ベビーベッドはいつまで使う?先輩ママたちが実際に使った期間は?

ベビー用品

「ベビーベッドは使う期間が短いと聞くけど、本当?」
「あまり長く使わないと聞いて、購入するか迷っている」

このようなお悩みはありませんか?

ベビーベッドのメーカー推奨使用期間は1~2歳頃であることが多いものの「寝返りやつかまり立ちをするようになり、使わなくなってしまった」「添い寝してしまうので数か月しか使わなかった」という声が多いグッズです。赤ちゃんの安全を守るために便利なベビーベッドですが、大型で場所をとり、購入すると処分も大変なので、慎重に検討したいと考えている方もいるのではないでしょうか。

この記事ではベビーベッドに関する、次の内容を紹介します。

  • 先輩ママ・パパはいつまで使った?リアルな声まとめ
  • ベビーベッドの卒業目安
  • ベビーベッドを用意するタイミング
  • 安全に使用するために大切なこと
  • 海外のベビーベッド事情

ベビーベッドを用意するか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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  1. ベビーベッドはいつまで使った?先輩ママ・パパのリアルな声
    1. 「ベビーベッドいつまで使った?」実際の声
    2. 知恵袋アンケートまとめ集:ベビーベッド使用期間の傾向
  2. べビーベッド卒業の目安
    1. 寝返り・つかまり立ちが卒業のカギ
    2. ベビーベッドはいつまで使えるの?
  3. 標準サイズ・ミニサイズのそれぞれ使える期間は?
    1. 標準(レギュラー)サイズのベビーベッドはいつまで?
    2. ミニ(コンパクト)サイズのベビーベッドはいつまで?
  4. 場所別の使用期間の違い
    1. リビングでベビーベッドを使う場合の使用期間
    2. 寝室でベビーベッドを使う場合の使用期間
  5. ベビーベッドはいつまでに用意する?準備のベストタイミング
    1. ベビーベッドのベストな購入時期
    2. ベビーベッドのベストなレンタル時期
  6. ベビーベッドを安全に使うために大切なこと~転落・窒息リスクを避ける工夫~
    1. 転落・窒息事故を防ぐための注意点
    2. 安心できる寝床・マットレスの選び方
  7. 実際に使った私の体験談~使いづらさを乗り越えるコツと便利だった場面~
    1. ベビーベッドに感じたメリット・デメリット
    2. 使いにくさを改善!育児を快適にする工夫
  8. 海外でのベビーベッドの使い方・いつまで使うのが一般的?
    1. 海外と日本の「いつまで」比較
    2. 文化・環境の違いによるベビーベッドの必要性

ベビーベッドはいつまで使った?先輩ママ・パパのリアルな声

赤ちゃんとパパママ

ベビーベッドのサイズにもよりますが、ミニサイズで1歳(12か月)まで、標準サイズで2歳(24か月)までの使用を推奨しています。しかし、実際は多くの家庭で1歳になる前に卒業してしまいます。

この章では、先輩ママ・パパがいつまでベビーベッドを使ったのか、実際の声をピックアップします。

「ベビーベッドいつまで使った?」実際の声

ベビーベッド使用期間に関する、先輩ママ・パパの声をまとめました。

0歳6ヵ月頃まで

生後半年以下で使用をやめた家庭は「添い寝でしか寝ないので使わない」「寝返りするようになったので使用をやめた」という理由が多いようです。

1歳0ヵ月頃まで

つかまり立ちが始まり、夜泣きのピークでもある8か月~1歳前の時期に卒業を迎えることも多いです。ミニサイズのベビーベッドの場合は約90cm×60cmとややコンパクトで、12か月までの推奨使用期間を設けているメーカーが多いため、ベビーベッド卒業をするきっかけになることもあります。

1歳半~2歳頃まで

 

1歳以降もベビーベッドを使用している家庭もあり、2歳8か月で卒業した家庭もありました。ベビーベッド卒業後は、キッズベッドに移行したり、家族で川の字で寝たりする家庭が多いようです。

知恵袋アンケートまとめ集:ベビーベッド使用期間の傾向

ヤフー知恵袋の「ベビーベッドの使用期間」に関する質問を30件確認し、質問への回答50件をまとめました。

まずはベビーベッドの卒業時期をまとめたグラフをご覧ください。

 

ベビーベッド卒業時期グラフ

0歳9か月より小さい月齢では48%、1歳0か月までを含めると74%の家庭でベビーベッドを卒業したことが分かります。

使用しなくなったきっかけ・理由は、以下のようなものでした。

  • 抱っこでないと寝なかったから
  • 添い寝・添い乳をするから
  • 寝返りが始まった
  • つかまり立ちをするようになった
  • 夜泣きをするので添い寝に移行した

