赤ちゃんが成長と共に動ける範囲が広がり、それに伴って危険な行動をしてしまうことがあります。
赤ちゃんを育てたことのあるご家庭なら誰もが育児におけるヒヤリとした経験を持っているはずです。
これから赤ちゃんを迎え入れようとする方や今まさに育児真っ只中という方は、「安全対策グッズ」を活用してお家を安全な環境に整えてあげましょう。
この記事では、赤ちゃんがいる家庭におすすめの安全対策グッズをご紹介します。
どのように活用すべきか、グッズの特徴や選び方のポイントなどを詳しくまとめました。
赤ちゃんを危険から守るためにも、ぜひ最後までチェックしてみてください。
事故が起きてからでは遅い!早めの安全対策が大事
赤ちゃんの安全対策はとにかく「早め」が肝心です。
新生児から1歳くらいまでの赤ちゃんの成長スピードはとても早く、ハイハイができるようになったと思ったら、あっという間に移動して、大人では予想もつかない行動に出るようになります。
そのため、ハイハイやつかまり立ち、よちよち歩きができるようになってから安全対策グッズを用意するのは遅いです。
赤ちゃんの月齢によっても危険なものが変わってくるため、事前にお家の中を見渡して危険を予測し、早めの対策を心掛けるようにしましょう。
安全対策グッズはどこで買える?
赤ちゃんを危険から守る安全対策グッズは以下のお店で購入可能です。
- ホームセンター(ニトリ、DCM など)
- ベビー用品店(西松屋、トイザらス、ベビザらス、アカチャンホンポ など)
- ネット通販
- 百円ショップ(ダイソー、セリア など)
感電防止に役立つコンセントカバーなどは百円ショップなどでリーズナブルに買えるでしょう。
ベビーサークルなどは西松屋などベビー用品店やネット通販で多数取り扱いがあります。
赤ちゃんの様子を離れたところでも見守ることができるベビーモニターなどはやや高価ですが、短い期間しか使わない場合は、ベビー用品のレンタルショップを利用するのもおすすめです。
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おすすめの赤ちゃん安全対策グッズ
赤ちゃんがいるご家庭にあると助かる、おすすめの安全対策グッズを7つご紹介します。
- コンセントカバー
- コーナークッション
- ベビーゲート
- ジョイントマット
- ドアロック
- ベビーサークル
- ベビーヘルメット
ベビー用品店やネット通販、ホームセンター、百円ショップなどで手軽に購入できるものばかりです。
家の中に潜む危険なシーンから対策方法、アイテムの選び方のポイントまで詳しくご紹介しますので、備える際の参考にしてくださいね。
①感電から守る|コンセントカバー
赤ちゃんがハイハイできるようになるとコンセントに目がいき、コンセントに差さっているプラグを引き抜いたり、コンセントの穴に小さいものを挿入したりする可能性があります。
差し込み口を触ること自体はさほど問題ないでしょうが、差し込み口に金属を差し込むと感電する恐れがあり大変危険です。
そのような危険から赤ちゃんを守るのが「コンセントカバー」です。
コンセントの周りにコンセントカバーがあれば、普段使用しないコンセントの差し込み口に蓋をして、ホコリや湿気の侵入、子供のいたずらや感電事故などを防ぐことができます。
コンセントカバーの選び方
コンセントカバーは安いものだと百円ショップなどで購入できます。
コンセントカバーを選ぶ場合は、以下のポイントをチェックしてご家庭に合うタイプのものを選びましょう。
- 本体サイズや差し込み口の数を確認して選ぶ
- コンセントカバーのタイプで選ぶ(フルカバー・キャップ)
- 安全性が高いものを選ぶ
- 部屋に馴染ませるならシンプルなデザインを選ぶ
赤ちゃんが簡単に外せるものだと、赤ちゃんを守ることはできません。
また、キャップタイプの場合は赤ちゃんが誤飲してしまう危険性があるので、赤ちゃんの手が届かない場所で使用した方が良いでしょう。
②家具の角や縁に|コーナークッション
家具の角やテーブルの縁などにぶつけることは大人の方でもあると思いますが、とても痛いですよね。
赤ちゃんは頭蓋骨が柔らかく薄いため、脳内出血などの重度な状態になる恐れがあるので気をつけなければいけません。
