0歳の赤ちゃんの気持ちがわかる本

赤ちゃんの定義って?新生児・乳児・幼児の違いは? その他

今、面白い本を見つけて読んでいます。

『0歳の赤ちゃんの気持ちがわかる本』というもので、以前『赤ちゃんの危機管理と規制』で書いた記事に関連していることが書いてあり、すごく分かりやすかったのでブログに書いてみることにしました。

0歳の赤ちゃんの気持ちがわかる本
以下、『0歳の赤ちゃんの気持ちがわかる本』参照

ちょっと危ないことでも、おおらかに見守る
赤ちゃんを安全な環境で、すこやかに育てたいと思うのは当然ですが、度を越した危機管理になると、成長をさまたげる可能性があります。

管理型育児→体験型育児

体験型育児とは・・・
赤ちゃんがしてよいこと、してはいけないことを、大人が管理しすぎないようにする。赤ちゃん本人が体験しながら、危ないことも学んでいくのがよい。

おおらかにのびのびと

赤ちゃんから危険なものを遠ざけるのは大切なことです。ただし、いまの社会ではそれがいきすぎるあまり、管理型の育児にならないようにしましょう。

赤ちゃんはそんなに弱くない

大人は赤ちゃんを大切に思うあまり、危険なものから守り、安全に体験できること、学習できることだけをさせようとしがちです。
しかし、赤ちゃんはそんなに弱い、無力な存在ではありません。
赤ちゃんは自分の力で、周囲にあるものをさわって理解し、刺激を受けて、成長していきます。
赤ちゃんが自分で動いて経験する前から、大人がなにもかも管理していたら、赤ちゃんが学ぶチャンスが減ってしまいます。
ケガや事故につながりやすい、本当に危険なものだけを遠ざけるようにしましょう。

以前、初めて行った出張所での子育て広場での出来事なのですが、2歳くらいのお子さんが自分でおもちゃを見付ける前に、お母さんが「ほら、このおもちゃが面白いわよ~」と促していまして・・・。

実はうちの娘が気になっていて遊んでいたおもちゃでしたが、少し他のおもちゃに興味がそれて遊んでいたところでしたし、みんなが使うおもちゃですので、もちろん何も言わず遊ばせておりました。
そして、しばらくして、そのおもちゃが気になったというより、きっとそのお兄ちゃんが気になってその子のところに娘が近付いていったのですが・・・

そのお母さんは、きっとそのおもちゃが欲しいのだと思ったのでしょう。
「もうこのおもちゃ使わない?大丈夫?まだ使ってるよね?」
と、お子さんの返事も待たず、たたみかけるように話しておられて・・・。

そのお子さんはすでに他のおもちゃで遊んでいたのに、必死で聞いていたお母さん。
あとから『かえして~』とぐずられるのを見越してのことだったのかもしれませんが、こちらとしては子ども同士のことですのでどうしようかと思いましたが・・・。

もしかするとその時たまたまだったのかもしれませんが、そうやっていつも先回りして話しかけておられるのかな~とも思いました。

聞くことは良いとしても、お子さんの返事はもう少し待ってあげても良いのでは・・・?と思いますね。

親がお子さんの全てを管理するのは難しいし、大変です。
お子さんの意思を尊重するという点で言うと、やりすぎにもなりかねません。

子ども同士の関わりには、見えていても知らないふりをして離れて見守る・・・。
そして、本当に介入すべき時には間に入る・・・そんな保育もしてきたので、子ども達同士の世界も大切だと思いますし、体験型育児も大切だと思います。

もちろん様々な考え方があるとは思いますが、お子さんが自分で考えて行動して、危ないことも学んでいける環境も大切ですね。
将来、色んなことに直面しても、自分で切り開いていける、そんな人間になってくれたらいいな・・・と思います。

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