乳幼児には節分の豆に要注意!!

豆まき
明日は節分ですね。今日お買いものをしていて、いわしを購入するか迷いました。
子ども達には日本古来の行事をどんどん語り継いでいって欲しいですね!!

節分の豆まきや、まるかぶり巻き寿司の由来は・・・

立春を新年と考えれば、節分は大晦日にあたり、前年の邪気を祓うという意味をこめて、追儺(ついな)の行事が行われていまして、その一つが『豆まき』です。

追儺とは悪鬼・疫癘(えきれい)を追い払う行事のこと。
平安時代、陰陽師たちにより宮中において大晦日盛大に行われていたそうです。
その後、諸国の社寺でも行われるようになったようです。

一般的には、豆まきは年男(その年の干支を持つ生まれの人)、または、一家の主人が煎った大豆をまくそうです。
うちでは父が外にまいてくれて、父が鬼役をしてくれてみんなでまいていました。

そして、自分のかぞえ歳の数(地方によって数え年+1)の豆を食べると、その年は病気にならず長生きすると言われていますね。

「巻き寿司のまるかぶり」が節分のイベントととして世間に浸透してきたのは、大阪が発祥の地といわれており、大阪海苔問屋協同組合が道頓堀で行った行事をマスコミが取り上げ、全国の食品メーカーがそれに便乗して全国に広まったそうです。ご存知でしたか?

大阪出身の私は、この話を父からよく聞いていて、東京にはこの行事はないものなのかと思いましたが、最近はどこでも同じようにしていますよね!!
しかも、昨年は夏の節分というのもしていてビックリしましたよ。
主人の母から頂き、美味しく頂きました!!

巻き寿司を使うのは理由は、「福を巻き込む」からで、また、まるごと食べるのは、「縁を切らないために包丁を入れない」という事だそうです。
また、恵方とは陰陽道で、その年の干支に基づいてめでたいと定められた方角の事を表します。

行事はしたいけど、お子さんの豆には十分気を付けて!!

鬼役は誰がして、豆を撒いたり・食べたりと、楽しい計画を立てているかもしれないですね。
うちも、もちろん鬼のお面を付けてする予定です!!
娘はどんな反応をするかな?

でも、乳幼児がいらっしゃるお家では十分に気を付けてください。
この節分の豆は小さなお子さんには非常に危険なものなのです!!

毎年、節分の時期になると、子どもが気管支に豆を詰まらせる事故が多発しているそうです。

炒った大豆やピーナッツ等の乾いた豆類は、3歳以下のお子さんの場合は上手に噛みくだいて食べることが出来ません。
その為、口に入れた豆がうまく消化管の方へ入らず、気管の方へ入ってしまうことがあります。

もし気管に入ってしまうと、呼吸困難や肺炎を起こし、そのまま放置しておくと死に至ることもあります。

こうなったら一刻も早く取り出さなければならず、取り出すには手術が必要な場合もあります。

気管支異物は乳幼児に多く、3歳以下で約8割が占められているそうです。
異物として最も多いのはピーナツで3~8割を占め、その他にアーモンド、カシュナッツ、枝豆などの豆類、小さな植物片、玩具の破片、パウダーなどがあるそうです。

その日はきちんとお片づけしたつもりでも、床に落ちているのを拾って食べたりして、節分の豆まきの翌日は乳幼児の気管支異物が多発する日となっています。

異物が気管支に入った場合を保護者が見ていないこともあったりするので要注意!!
突然の咳や長期にわたる咳、治りにくい肺炎などからも気管支異物を疑う必要があります。

また乳幼児では、自分で口に入れなくても、上の子どもが下の子どもの口に入れてしまう場合もありますので要注意です。

まず、3歳以下のお子さんや、豆を上手に食べられないお子さんのいるご家庭では、家の中での豆撒きは避け、豆を食べさせないようにした方が無難でしょうね。

特に、赤ちゃんは、目についた豆に興味津々で口に運んでしまいます。
赤ちゃんのいるご家庭では、家の中の豆撒きなるべくしないようにし、赤ちゃんの手の届く場所に豆を置かないようにしましょう。

うちの娘はお手製のお手玉の中に入っていた小豆が飛び出した時に、すかさず口に運んでいました・・・。
すぐに気付いて出しましたが、怖いですよね。

こんな節分プレートを作ると楽しいですね♪

節分プレート
節分ワンプレート☆鬼オムライス

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