不妊治療や不妊治療後の妊娠の心配事について

不妊治療や不妊治療後の妊娠の心配事について。

なかなか聞けない不妊のこと。でも、最近このことで悩んでおられる方が多くなってきていると思います。
赤ちゃんは授かりものだとは思いますが、悩んでいる方は多いのです。
「1人目はすぐ授かったのに2人目はなかなか出来ない・・・」というのもお聞きしますね。
そんな時は早めに医師にご相談してみるのも良いと思います。

不妊治療

Q1.結婚して3年になります。子どもがほしいのに恵まれません。一度専門医に相談したほうが良いでしょうか。不妊の原因や対策など教えてください。

A1.『不妊』とは、通常の夫婦生活のもとで2年以上妊娠しない場合としているそうです。
これは2年以上経てば、妊娠の可能性がなくなるという意味ではなく、指導や治療は早めがよいという見地からの目安だそうです。
ちなみに、結婚2年以内に妊娠するのが90%以上という統計があるそうです。

不妊の原因としては、男性側では精夜の中に精子がないものや精子の数が少ないものなどがあり、女性側では排卵のな
いもの、卵管がつまっていて卵子が通れないもの、子宮の異常(筋腫、奇形など)などさまざまです。

それらの原因も体質的なもの、炎症によるもの、ホルモン異常など多岐にわたっています。
女性の身体にパートナーの精子に対する抗体ができて、精子を受けつけなくなることもあるそうです。

普通の検査では男女とも異常がないのに、妊娠しにくい場合もまれではありません。

不妊の原因を突き止めるための検査としては、基礎体温法、卵管の通過性を調べるX線検査、精液検査をはじめとして様々な検査があります。
治療は原因によりさまざまで、卵管の通過をよくする通気法、通水法、パートナーの精液を子宮に注入するAIH、第
三者の精液を用いるAID(倫理的、法的問題があります)などは従来行われていた方法だそうです。

原因によってはホルモン療法や、排卵誘発法、開腹手術も適応になります。

また、体外受精もかなり行われるようになってきているそうですね。
このように不妊の検査、治療は格段に進歩し、成績も向上しているので、早めに診察を受けることが良いのかもしれませんね。

Q2.不妊治療を続けています。排卵誘発剤も服用していますが、排卵誘発剤を用いた妊娠は必ず多胎になるのでしょうか。また、先天異常になる確率が高くなることはありませんか。

A2.排卵誘発剤を用いた妊娠が自然の妊娠にくらべて多胎になることが多いのは否定できませんが、必ず多胎になるというわけではありません。
性腺刺激ホルモン療法については、15~30%とされているそうです。
最近は卵巣の過剰反応を予防するため、血中ホルモンの動向を見ながら投与するなどの方法がとられます。
先天異常が増えるという心配はないようです。

Q3.体外受精に成功し、現在妊娠6か月、安定期に入りました。
将来、体外受精で生まれたことを子どもに話すべきか、またそのことで他人からいじめられたりしないか、今から心配でたまりません。親としてどのように対処すべきでしょうか。

A3.体外受精で妊娠しても、ご主人の精子による妊娠なら、性交による妊娠と何ら変わりありませ
ん。お父さんとお母さんのお子さんですものね。
小さなお子さんがその事実を知らないからといって、何か不都合があるとは思えません。
お子さんにとっても、体外受精の意味を理解することのほうが大変でしょう。

もし万が一お話しになるとすれば、お子さんが一人前の大人になって、そのことを冷静に理解できるようになってからでも良いのではないでしょうか。