家具の角や縁をカバーするために活躍するのが「コーナークッション」です。
家具に簡単に取り付けられ、赤ちゃんがぶつかったときの衝撃を軽減してくれます。
コーナークッションの選び方
コーナークッションはホームセンターで手に入りますし、百円ショップにも売っています。
コーナークッションを選ぶポイントはこちらです。
- 用途に合わせて形状を選ぶ(L字型、U字型、波型)
- クッション性を重視して選ぶ
- インテリアに馴染む色を選ぶ
より衝撃を軽減させたいのなら、しっかりとした厚みがあるものを選びましょう。
③赤ちゃんの侵入を防ぐ|ベビーゲート
「ベビーゲート」は、赤ちゃんが家の中の危険な場所に入ってくるのを防ぐアイテムです。
階段があるお家やお湯が入っている浴槽、危険なものが多いキッチンなどへ侵入できないようにすることができます。
どこでも簡単に取り付けられるうえに、しっかりと固定すれば赤ちゃんの力では外れないため、非常に役立つアイテムです。
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ベビーゲートの選び方
ベビーゲートを選ぶ際は以下のポイントをチェックしましょう。
- 設置したい場所とサイズが合っているか
- 壁取り付けタイプor自立タイプ
- 赤ちゃん以外が楽に出入りできるか
- 赤ちゃんの安全面が考慮されているか
設置方法は壁に取り付けるタイプと自律タイプがありますが、よりしっかりと固定させたい場合は壁取り付けタイプがおすすめです。
また、賃貸や新築など、壁を傷つけたくない場合は自立するタイプが良いでしょう。
④転んでも安心|ジョイントマット
「ジョイントマット」は、必要な数だけ自由に繋げて部屋に敷けるマットで、赤ちゃんや小さいお子さんがいる家庭にあると非常に便利な安全対策グッズです。
ジョイントマットは1つひとつが軽くて持ち運びしやすく、クッション性にも優れているので、赤ちゃんがお部屋で転倒してしまった場合でも衝撃から守ってくれます。
また、撥水効果のあるものが多く、汚してしまってもお手入れが楽だというメリットもあります。
他にも、一定の防音性も期待できるため、賃貸の2階にお住まいのご家族にもおすすめです。
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ジョイントマットの選び方
ジョイントマットはホームセンターやベビーショップに取り扱いがあり、サイズや厚み、値段が商品によって大きく異なります。
ジョイントマットを選ぶ際は以下のポイントをチェックしましょう。
- マットが外れにくいか
- サイズが部屋に合っているか
- 綺麗に見せたいならサイドパーツが付き
- 床暖房に対応しているか
- 安全際に配慮されているか
赤ちゃんの安全性を考慮するなら、ホルムアルデヒドを含む有害物質の検査がされているジョイントマットを選びましょう。
⑤扉や引き出しに取り付ける|ドアロック
棚や冷蔵庫のドアなど、赤ちゃんが勝手に開けて誤飲や指を挟んでしまう危険性がある場所には「ドアロック」を付けるのがおすすめです。
ドアロックは鍵の役割を果たすため、赤ちゃんが引き出しやドアを開けられないようにして、様々な危険を回避できるほか、貴重品に触れないようにすることもできます。
また、地震が起きた時に引き出しが開閉するのを防ぐ役割もあります。
ドアロックの選び方
ドアロックは様々なタイプがあり、設置場所に合わせて選ぶのがおすすめです。
以下のポイントをチェックしましょう。
- ドアロックのタイプで選ぶ(バンド式、回転式、オートロック式、ストッパー式)
- 目的の場所に設置できるか
- 使わなくなった後綺麗に剥がせるか
- 万全に配慮された素材か
- 解除が難しい2段階ロックが安心
賃貸の場合は、取り外しやすさや跡の残りにくさも考慮してください。
⑥安全な場所で遊ばせられる|ベビーサークル
赤ちゃんのスペースを確保する「ベビーサークル」は、パパやママの手が離せない時でも安全に待ってもらうことができる商品です。
ハイハイができるようになった赤ちゃんは行動範囲が広がりふとした瞬間に親の目の見えない場所まで1人で行ってしまうこともあります。
