お宮参りには産着・祝着(のしめ)を着せよう!

子育て・育児

赤ちゃんが産まれて1カ月前後で行われるのがお宮参りです。
せっかくだから、きちんとした着物を着せてお参りに行きたいと考えるママ・パパは多いのではないでしょうか。
でも、中には、

・そもそも「産着・祝着(のしめ)」って何?
・産着・祝着(のしめ)は購入とレンタルのどちらがいいのかな?
・おすすめのレンタルショップが知りたい!

と考えている人もいることと思います。

この記事では、「お宮参りでは産着・祝着(のしめ)が必要なのか」「産着・祝着(のしめ)をレンタル・購入した場合の比較」「おすすめのレンタルショップ」などをご紹介します。
赤ちゃんが産まれて間もない時期に「お宮参りや産着のことを調べる時間がない!」という忙しいママ・パパは是非参考にしてみてください!

お宮参りは産着・祝着(のしめ)を着せるのが一般的

お宮参りで赤ちゃんが着る着物のことを”産着”といいます。”祝着(のしめ)”や”掛け着”と呼ばれることもありますが、どれもお宮参りで赤ちゃんが着用する着物のことを指しています。

お宮参りは古くからの伝統行事で、赤ちゃんの誕生をお祝いし、健やかな成長をお祈りするものです。
伝統に沿うならば、赤ちゃんには白羽二重と呼ばれる内着に産着を着せるのが一般的。
しかし、最近では産着・祝着(のしめ)を着せないご家庭もあるので、絶対に産着を用意しなければならない!と気負う必要はありません。

産着・祝着(のしめ)は必要?

実はお宮参りでは、赤ちゃんに着せる服装の明確な決まりはありません。 最近ではご家族のさまざまな事情や、気候・赤ちゃんの体調を考慮して、以下のようにほかの衣装で代用する方もいます。

  • ベビードレス+産着
  • セレモニードレス(産着なし)
  • フォーマルな洋装(産着なし)

このようにお宮参りでの赤ちゃんの服装は多様化していますが、やはり伝統行事ですので普段着で行くのは避けた方が無難です。 赤ちゃんに何を着せてあげたいかは、ママ・パパや一緒に行く祖父母とも事前にしっかり相談しておきましょう。 意外な落とし穴としては「赤ちゃんの衣装を誰が用意するか」でトラブルが起きるケースがあることです。ママ・パパが用意するご家庭もあれば、地域の風習によって母方の両親が用意するパターンもあるので、ご注意ください。

産着・祝着(のしめ)をレンタルした場合と購入した場合を比較!

フォーマルな産着・祝着(のしめ)をレンタルした場合と購入した場合の価格や、それぞれのメリット・デメリットについて解説します。

レンタルした場合

産着・祝着(のしめ)をレンタルした場合の価格は5,000円〜25,000円前後です。 レンタルできる場所は、実店舗の着物ショップやネットショップ、フォトスタジオなど多数あります。 最近では、手軽にレンタルできるネットショップが便利でおすすめです。種類も豊富で価格も抑えられて、返す手間も少ないですよ。 産着・祝着(のしめ)をレンタルするメリットは、次のようなものがあります。

  • 着用後のメンテナンスが不要
  • 収納場所が不要
  • 低コスト

着物のメンテナンスは普段しないことなので、どうしたらいいか迷いますよね。 洋服のように小さく畳んで収納するわけにもいきません。レンタルならこのような心配は不要です。

一方でデメリットは、以下のとおりです。

  • 返却する必要がある
  • 汚れないよう慎重に扱う必要がある

思い出の品をお家に残しておきたい方は、購入するのがいいかもしれません。

購入した場合

素材や柄、ブランドによってさまざまですが、30,000〜50,000円が一般的です。 産着・祝着(のしめ)を購入するメリットは、次のようなものがあります。

  • 七五三用に仕立て直しができる
  • 妹弟や親戚間で使いまわしができる

産まれてすぐのお宮参りで使用した着物を、七五三用に仕立て直して着用するケースもあります。一段と着物への思い出や愛着が深まることでしょう。 ただし、年齢によっては「着物が小さくてお直しできなかった…」ということもあるので注意が必要です。

