなしくみで(実際にはもっと複雑なメカニズムがあるのですが)、乳汁は自然に出てきますが、これをうながすためには、赤ちゃんが「乳首を吸う」刺激が必要です。この刺激が神経を介して脳に伝わり、オキシトシンという物質が出てきて、これが乳腺を取り巻く筋肉を収縮させ、孚回泉の中の乳汁を押しだすのです。
一般的には、産後2~3日後から、この乳汁分泌のしくみがさかんになってきますが、個人差があります。妊娠・分娩によるからだの疲労の程度や
精神的なできごとや心配ごとなどに左右されます。湲眠・栄養を十分にとりましょう。そして、あまり心配したりイライラしたりしないことです。また、疲れをためないことも大切です。

最初の授乳で気負わないで!

最初のころの授乳は「母乳の量」ではなくて、お母さんが赤ちゃんの扱いに慣れ、赤ちゃんもお母さんの乳房からお乳を吸うことに慣れる時期なのです。赤ちゃんにはお母さんに抱かれた状態でお母さんの姿がぼんやりとですがわかっていますし、声も聞こえているのです。だから、赤ちゃんを見つめながら、呼びかけながら(名前が決まっていれば名前を)授乳してみましょう。きっと母親になった幸せをかみしめることができるでしょう。そんなふうにお母さんの心が満たされた状態にあると、母乳の出はどんどんよくなっていくのです。また、オキシトシンは子宮を収縮させる作用もありますので、授乳することによって子宮収縮が起こり産後の子宮の回復を促します。

赤ちゃんが母乳を吸わないときも大丈夫!心配しないでくださいね

赤ちゃんがうまく吸ってくれないと、お母さんはとても心配です。やっと乳首を含ませたと思ったら眠られてしまったり、または身をのけぞらせていやがったりされるとかなりのショックで、お母さんまで泣きたい気分になってしまいますね。
赤ちゃんは、病気でなくてもおっぱいを飲まないときがあります。生後2~3日ごろはまだ、お産時の疲れ(お産は赤ちゃんにとっても大変な体験ですから、お母さんと同様に赤ちゃんも疲れているのです)が残っていたり、生理的黄疸が出始めてきているためか、授乳時間がきても眠ってしまっていることがよくあります。さらに、お母さんに抱かれると、胎内に戻ったように安心してしまうのか、少し吸ってはウトウトするのを繰り返しがちです。こういうときには、ほおを軽くつついたり手足をさわったりして少し剌激しながら飲ませてみましょう。また、あまり無理をせずに眠ったら寝かせてみて、すぐに泣きだしたらまた吸わせましょう。

産後の授乳の注意点〜マッサージで柔らかくしてあげて〜

また、赤ちゃんによっては、哺乳びんの乳首のほうが簡単に乳汁が出てくるのを知ってしまうこともあるのです。一方、お母さんのほうは産後3日目くらいになると、乳房が張ってきて乳首のまわりがかたくなってきていませんか。もし、そうであれば赤ちゃんにとって吸いにくいおっぱいになっている可能性があります。お母さんの乳首がやや短めですとその傾向が強くなります。乳輪部をマッサージしてやわらかくなったおっぱいは、赤ちゃんにとって吸いやすく、また、乳汁が出やすくなっているので吸い続けてくれるでしょう。
赤ちゃんにおっぱいを飲ませる。慣れればなんでもないことなのに、最初のうちは意外と手こずるものです。でも、大丈夫です。赤ちゃんは子宮の
中で指をしゃぶったり羊水を飲んだりして、お乳を吸う練習をしてきています。何度も授乳を繰り返しているうちに少しずつなれてきて、お母さんも赤ちゃんもコツをつかんでじょうずになります。

このように、授乳一つとっても悩みの多い出産後ですが、落ち着いて赤ちゃんの様子を見ながらゆっくり一緒に成長していきましょう。

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