1番多かったのは、寝返りやつかまり立ちなどの「赤ちゃんの成長のタイミング」での卒業でした。生後5~6か月頃に寝返り、生後8~11か月頃につかまり立ちを始める赤ちゃんが多いため、上記の表でも「0歳6か月まで」が24%「1歳0か月まで」が26%という結果につながっているのかもしれませんね。

また、抱っこや添い寝、添い乳で入眠するタイプの赤ちゃんの場合は、ベビーベッドを用意しても使わなかったという声も多く、0歳3か月より小さい月齢で卒業するケースが多かったです。赤ちゃんの個性によっては、あまり使用しないということもあることが分かります。

中には「床板を下げてベビーサークルとして活用した」という人もおり、赤ちゃんの遊び場にする人もいました。ベビーベッドからベビーサークルなど複数の使い方ができる商品であれば、より長く使える可能性がありますね。

べビーベッド卒業の目安

この章では、ベビーベッドを卒業する時期の目安を紹介します。

寝返り・つかまり立ちが卒業のカギ

上記のアンケートでも、赤ちゃんの寝返り・つかまり立ちをきっかけに卒業した家庭が多くありました

寝返りが始まると柵に頭や体がぶつかったり、足が挟まったりすることが増え「危ない」と感じて使用をやめる家庭も多いです。

また、赤ちゃんがつかまり立ちをし始めると、ベビーベッドの柵を飛び越えたり、柵にぶつかったりと事故が発生する危険があります。活発に動きたい赤ちゃんにとって、ベビーベッドは非常に狭い空間です。そのため、つかまり立ちを機に、ベビーベッドを卒業してパパママと同じベッドで寝かせてあげる家庭が多いようです。

もし、つかまり立ち後もベビーベッドの使用を続けるのであれば、床板を1番下に下げて使用するようにしましょう。ベビーベッドとしての使用だけでなく、家事の間に安全な場所を確保するためのベビーサークルとしての使用もおすすめです。

ベビーベッドはいつまで使えるの?

ベビーベッドはサイズによって使用できる期間が異なりますが、標準サイズのものは2歳頃まで、ミニサイズのものは1歳頃まで使えるものが多いです。

耐荷重は商品により異なりますが20㎏~60㎏程度です。一般的に4歳~6歳頃の体重が20kg前後なので、長くても3歳になる頃までの使用が安心といえます。

標準サイズ・ミニサイズのそれぞれ使える期間は?

寝ている赤ちゃん

ベビーベッドには標準サイズとミニサイズがあります。サイズ別の使用期間について、紹介します。

標準(レギュラー)サイズのベビーベッドはいつまで?

標準(レギュラー)サイズは、内寸が約120×70cmのベビーベッドを指します。

標準サイズのメリットは赤ちゃんが広々と寝られること、長期間の使用が可能なことです。商品にもよりますが、2~3歳頃まで使用できます。

一方で、サイズが大きいため場所をとるデメリットもあり、置き場所を慎重に検討する必要があります。また、キャスターなどがついていないため、移動が難しいケースが多いです。

ミニ(コンパクト)サイズのベビーベッドはいつまで?

ミニ(コンパクト)サイズは、内寸が約90×60cmのベビーベッドを指します。

ミニサイズのメリットは、コンパクトなので標準サイズと比べると設置しやすいこと、キャスターがついていることが多いので移動がしやすいことです。

一方で、サイズが小さいため1歳頃までが使用期間となります。赤ちゃんの体格によっては1歳になる前に「小さい」と感じ、ベビーベッドを卒業するケースもあります。

ベビーベッドのサイズについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

ベビーベッドサイズの選び方!レギュラーVSミニ【徹底比較!】

場所別の使用期間の違い

ベビーベッドを日中の居場所としてリビングに設置するのか、寝室で夜に眠るときに使うのかによって、使用期間は変わります。この章では場所別の使用期間の違いを紹介します。

リビングでベビーベッドを使う場合の使用期間

特に、上の子やペットがいる場合は赤ちゃんの安全な居場所としてリビングに設置する家庭も多いですよね。リビングに設置する場合は、寝返りが始まる生後6か月頃で使用をやめる家庭が多いようです。新生児期は寝ていることが多かった赤ちゃんも、まとまって起きる時間が増えるので、ベビーベッドだけで過ごせなってくる時期でもあります。

