イライラしたり、育児に疲れたらこれを読んでみて

ミルパス

『犬と私の10の約束』というのをご存じですか?

犬の立場から見た飼い主にしてほしいと願う事柄を列挙した、作者不詳の英文で書かれた短篇詩『犬の十戒』をヒントに生まれたのが『犬と私の10の約束』という物語で、本や映画にもなりましたね。

その『犬と私の10の約束』を元に書かれた『あかちゃんとあなたの10の約束』
岡山市にある「ウィメンズクリニック・かみむら」というクリニックの上村茂仁先生がFacebookに書いた文章だそうです。

もし、イライラしたり、育児に疲れた時には、これを読んでみて頂けたら・・・と思います。
そして、周りにそんなママがいらっしゃる方には「良かったら読んでみて・・・」と可能ならお伝えして頂けたらと思います。

これを読んで少しでもイライラが治まったり、子どもへの愛情を深めることが出来たら、世の中の子どもへの虐待やネグレクト(育児放棄)も減るのだと思います。

本当に悲しいけど、テレビでは「虐待で亡くなる子どもがいる」という報道が流れたりしますね。

世の中には子どもが欲しくてもずっと授からなくて悲しんでいる方も多いのに、そんな事件を見ると胸が締め付けられる気持ちになります。

『あかちゃんとあなたの10の約束』

1. 私があなたと一緒に暮らすのは、思いのほか長い時間です。
一人で生きるためにはそれだけ長い時間が必要です。
私があなたからきちんと巣立てるその時まで、
何があっても私の面倒をみてもらえますか。
私を産むということは、そういうことだとよく考えてください。

2. あなたが私に望んでいることを、ちゃんと分かるようになるまで、待ってくださいね。

3. 私を信頼してください・・それが何より嬉しいのです。

4. 私のことをずっと叱り続けたり、厳しい罰を与えたりしないで下さい。
あなたには仕事や楽しみやたくさんの友人がいるけれど、私には・・・あなたしかいないのです。

5. いつも私に話しかけてください。
たとえ、あなたの話す言葉がわからなくても、あなたの声を聞けば、私に何を言ってくれているのか、
分かるのです。

6. 私にどんなふうに接しているか、考えてください。
あなたがしてくれたことを、私は決して忘れません。

7. 私を叩く前に思い出してください。
私はあなたにとてもやさしく接することはできても、あなたを叩くことは出来ないんです。

8. 言うことをきかないとか、手におえないとか、怠け者がと叱る前に、そうさせる原因が無かったか、思い起こしてください。
ちゃんといつも相手をしてくれたでしょうか。
一人ぼっちの部屋で泣いてもほったらかしにしてなかったでしょうか。
お腹がすいているのに、気づいてなかったことはないですか。
私は何か病気で動けなかったり、苦しんでいるのかも知れません。

9. 私が、大きくなってもいつまでもあなたの子供です。
あなたの背中を見ながらいつも育ってゆくのです。

10. そして、私があなたから巣立つとき、ちゃんと私を送り出してください。
寂しいとか辛いとか言わないで下さいね。
いつもあなたが傍に居てくれたから、私はこうやって大人に成れたのだということにあなたは自信を持って、私をしっかり送り出してください。
そして、どうか忘れないで、私はいつまでもあなたを愛していることを。

今回は敢えてこれ以上は書かないでおきますね。
最後まで読んで頂いて有難うございました。

タイトルとURLをコピーしました