一方でデメリットは、以下のとおりです。

  • レンタルと比較して高コスト
  • メンテナンスが大変

お宮参りで一度しか着用しない場合、レンタルと比較して高コストになってしまいます。 また、メンテナンスや七五三用のお直しする際に、別途費用がかかるケースもあるでしょう。

【女の子】産着・祝着(のしめ)の柄

 

女の子の産着・祝着(のしめ)の定番といえば「友禅模様(ゆうぜんもよう)」です。
人気の柄は「手毬・桜・牡丹・うさぎ」などがあります。
実は、それぞれの柄には次のような意味があります。

手毬 丸々と健やかに大きく育ちますように。何事も丸く収まりますように。
平安時代の貴族の遊びの1つだった「蹴鞠(けまり)」から、上品さや高貴さが連想されます。
昔から日本で親しまれてきた桜は、たくさんの花が一気に芽吹くことから「繁栄」や「豊かさ」を表しています。
牡丹 「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という古くからの言葉があることから、女性の美しさや慎ましさを意味しています。
うさぎ うさぎが跳ねる様子から「跳躍」や「飛躍」を表しています。物事がトントン拍子に進みますようにという意味も込められています。
昔から「鶴は千年、亀は万年」という言葉があるように、鶴は「長寿」を表しています。また、鶴は幸せを運ぶ鳥といわれており、「幸せになりますように」という意味も込められています。

柄の意味とお好みのデザインから、ぴったりの産着・祝着(のしめ)を選んでみてくださいね。

【男の子】産着・祝着(のしめ)の柄

 

男の子の産着・祝着(のしめ)の定番は「熨斗目模様(のしめもよう)」です。
人気の柄は「鷹(たか)・兜(かぶと)・龍」などがあります。
それぞれの柄の意味は次のとおりです。

鷹(たか) 鷹は遠くの先まで見渡せる千里眼をもっています。そのことから「先を見通す力」「本質を見抜く力」が連想されます。
兜(かぶと) 昔は身分の高い武将だけがつけていたことから、権威や高い地位であることを表しています。男の子が「出世しますように」「立派に育ちますように」という願いも込められています
天に向かっていく「昇り龍」の姿が連想されることから、男の子の出世や飛躍を願う意味があります。強く逞しく育ってほしいという願いも込められています。
軍配 軍配を持って人や組織の先頭にたつような「決断力」「行動力」をもった男の子に育ちますようにという願いが込められています。
打ち出の小づち 七福神の大黒様がもっているおめでたい柄です。打ち出の小づちは、振りながら願いを唱えるとさまざまなものが出てくるとされていることから「一生物に困りませんように」という願いも込められています。

その年の”干支”にちなんだ柄がある場合もあります。例えば、巳年であれば「蛇柄」や寅年であれば「虎柄」などです。
残念ながら、すべての干支の柄があるわけではありませんが、もし赤ちゃんが産まれた年の柄があれば、取り入れてみるのもおすすめですよ。

女の子におすすめのレンタル産着・祝着(のしめ)

 

女の子におすすめのレンタル産着・祝着(のしめ)を5つご紹介します。
定番の赤やピンクは今でも人気の色です。最近では、ポップな色合いやパステルカラーの産着・祝着(のしめ)も人気があります。

