一言で「胎教」というといろんな捉え方あります。
お腹の中の赤ちゃんへの勉強としてだったり、簡単に赤ちゃんとコミュニケーションのツールとして捉える方法もあります。
今回はお腹の中にいる「赤ちゃんとのコミュニケーション」、さらには胎教を通してゲームをする、おすすめの方法「キックゲーム」についてご紹介します。
◆キックゲームとは?
お腹が大きくなり、赤ちゃんも成長してきた妊娠6カ月ごろから行うことのできる遊びです。お母さんがお腹を軽く叩くと、赤ちゃんがそれに反応して、意識して蹴り返してくれるというゲームです。叩く手はパーでもグーでも構いませんが、お母さんの手とお腹が痛くない程度にしてください。
<ステップ1>胎動を待って、ポンと叩く!
まずはお母さんが落ち着いた気持ちで赤ちゃんの胎動を待っていてください。赤ちゃんがお腹を蹴ってきたらチャンスです!蹴ってきたところを「キック」と言いながら、ポンと叩いてあげましょう。また蹴ってきたら「キック」と言いながら、そこを叩く。この繰り返しです。叩いたところを赤ちゃんがまた蹴ってくるようになったら次のステップです!
<ステップ2>叩いたところを蹴ってもらう!
今度は「キック」と言いながら、違うところを叩きましょう。何度も繰り返し練習するうちに赤ちゃんが叩いた部分を追って蹴ってくれるようになります。こうなると赤ちゃんとコミュニケーションが取れているように感じますね。これができるようになったら、次はいよいよ最終ステップです!
<ステップ3>回数を増やして連続で蹴ってもらう。
「ひとーつ・ふたーつ・・・」と数えたり、「キックキック」と言いながら、お腹を叩きましょう。そこを赤ちゃんが1回・2回蹴ってくれたら成功です!できるようになったらどんどん回数を増やしてみましょう。
赤ちゃんがお腹を蹴ってくれるだけでも最初は嬉しいですが、お母さんに反応して蹴ってくれたら尚嬉しいですよね。最後までできなくても赤ちゃんなので当然です。また、赤ちゃんの性格もあるのでやってくれる子もやってくれない子もいます。やってくれたからすごい子だとか、やってくれないからダメな子ということではありません。親子のコミュニケーションツールとしてゲーム感覚でリラックスした気持ちでやってみてくださいね。