手足口病の症状と原因は?

健康・病気

手足口病

【手足口病の症状と原因】

手足口病というかわった名前の病気は、コクサッキーウイルスやエンテロウイルスの感染によって起こります。症状は名前が示すように手のひら、足の裹、そして口の中の水疱です。なぜコクサッキーウイルスやエンテロウイルスという異なったウイルス感染が似たような症状を起こすのかは分かっていません。通常、熱はあっても微熱で、症状も軽いのですが、口の中に水疱がたくさんできるとそれがつぶれて食べ物がしみるために食欲がなくなったり、ときには囗から食べられなくなります。

【手足口病の感染経路】

感染は患者の唾液や鼻汁、便に排泄されるウイルスに、経口、飛沫、接触などの経路で感染します。いったん感染すると一生免疫ができます。ウイルス自体に有効な治療法はなく、対症療法が行われます。ごはんを食べないようでしたら、囗の中の潰瘍が自然治癒するまで刺激の少ないぬるいスープや、おかゆなどをあげてください。

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