1.お宮参り産着レンタル 女の子|【NATURAL BEAUTY】 ピンク地に牡丹と椿 ブランド|U0154|

定番色のピンク地に牡丹の刺繍が入った産着です。高級感がありつつ、モダンでかわいらしい印象です。

2.お宮参り産着レンタル 女の子|赤地に鞠や花々|U0123|

赤とピンクがベースで、柄には牡丹・桜・菊などさまざまな花が散りばめられています。華やかで元気な印象が残る着物です。

3.お宮参り産着レンタル 女の子|白地に黄色 鞠や桜 金彩金駒刺繍|U0160|

白のベースに全体的に金彩が施されており、豪華で優しい雰囲気があります。

4.お宮参り産着レンタル 女の子|九重 黄緑地に鶴・桜 ブランド|U0100|

黄緑色がベースの一枚です。今風のポップな色合いで、みんなの目にとまること間違いなしです。

5.お宮参り産着レンタル 女の子|芸艸堂 赤地に丸椿・分箱 ブランド|U0107|

赤地に大きな丸い椿が目を引きます。カラフルな椿がモダンで可愛らしい印象です。

男の子におすすめのレンタル産着・祝着(のしめ)

男の子におすすめのレンタル産着・祝着(のしめ)を5つご紹介します。
黒地に、柄は鷹などのかっこいい雰囲気のものが人気です。最近では、水色や黄色などの優しい雰囲気の産着・祝着(のしめ)を選ぶ方も多いですよ。

1.お宮参り産着レンタル 男の子|黒地に鷹と兜|U0049 男の子|

黒地に水色と緑のグラデーションがはいっており、鷹・松・兜などの柄が描かれた着物です。王道でかっこいい雰囲気です。

2.お宮参り産着レンタル 男の子|紺地に鷹と富士に松の木|U0066|

紺ベースで、大きな富士山と鷹がはいっています。一つ一つの柄が大きく大胆ですが、全体的に上品さが感じられます。

3.お宮参り産着レンタル 男の子|薄水色地に鷹や松|U0120|

水色がベースの一枚。ベース色は淡いですが、その分鷹のかっこよさが際立ちます。見る角度によっては地模様がキラキラして、豪華さも感じられます。

4.お宮参り産着レンタル 男の子|白地に鷹と兜に熨斗目|U0068|

白と水色がベースで優しい印象を持ちます。柄には小づちや兜などのおめでたいものが描かれています。

5.お宮参り産着レンタル 男の子|黄色地に兜と松に打ち出の小槌|U0067

淡い黄色地に、市松模様や亀甲などが描かれていて明るく可愛らしい印象があります。ほかの人と被るのが嫌な方にはぴったりです。

 

赤ちゃんのお顔の雰囲気や、ママ・パパのお好みにあわせて、バリエーション豊富な柄や色からぴったりのものを選んでみてください。

産着・祝着(のしめ)の着せ方

当日になって、産着・祝着(のしめ)の着せ方がわからない!と慌てないよう、事前に着せ方をチェックしておく必要があります。 きものレンタリエは着せ方の解説用紙を産着セットと一緒に送るサービスを行っています。 そのため、着せ方で迷うことなく、産着を着せることができるのでママもパパも安心です。 紙では分かりづらいという方には、YouTubeでも着せ方の解説動画があるので、いつでも確認できますよ。 まず、事前準備として以下を確認するようにしましょう。

  • 誰が赤ちゃんを抱っこするのか
  • 産着に紐はついているか(ついていたら産着に紐を通しておく)
  • 襦袢(じゅばん)を着用する場合は、産着に重ねてセットしておく

産着は直接赤ちゃんが着るのではなく、大人が抱っこした状態でその上から羽織らせてあげます。 そのため、誰が赤ちゃんを抱っこするのかを事前に確認しておきましょう。 最近ではママが抱っこするケースが多いですが、昔の風習では父方の祖母が抱っこするケースもあります。

次にお宮参り当日の着せ方です。

  1. 赤ちゃんに内着・帽子・よだれかけをつける
  2. 大人が赤ちゃんを抱っこする
  3. 産着を羽織らせて、背中側で紐を結ぶ

まだ多くの赤ちゃんは首が座っていないと思いますが、赤ちゃんは縦抱きで外を向くように抱っこしてあげましょう。 産着を羽織るときは、形を整えてて、柄がしっかり見えるようにしましょう。また、お守りがある場合は、後ろで紐を結ぶ前に紐に通します。