ただ、先述のとおり、床板を下げてベビーサークルとして1歳頃まで使用する人もいます。ママやパパが家事などで手を離せないときに、ベビーサークルの中で遊んでもらえると、怪我や誤飲などの心配が減るので安心ですね。

寝室でベビーベッドを使う場合の使用期間

寝室でベビーベッドを使う場合も、寝返りやつかまり立ちのタイミングで使用をやめる家庭も多いです。しかし、ベビーベッドで落ち着いて寝られるタイプのお子さんであれば、3歳頃までベビーベッドで眠るお子さんもいます

ベビーベッドを長く使用する場合でも、転落のリスクを考えて床板は1番下にしましょう。特に寝室は親御さんも休んでいたり、家事などをしていたりして目が離れる時間が多いです。急に夜中に起きてお子さんが柵を乗り越えようとすると危険なので、事前に対策をしてくださいね。

こちらの記事ではベビーベッド卒業後のポイントやおすすめのアイテムを紹介していますので、ぜひご覧ください。

ベビーベッド卒業後はどこで寝る?タイミングや環境づくりのポイントを解説

ベビーベッドはいつまでに用意する?準備のベストタイミング

ベビーベッドはいつまでに用意する?

赤ちゃんが産まれてすぐにベビーベッドを使用したい場合、いつまでに家に用意や準備を済ませれば良いのでしょうか?ここでは購入とレンタルに分けて、いつ頃までに用意をするのがベストなのかを紹介します。

ベビーベッドのベストな購入時期

ベビーベッドに限らず、妊娠6か月~8か月頃の安定期に入った頃からベビー用品を少しずつ準備していくことをおすすめします。自宅の広さや生活スタイルにあったベビー用品を自分で探したり、使いやすいように部屋に配置したりするのは時間がかかります。また、妊娠9か月以降の後期に入ってしまうとお腹も大きく、妊婦さんに負担がかかりやすく疲れやすい時期です。ベビー用品は種類が多く、一度に買いそろえるのが大変な場合もあるため、情報収集しながら数回に分けて購入すると良いですよ。

ベビー用品の中でもベビーベッドは特に大型なので、家具の配置を変更しないといけない場合も多いです。部屋のどのスペースに設置するのかを考えながら、情報収集したり、店頭で実物を見たりしてシミュレーションしましょう。注文後に輸入で到着する場合もあるため、使いたいベビーベッドがある方は余裕を持って注文しておきましょう。

また、ベビーベッドの組み立てや設置は、予定日の3週間前までに済ませておくのがおすすめです。実は予定日ぴったりに赤ちゃんが生まれる割合は、たったの2%と言われており、約9割のママは出産予定日の前3週間~後1週間の間に出産をしています。赤ちゃんが予定日より早めに生まれたときに「ベビーベッドをまだできていない……」と焦ってしまったり、慌てて準備しないといけなくなったりします。ベビー布団は赤ちゃんが生まれてから敷いても大丈夫ですが、組み立てが必要なベビーベッドはなるべく予定日の3週間前に設置を目指しましょう。

ベビーベッドのベストなレンタル時期

ベビーベッドをレンタルする場合は、ベビー用品の検討を始める妊娠6か月~8か月頃から、レンタルで利用したい会社や商品を調べましょう。レンタルを検討しているときにチェックしたいポイントは、次の点です。

  • レンタルの予約はできるか
  • いつから予約ができるか
  • 再入荷通知が設定できるか
  • 最短お届け日はいつか
  • 出産日のズレに対応してもらえるか

希望する時期に使いたい商品がレンタルできるよう、予約サービスを受け付けているレンタル会社がおすすめですよ。

ベビレンタでは、最短翌日にお届けができるため、退院までの数日にご注文いただければ使いたい時に届くためが早まりそうな時でも安心です。

ベビーベッドレンタルに関する注意点は、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

ベビーベッドをレンタルする時に押さえておきたい注意点は?借りるメリットと選び方も解説!

