赤ちゃんが生まれると、ミルクやおむつ替えはもちろんのこと、「お風呂(沐浴)に入れる」というお世話が待っています。首も座っていない赤ちゃんの沐浴は支えながらで大変ですし、赤ちゃんの耳に水が入らないか不安に思う方も多いのではないでしょうか?
今回は、ベビーバスを使って沐浴をさせる方法や、簡単にできるコツをご紹介したいと思います。
ベビーバスとは?どうして必要?
ベビーバスとは、赤ちゃんが生まれてから生後一か月の検診を受けるまでの間に使用する赤ちゃん専用のお風呂です。赤ちゃんは、代謝が良く汗をかきやすいので、清潔に保ってあげる必要がありますが、生まれたばかりの赤ちゃんは抵抗力が弱く、大人と同じお風呂に入ると雑菌に感染してしまうことがあります。清潔で綺麗な一番風呂であれば問題はないとされていますが、ママは出産後一カ月間シャワーのみなので、赤ちゃんの沐浴にはベビーバスがあるととても便利なんです。
沐浴のポイント!
ポイントは、生活リズムをつけるためにできるだけ同じ時間帯に沐浴をさせたり、10分から15分の短い時間で沐浴を済ませることです。また、沐浴後は赤ちゃんも疲れてよく眠るので、夕方寝かせる前に入れるようにするのもおすすめですよ。
沐浴の方法
それでは、ベビーバスを使用した赤ちゃんの沐浴の方法をご紹介したいと思います。
1.赤ちゃんを沐浴させましょう
沐浴をする前に、まずは赤ちゃんの沐浴後のバスタオルと着替えを準備しましょう。
バスタオルは広げて赤ちゃんを包める状態にしていてくださいね。
着替えも準備していれば、ママ1人で赤ちゃんを沐浴させる時も簡単にできます。
この時、肌着とカバーオールなど、これから着させる洋服の袖を予め通してセットし、オムツも一緒に置いておくと便利ですよ。
湯温が38度から40度なのを確認して、赤ちゃんの首とお尻を支えて足からゆっくりとお湯に入れます。沐浴用のガーゼを胸にかけてあげると安心するようです。良く泡立てた石鹸で赤ちゃんの顔・頭・お腹・足と優しく洗ってあげましょう。耳の後ろや首・腕のくびれの部分もキレイに洗ってあげてくださいね。赤ちゃんをひっくり返して背中も洗ってあげたら、キレイなお湯に入れ替えてください。
2.ゆっくりと温めましょう
キレイなお湯に入れ替えてから、赤ちゃんをゆっくりと浸からせてあげてください。お風呂が好きな赤ちゃんは多いので、足を自由に動かしたり楽しむ様子が見られますよ。
3.耳やおへそのケアを忘れずに
沐浴の後は、綿棒でおへその消毒や耳のケアをしましょう。ジュクジュクしていると臭いがしたり被れてしまうので、忘れずにしてくださいね。
赤ちゃんの首がすわらない時期だと不安もあると思いますが、話しかけながら入れてあげると笑顔を見せてくれますよ。