お宮参り当日に必要なもの

お宮参り当日に必要なものをご紹介します。母乳もしくはミルクなのか、季節はいつなのかによっても必要なものが違うので、ぜひ参考にしてみてください。

基本の持ち物 • おむつ・おしりふき・ゴミ袋
• 着替え一式(必要に応じて多めに)
• タオル・ガーゼ
• ティッシュ・ウエットティッシュ
• 産着・祝着(のしめ)セット
• 初穂料(神社によっては、のし袋や袱紗)
【母乳の場合】
• 母乳パッド・授乳ケープ・授乳服
【ミルクの場合】
• 粉ミルク・哺乳瓶・お湯・湯冷まし用のお水
暑さ・寒さ対策 【暑さ対策】
• 帽子
• 日焼け止め
• うちわやハンディファン
• 保冷剤
• 日傘
【寒さ対策】
• おくるみ
• 靴下・帽子・上着
• 防寒ケープ
持っていくのがおすすめ • 抱っこ紐・ベビーカー
• おしゃぶり・おもちゃ

神社に行く前に「授乳室やおむつ替え場所の有無」を確認しておくと、当日に授乳やおむつ替えの心配が少なくて済みますよ。
生後1か月前後の赤ちゃんは、はき戻しやうんち漏れもまだまだ多い時期なので、着替えやタオル・ガーゼは多めに準備しておきましょう。

おすすめの産着レンタルショップ

産着・祝着(のしめ)をレンタルするなら、種類が豊富なところでお得に借りたいですよね。 きものレンタリエは次のような特徴があるので、おすすめのレンタルショップです。

  • 産着・祝着(のしめ)セットレンタル3,400円~(送料無料)
  • 通年用&夏用合わせて500着以上の品揃え
  • 着せ方説明書付き
  • 安心パックが無料
  • 返却はコンビニから可能

産着・祝着(のしめ)のレンタルの相場は、約5,000〜25,000円といわれています。しかし、きものレンタリエは、初めてのお宮参りでも安心のフルセットが3,400円とお手頃でレンタルできます。

フルセットの中身は「産着・襦袢・帽子・よだれかけ・お守り・着物ハンガー・風呂敷」と初めてのお宮参りでも安心の内容です。 せっかくのお宮参りで「フォーマルな着物を用意したい!」というママ・パパは、気軽に着物を借りられるきものレンタリエの利用を検討してみましょう。 また、きものレンタリエでは産着・祝着(のしめ)をレンタルした方のみ限定で、寝相アートグッズのセットをプラス2,000円でレンタルできます。 お宮参りは、赤ちゃんがまだ慣れていないお外での行事です。お家でゆっくり着物の寝相アートを撮れるのも、きものレンタリエならではです。 実際に「寝相アートのセットがプラス2000円でレンタルできるのも嬉しい」とのお声もありますよ。 柄に込められた意味や、赤ちゃんにあう色やデザインからぴったりの産着・祝着(のしめ)を見つけてみてくださいね。

 

産着以外のベビー用品をレンタルするなら

赤ちゃんの誕生とともに必要なベビー用品はたくさんありますが、案外すぐ使わなくなったり、そもそも使う機会がなかったり…ということがよくあります。

そんなベビー用品は、商品ラインナップが豊富なベビレンタがおすすめです!商品数は約4000種類と、ほかのベビー用品レンタル会社と比較してもトップクラスです。 また、最短3日間からレンタルできるので、気になる商品がたくさんある方には特におすすめです。 豊富なラインナップから、色々な商品を実際に手に取って試すことができますよ。 産着以外のベビー用品をレンタルするなら、ぜひベビレンタを利用を検討してみてください。

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