赤ちゃんが生まれると用意するものがたくさんあり、とにかく出費が増え、部屋のスペースも多く取られてしまいます。
そこで多くの方が購入した方がよいか、レンタルした方がよいか悩まれます。レンタルすると言ってもベビーカーやチャイルドシート、ハイチェアなどなど大きなものから小物まで全てのものがレンタル可能な時代です。何を購入し、何をレンタルしたらよいかという点でも悩まれます。
そんな中、ベビー用品で最もレンタルされているのがベビーベッドなのです。
私自身も購入はしましたが、ほとんど娘はベビーベッドで寝ず、今は友人に貸し出しています。周囲の友人たちも購入したけど、使わなかったという経験をよく聞きます。それでは本当にいらないものなのでしょうか。
レンタルと購入の比較
ベビーベッドのレンタルと購入のメリット・デメリットを考えた場合、一般的に下記のようなものが思い浮かびます。
◎レンタルの場合
（メリット）
・安い
・成長によって色々な種類を使うことができる
・使用後は場所をとらない
（デメリット）
・不衛生かもしれない
・古くて安全性に問題があるかもしれない
◎購入のメリット
（メリット）
・きれい
・最新機能、デザインを備えている
（デメリット）
・高い
・買い換えられない
・使用後も場所をとる
レンタルに関しては衛生面や安全性に対する不安をお持ちの方もいるかと思われますが、そのような心配はいりません。
東京都による実際にレンタルを利用した際のアンケート調査結果を見ると、状態について66.5％が「綺麗」、利用上危険な経験をしたという問いには91.5％が「問題ない」と回答し、レンタル利用に関して9割以上の方が「満足」あるいは「どちらかというと満足」と回答し、90％以上がまたレンタルを利用したいと回答しています。
レンタルとするか購入とするかは一長一短であり、一概にどちらが正解とは言えません。ただ、選択する上でポイントがいくつかあります。
ベビーベッドのレンタルと購入の選択ポイント
費用面重視や機能・デザイン重視という選択判断のポイントも重要ですが、それ以外に大切な選択ポイントとしてライフスタイル・ライフプランに合わせて選択するという事です。簡単には変更することができない事項を軸に、検討してみることです。
（ポイント）
(1)部屋の広さ
お住まいの広さにあまり余裕がないと感じている方にはレンタルをお勧めします。ベッド以外にもおもちゃなどスペースを取る物が成長とともにどんどん増えていきます。
(2)今後の出産計画
３年以内に次の出産を計画しているのであれば、購入をお勧めします。ベビーベッドの平均的な使用期間はだいたい6～7か月程度と言われてますが、それ以降もベビー用品の置き場や簡易ゲージとして使用することもできるため、スペースに余裕があればあっても困るものではありません。しかし、3年以内に出産計画が無いのであればレンタルを選択してみてもいいかもしれません。3年目以降になると子供に必要なものがベビー用品から子供用品へと変わるため、次の子がいない状態でベビーベッドを持ち続ける必要が無くなるからです。
まとめ
私自身、友人や親せきにはまず一旦レンタルを利用し、赤ちゃんがベビーベッドでたくさん寝る事や、赤ちゃんに相性の合うベッドがわかった段階、またはレンタルへの不満が出たタイミングで購入を検討し始めてはどうかと勧めています。ぜひ皆さんもご参考にしていただければと思います。
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