あかちゃんのO脚は大丈夫?

赤ちゃんの添い寝にはベッドガードが必要? 健康・病気

赤ちゃんの足は、ややO脚気味であるのがふつうです。

あかちゃんのO脚

 

 

 

O脚の有無とその程度は、足をまっすぐ伸ばして、両側のかかと、またはくるぶしをぴったりくっつけたとき、左右のひざがどのくらい開くかで診ます。ほとんど開かなければ、O脚ではありません。ひざが2~3cmほど開く赤ちゃんは多いですが、これは生理的なO脚です。しかし、1歳を過ぎると後述のように、逆にX脚ぎみになります。
赤ちゃんのO脚の有無より、ひざから下の足がやや曲がってO脚のように見えることを心配するお母さんもいます。妊娠中は、お母さんのおなかの中で胎児の足が圧迫されて、その影響が足に残っています。また、生後半年までの赤ちゃんは、まだ足を使って立ちませんので、幼児期以降の足の形とは、ちょっと違った感じです。足の形は、年齢とともにだんだんかわっていきますので、心配ないことが多いです。ただし親が見て、かっこうのよい足になるかどうかはわかりません。
昔はくる病のためにO脚になる赤ちゃんがいました。ですが、今では本当のくる病はほとんどありません。そこでO脚があるだけでなにか病気が見つかることはまずありません。また、原則として赤ちゃんのO脚の治療はしません。たまたま健康診査を受けるとき、または小児科を受診するときに診てもらってください。

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