赤ちゃんの定義って?新生児・乳児・幼児の違いは?

赤ちゃんの定義って?新生児・乳児・幼児の違いは? 赤ちゃん・幼児

 

どのぐらいまでが「赤ちゃん」でしょうか?
「赤ちゃん」と言っても人それぞれで感覚が違いますよね。
喋れるようになるまで、歩けるようになるまで、おっぱいを飲んでいる間、とか。
大きくなった子から見れば「自分より小さい子は赤ちゃん」と感じていたりしますよね。
今回は普段何気なく使っている「赤ちゃん」という言葉の由来や期間と、「呼び方の定義」をご紹介していきます。

なんで「赤ちゃん」って言うの?

赤ちゃんは、産まれたばかりの子供のこと。
「赤ちゃん」の語源は、見た目が「赤い」から赤ちゃんなんです!
産まれたばかりの新生児は皮膚がやや赤らんでいます。それは新生児が多血症のような状態になっているため、皮膚色が赤く見えることにあります。
また、分娩の際に陣痛の圧力によって胎盤内の血液が新生児の体内へギュッと送り出されるためになるようです。そのため、帝王切開で出生した新生児は赤くならないようです。
また、新生児は皮膚が薄いので、泣いたりすると体が赤くなります。
これは興奮によって血液の循環が高まっているせいであり、健康の証拠でもあります。
生後しばらくの期間は泣く事も多く興奮すると皮膚色が赤くなる事からもきています。
赤子(あかご)、赤ん坊(あかんぼう)とも言われたりしますね。
母子保健法では、出生からの経過期間によって、「赤ちゃん」を次のように定義しています。

新生児

産まれた日を0日と数えた場合に、生後0日から28日未満の生後4週間の児のことです。
「新産児(しんさんじ)」「初生児(しょせいじ)」と呼ぶ場合もあります。
ちなみに新生児の中でも、生後7日未満の児の事を「早期新生児」ともいいます。
生まれて間もない赤ちゃんの事を「緑児(みどりご)」「嬰児(えいじ)」と呼ぶ事もあります。この定義は、(一応は)早産児や未熟児の場合にもそのまま適用されます。

乳児

児童福祉法では、出生から満1歳未満までの赤ちゃんを指します。
語源的にはおっぱいやミルクで育つことから「乳児」と呼ぶようになったといわれます。
乳で育ち歩き出すまでの、生後1年から1年半ぐらいまでの時期を指します。

幼児

児童福祉法では、乳児期満了(満1歳)から学齢(小学校就学)までを指します。
幼稚園や保育園に通う小さい子供たちです。

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いかがでしたか?
「赤ちゃん」という言葉の由来や意味、使う時期などそれぞれに意味がありますよね!
ただし、定義にとらわれず「マメ知識」として知っている程度がいいですよね。
自由に親しみをこめて「赤ちゃん」と呼んであげて下さいね♪

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