ベビーサークルがあれば、囲った範囲内でしか移動できないため、安心して見守れるでしょう。
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ベビーサークルの選び方
ベビーサークルは素材や機能によって種類がたくさんあります。
ベビーサークルを選ぶポイントは以下の通りです。
- 素材で選ぶ(木製、プラスチック製、メッシュタイプ、マットタイプ)
- 拡張できるか
- おもちゃが付いているか
- 収納のしやすさで選ぶ
ベビーサークルは大きさがあるので、設置したままにするか、使うたびに出し入れするのか、ご家庭の使う場面に合わせて選ぶのがおすすめです。
おもちゃ付きのベビーサークルも多くあり、調理中など、少しの間赤ちゃんを1人で遊ばせておきたい時に重宝します。
⑦頭への衝撃から守る|ベビーヘルメット
ベビーヘルメットは赤ちゃんの頭を守るためのヘルメットです。
乳幼児期の子どもは頭の比重が高く、それを支える筋力も十分に発達していないため、転んだり頭をぶつけたりするリスクが高くなります。
赤ちゃんの頭は柔らかく骨も不完全なので、少しの衝撃で重篤な状態になる危険性があるため、ベビーヘルメットを装着しておけば安心です。
ベビーヘルメットの選び方
成長の早い赤ちゃんの頭のサイズも急速に変わっていくため、サイズ調整ができるベビーヘルメットだと便利です。
以下のポイントを考慮して選びましょう。
- 対象年齢や頭囲に合わせて選ぶ
- サイズ調整が可能か
- 通気性が良いか
- 軽さで選ぶ
- 素材で選ぶ
- 安全性が確保されているものを選ぶ
赤ちゃんは汗をかきやすいため、通気性の良いタイプのベビーヘルメットがおすすめです。
安全対策グッズを選ぶ際に注意すること
赤ちゃんのための安全対策グッズをお家に取り入れようと考えている方は、以下の点に注意しましょう。
- 安さよりも性能を重視する
- 賃貸OKのアイテムであるか確認する
- パパやママの見守りが1番大事
詳しくご説明します。
安さよりも性能を重視する
安全対策グッズの値段はアイテムによって様々ですが、安いものだと数百円で入手できるものがあります。
ですが、単に安さだけで選んでしまうと、すぐ壊れたり扱いづらかったりと、後悔してしまう可能性が高いです。
1番の目的は赤ちゃんを危険から守るためなので、使う機会が多いのであれば、性能を重視しましょう。
できれば店頭で話を聞いたり、ネットの口コミを確認したりして使用感を確かめてみるのがおすすめです。
賃貸OKのアイテムであるか確認する
安全対策グッズの中には、家の中の壁や設備に取り付けるタイプもあります。
グッズを活用することで、外した時に跡が残ってしまうものもあるため、賃貸アパートやマンションにお住まいの場合は気をつけなければいけません。
そのため、粘着力のあるもの、壁にしっかり固定するタイプのベビーゲートなどには注意し、賃貸で利用してもOKなグッズであるか確認してから使うようにしましょう。
パパやママの見守りが1番大事
「ベビーサークルを設置したから、少しの間赤ちゃんをおいて外出しても大丈夫」というアイテムに依存した考え方は非常に危険です。
安全対策グッズがあることで家の中にある危険を軽減させられるものの、決して万全ではありません。
赤ちゃんが1番安らぐのはパパやママの声やスキンシップであり、赤ちゃんの安全を守るのは親としての役目なので、安全対策グッズがあるからといって油断せず、できるだけそばにいて見守ってあげましょう。
安全対策グッズを活用して赤ちゃんを危険から守ろう
普段何気なく過ごしている家の中は、大人では気づかない赤ちゃんにとって危険な場所がたくさんあります。
ハイハイやつかまり立ちができるようになると行動範囲が広がり、パパやママが予期しない危険な行動をすることがあるので、特に注意が必要です。
そのような危険から赤ちゃんを守ってくれる安全対策グッズが多数あるので、目的に合わせて活用してみましょう。
パパやママの事前の対策によって、赤ちゃんと安全で安心な生活を送れるようになるため、ぜひこの記事を参考に、最適なグッズを選んでいただけたらと思います。