ベビーベッドを安全に使うために大切なこと~転落・窒息リスクを避ける工夫~

ベビーベッドを購入する際の注意点

赤ちゃんの安全確保に活躍するベビーベッドですが、商品選びや使用する上での注意点がいくつかあります。注意点を理解したうえで、どの商品にするか、ぜひ選んでみてください。

転落・窒息事故を防ぐための注意点

ベビーベッドからの転落

ハイハイやつかまり立ちが始まると、赤ちゃんにとってベビーベッドは窮屈な場所になってしまいます。そのため、柵にぶつかったり、柵から出ようとして怪我をしたりと大きな事故につながる危険があります。赤ちゃんが大きくなったらベビーベッドの床板を1番下に下げたり、布団などの危険が少ない寝具へ移行したりしましょう。布団で添い寝をしない場合は、ベビーサークルと布団を組み合わせると、赤ちゃんはベビーベッドのように囲われた状態で眠ることができますよ。

また、柵は常に上げておくのを忘れないようにしましょう。

布団や枕、ベッドガードでの窒息

0歳児の死亡事故ワースト1位は就寝時の窒息死と言われており、不慮の事故死の原因の30%以上を占めるほど、寝ている時の窒息が一番多いです。赤ちゃんの口や鼻の上に布団が覆ってしまうと、赤ちゃんの力では払いのけることができません。こども家庭庁は「掛け布団は使用せず、服装で温度調節しましょう」と注意喚起しています。1歳頃までは「着るお布団」とも呼ばれる、スリーパーの使用がおすすめです。

枕も赤ちゃんの頃は窒息につながる恐れがあるので不要です。薄いタオルを折りたたんで頭の下に敷いたり、バスタオルを広げて使用したりすると吐き戻し対策になりますよ。枕の使用は首や背骨のS字カーブが発達してくる2~3歳頃から使い始めるのが適切とされています。

また、転落防止のための大人用ベッドに設置するベッドガードが販売されていますが、生後18か月未満の乳児には使用できません。赤ちゃんがベッドガードとマットレスの隙間に挟まり、窒息の恐れがあるためです。実際に生後9か月の赤ちゃんの死亡例もあるので、生後18か月までは使用しないようにしましょう。

安心できる寝床・マットレスの選び方

敷布団やマットレスは赤ちゃんの顔が埋まらないよう、硬さのあるものを使いましょう。やわらかいものは赤ちゃんがうつぶせになった場合に顔が埋まってしまい、鼻や口が塞がれるリスクがあります。大人が少し硬すぎると思うくらいの敷布団やマットレスを選んでくださいね。

また、1歳を過ぎるまでは仰向けで寝かせましょう。仰向けで寝かせることで窒息や乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクを減らせます。

赤ちゃんが仰向けに寝ているかどうか不安な方はベビーモニターを用意し、うつ伏せになった時にスマートフォンやアラームでお知らせされる機能やカメラで寝ている様子を確認できると安心です。

実際に使った私の体験談~使いづらさを乗り越えるコツと便利だった場面~

ベビーベッド使用体験談ここからは、2児の母である筆者が実際にベビーベッドを使用して感じた体験談を紹介します。

ベビーベッドに感じたメリット・デメリット

まずは筆者の家庭の背景について、簡単に紹介させてください。筆者は上の子が赤ちゃんのときにはベビーベッドを使用しませんでした。ペットもおらず、妊娠中に参加した自治体のマタニティ教室で「ベビーベッドはいらなかった」と先輩ママ・パパに聞いたので、我が家も一旦用意は見送り、必要そうなら用意しようという判断をしたためです。
上の子はリビングでは布団、寝室ではベッドインベッドにスリーパーを着せて寝かせ、動くようになる頃には布団に移行したので「ベビーベッドが必要」と感じることはありませんでした。

その後、3歳差で下の子を授かったのですが、やはり上の子が赤ちゃんを踏まないかなど、心配なことが多かったです。夫とも相談し、リビングでの赤ちゃんの居場所としてミニサイズのベビーベッドを購入しました。ちなみに寝室では布団で寝ています。

結果、ベッドとして使用したのは生後半年頃まででした。よく寝返りをするようになり窮屈そうにしていて、床で過ごすことが多くなっていき、自然と卒業しました。

下の子が1歳を過ぎた現在は、子どもに触られたくないものを置く物置状態になっていますが、ベビーサークルやデスクに組み替えられるものを購入したので、今後はデスクにして筆者の仕事用の机にしようと考えています。

前置きが長くなりましたが、筆者の私が感じたベビーベッドのメリットとデメリットを紹介します。

メリット

  • 赤ちゃんの安全な居場所を確保できる
  • 少し目が離れるときでも安心
  • ベビーベッドの下にベビーグッズを収納できる

やはり1番のメリットは、赤ちゃんの安全な居場所を確保できることでした。ベビーベッドがあることで「上の子が踏まないかな」「いたずらしないかな」などの心配が減りました。
また、筆者が家事やトイレにいくときなど、少し目を離さないといけないときでも「ベビーベッドにいるから安心」と思い、少し緊張感が和らいでいたように思います。

