妊娠中の腰痛を和らげる対策方法を実体験ママが教えます!

妊娠中の腰痛を和らげる対策方法を実体験ママが教えます!


マタニティ

・なぜ、腰痛が起こりやすくなるの?

妊娠中、様々な要因で腰痛を起こしやすくなります。その要因のひとつとして、姿勢が変わることも上げられます。
なぜなら、10キロ前後の体重が増加し、お腹が大きくなるにつれて骨盤や、腰椎が前方に傾き、重心も前方に変化します。
そのため背中の筋肉が支えて後方にバランスをとらないと倒れてしまうので、絶えず背中が張った状態となっているためです。
また、ホルモンの分泌による腰痛も上げられます。
妊娠初期ごろから、卵巣ホルモンの一種であるリラキシンというホルモンが分泌されます。
このホルモンは胎児が狭い産道を通れるために関節や靭帯を緩めるよう作用します。
出産にとっては必要なホルモンですが、このホルモンが分泌されることにより結果的に緩んだ骨盤やお尻の筋肉を支えようとして腰痛が起こるのです。
それに加えて、出産に対しての不安から身体をこわばらせて無意識のうちに肩や腰が収縮して腰痛を引き起こす場合があります。

腰痛の対処方法

まず、日常生活で工夫が必要です。腰痛だからといって家事をしないわけにいきませんし、できるだけ負担のないように心がける生活をしましょう。たとえば、重心が後ろになる低いヒールの靴を履いたり、骨盤ベルトを着用してみましょう。骨盤ベルトは産院などでも推奨されています。腰痛を和らげるだけでなく、骨盤の緩みやゆがみを防いでくれます。また便秘にも有効です。

エクササイズやヨガをとりいれて。

腰痛になるのは、筋肉が張っていることが原因です。妊娠4~5ヶ月くらいまではお勧めできませんが安定期に入ってからすすんで取り入れましょう。エクササイズをすることによって、血行がよくなります。またマタニティヨガを取り入れて、心身ともにリフレッシュ、姿勢も整えられるでしょう。
また、マタニティスイミングもおすすめです。水力を使って、動くので身体に負担なくはじめられます。

マッサージもおすすめです。もちろん、妊婦さんはうつぶせにはなれません。しかし、横向きになったり椅子にまたがって、背もたれに寄りかかりマッサージが出来ます。妊婦さん用のアロママッサージもおすすめです。妊婦さんに使える精油は限られていますが、精油の効能とマッサージでリラックス効果が得られることでしょう。

張った筋肉をほぐすことで痛みも和らぐので、身体を冷やさず、湯船に使ってゆっくり半身浴も実践しましょう。また、ベッドや布団も身体が沈まないタイプを、選びましょう。抱き枕を使って横向きに寝るとより楽になります。クッションやタオルをたたんだものを足の下に敷いて、足を高くして寝ることも腰痛によいでしょう。少しでも腰痛が緩和されますように、原因を知ってきちんと対処しましょう。

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