ジャンパルーの悪影響は本当にないの？

「あんなにジャンプしていて、頭に悪影響ないの？」「ジャンパルーって足を広げて乗るけれど、足への影響はないの？」など、ジャンパルーで遊ばせたいけれど、影響が心配な方は多いのではないでしょうか？

最近では、サンリオやはらぺこあおむしなど可愛らしい見た目のジャンパルーも増えてきて、折りたたみができる便利なものも増えてきました。

この記事では、10年間ベビー用品を扱ってきた元保育士である私の視点から、ジャンパルーの発育に対する影響とジャンパルーを実際に使ったママのレビューを紹介します。

ジャンパルーの脳に対する影響

突然ですが、皆さんは「揺さぶられ症候群」をご存知でしょうか？

揺さぶられ症候群（SBS）とは、 まわりから見れば「あんなことをしたら、子どもが危険だ」と誰もが思うほどに激しく、乳幼児が揺さぶられたときに起こる重症の頭部損傷のことです。

出典：日本小児科学会

赤ちゃんは、頭が重たくて首の筋肉が弱いので、揺さぶられたときに頭を自分の力で支えることができません。

そのため、強く揺さぶられることで、頭の内側を支える骨に何度も脳が打ち付けられて、脳が傷ついてしまうリスクがあります。

では、ジャンパルーの揺れは赤ちゃんの頭に影響を与えるのでしょうか？

年齢から考えるジャンパルーの脳への影響

揺さぶられ症候群になってしまう理由に、首の筋肉が弱いことがありました。

そのため、赤ちゃんの首がすわるのは生後３〜６ヶ月頃ですので、それまで特に気をつける必要があります。

ジャンパルーは首が完全にすわったら使えると公式サイトに書かれているため、使用期間を守って使用すればジャンパルーの揺れによって頭が揺れすぎるということはないため、しっかり首がすわったことを確認してから使いましょう。

揺れ方から考えるジャンパルーの脳への影響

揺さぶられ症候群になる揺れは「頭が前後にガクンガクンと揺れる揺れ」です。

「高い、高い」やお膝のうえで赤ちゃんをピョンピョンさせるといった通常のあやし行為では揺さぶられ症候群にならないと言われており、ジャンパルーの揺れも縦揺れですので、揺れ方の面からもジャンパルーの脳への影響は小さいと言えます。

ジャンパルーの股関節に対する影響

次に股関節について影響を考えます。
皆さんは「赤ちゃんの股関節脱臼」について聞いたことがありますか？

赤ちゃんの股関節は、大人と異なり、脚を真っ直ぐにではなく、M字（カエルの脚のような形）にするような開き方をしています。

そのため、脚をまっすぐにすると無理をしている状態になってしまい、ひどい場合には脱臼してしまいます。

例えば、脚をまっすぐに伸ばした状態での横抱きをしていると脱臼するリスクがあります。

ジャンパルーは、脚をまっすぐにしないよう股関節を広げてあげるシートがあり、脚を地面につけることのできる高さに調節できるので、股関節に対する悪影響は小さいと言えます。

ジャンパルーおすすめのレンタル品

首がすわってから歩き出すまでの６ヶ月間しか使えないジャンパルーを処分の心配なしで、安く使いたくありませんか？

ここでは、ベビー用品レンタル店で一番商品点数が多いベビレンタでレンタルできるジャンパルーを紹介します！

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ジャンパルーを実際に使ったママのレビュー

ジャンパルーのメリットは、楽しそうに飽きずに他のおもちゃよりも長く遊んでくれることだと感じています。

これらのメリットが具体的にイメージしてもらえるように、私がスタッフとして働いている、ベビー用品のレンタルサービス"ベビレンタ"にてジャンパルーを利用してくださった方14名のレビューを紹介いたします。

レンタルに関する感想も混ざっていますが、参考までにご覧ください。

まとめ

今回はジャンパルーの安全性について、医学的な観点からご紹介いたしました。
大きく揺れて遊ぶ姿から心配になるパパママも多いですが、揺さぶられ症候群や股関節脱臼といった症状がジャンパルーの使用によって起こる可能性が少ないです。
6ヶ月間と短い間しか使えませんが、赤ちゃんが楽しそうに遊んでくれ、子育てに余裕を作ってくれるジャンパルーはレンタルで使ってみることがおすすめです。

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