デメリット

  • 赤ちゃんが窮屈そうだと感じることがあった
  • ベッドが大きいので場所をとる

デメリットは、赤ちゃんが成長するにつれ、ベビーベッドが狭いと感じたことです。特に寝返りをする頃には、少し足で上に移動すると頭を柵にぶつけたり、寝返りすると体を柵にぶつけたりしていました。使用していたものがミニサイズということもあり、やはり動きがでてくると窮屈そうで、かわいそうだなと思ったことがあります。

また、我が家は賃貸でリビングが狭いので、ミニサイズのベビーベッドを置くだけでも圧迫感を感じます。しかし、赤ちゃんの安全のためにベビーベッドは必要だったと感じるので、用意してよかったと感じます。

使いにくさを改善!育児を快適にする工夫

ベビーベッドは「大きくて場所をとる」というイメージを抱く方も多いと思います。
確かにその通りなのですが、ベッドの下が収納スペースになる場合は、下の収納スペースに赤ちゃんのものをまとめて収納できます。我が家も洋服やおむつのストックなどを収納し、ベビーベッド付近にグッズがまとまっていたので、お世話が楽だと感じました。

扉の開閉方法や数もお世話がしやすいポイントです。

我が家はベビーベッド以外にも組み替えられる商品だったこともあり、ベッドの扉は家の開き戸のようなドア式でした。開く部分が狭いので、おむつ替えなどのお世話に少し苦労したときもあります。スライド式や開閉式であれば柵の一面が下がり、お世話のときにママやパパの体がつかえることがないので快適です。

また「ツーオープン」「Wオープン」と呼ばれる、柵が2面下がるタイプもあります。柵が1面のみ下がるワンオープンと違い、赤ちゃんの横側・足側の2面が下がることで、おむつ替えのときに赤ちゃんの体の向きを変えずにお世話ができますよ。

さらに、床板の位置が高いハイタイプのベビーベッドは、かがまずに楽な姿勢でお世話ができるので、腰や腕への負担がかかりにくいです。特に、背の高い方やパパにおすすめですよ。

ただ、ベビーベッドにどのような機能を求めるのかの優先順位によって、商品選びや用意する方法が変わります。我が家は「長く使えるものにしたい」という思いが強く、組み換えられる商品を購入しました。お世話を快適にする優先順位が高いのであれば、ハイタイプやツーオープンを選ぶ、一旦ベビーベッドを利用してみて赤ちゃんの個性で判断するのであれば、レンタルしてみて、必要であれば購入することも良いかもしれません。家族で話し合い、家庭のニーズに合うものを選んでみてくださいね。

海外でのベビーベッドの使い方・いつまで使うのが一般的?

海外のママと赤ちゃん日本では生後半年~1年程度で卒業を迎えることが多いベビーベッドですが、海外での使い方や使用期間を紹介します。

海外と日本の「いつまで」比較

地域 ベビーベッドの使用 使用期間
日本 生後すぐ~1歳頃
欧米 生後すぐ~2・3歳頃
アジア あまり使用しない
アフリカ × 一般的に使用しない

欧米では赤ちゃん専用の部屋を用意し、早ければ新生児期から親子別室で眠ります。ベビーベッドがサイズアウトする2・3歳頃まで使用し、その後はジュニアベッドなどへ移行することが一般的ですよ。一方で、アジアやアフリカでは昔から添い寝の文化があり、使用が一般的ではない地域もあります。

文化・環境の違いによるベビーベッドの必要性

日本やアジア・アフリカ地域では住宅が狭いことや、昔から添い寝が主流であることから、ベビーベッドを使用しない地域も多いです。「置きたくても置けない」「子どもの様子をそばで見守りたい」というママやパパの事情や気持ちもありそうですね。

欧米では小さいうちから個人を尊重し、自立心の育成や安全面から、一般的には赤ちゃんは別室のベビーベッドで眠ります。また、夫婦で過ごす時間を大切にしたいという文化的な側面もあり、子どもが生まれても夫妻の時間を持ちたいと考えている家庭が多いです。
「赤ちゃん1人で寝かせるのは心配じゃないの?」と思う方もいると思いますが、泣き声が聞こえたら部屋に入って対応したり、ベビーモニターで様子を見守ったりしてお世話をしていますよ。

上記のように、ベビーベッドを使用する期間は住環境や睡眠の文化によって変わります。家庭によって状況が違うので、家族で相談してベビーベッドの使用を検討してみてくださいね。

 

 

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