赤ちゃん・新生児のでべそはいつ治るの?

子育て・育児

Q.1か月検診のときに、出べそで「要観察」になったことが気になっています。このまま何もしなくても、そのうち引っ込むものですか?

今日はこんな質問をコメントから頂きました。ありがとうございます。

新生児のでべそ

A.1才ごろには自然に治ることがほとんどなので、ひとまず気にしなくても大丈夫です。

赤ちゃんはおなかの筋肉が弱いので、大泣きしたときなどに腹圧がかかっておへそがポコッと出ることがあります。
医学的には「臍ヘルニア」といい、10%-20%の割合でみられます。

これは、皮膚、筋肉などが付いていて本来凹むはずのおへそが、くっつかずに、腸などが出てしまっている状態のことを指します。
臍ヘルニアの部分は、腸なので少し押さえると柔らかくグジュグジュとした感じがします。

このでべそですが、赤ちゃんの筋肉の発達とともに普通は凹んでいきます。
ですので、ハイハイやお座りなどをし始める3か月ごろから治っていきます。

95%以上の確率で、何もしなくても、1才過ぎには自然に治ります。
お医者さんにいっても、基本的には経過観察になります。

しかし、治療が必要な臍ヘルニアの場合はお気を付け下さい。
2㎝以上の大きな臍ヘルニアの場合は、自然に治らないこともあり、その後の治療について小児科医と相談することになります。
そのような場合には、皮膚が余った感じになることもあり、臍の形成手術を実施することもあります。

基本的には、臍ヘルニアによって、更なる病気などが併発するようなものではないので、あせらず観察してあげてください。

他にも何か子育ての質問などでお困りのことありましたら是非コメントなどからお願いします!

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