妊娠2ヶ月から10ヶ月の赤ちゃんの大きさってどのくらい？
マタニティのママにとっては、お腹の中の赤ちゃんが日に日に大きくなっていくのがとても楽しみですね！！
可愛い赤ちゃんの大きさがイメージできるともっともっと可愛く思いますよ！！
私もそうだったのですが、語りかける時に、今、赤ちゃんは大体これくらいの大きさだと想像しながら話し掛けてあげると更に愛着が湧き、ママのその気持ちが赤ちゃんにも伝わるのだと思います。
また、パパ自身には体の変化がないため、親になった実感がわきにくいものだそうですが、お腹の赤ちゃんの大きさをパパにも実感してもらうことで、ママやお腹の赤ちゃんへの意識が変わってくれることもありますので、パパも一緒に感じて下さると良いですね！！
～妊娠２ヶ月：体の重要な器官がつくられている時期～
大きさ：さくらんぼ1個分
この時期の赤ちゃんは「胎芽」と呼ばれ、「胎嚢」と呼ばれる袋の中で成長しています。
脳や脊髄の神経細胞のもとが作られ始め、心臓・肝臓・胃などの臓器も形成されていきます。
６～７週間ごろから超音波検査で心音が確認できるようになります。7週には、頭と動が区別できる2頭身になります。
～妊娠3ヶ月：８週ごろからﾋﾟｸﾋﾟｸした動きが確認できる～
胎児の大きさ：いちご1個分
魚のようなしっぽがなくなって人間らしい体に。
10週を境に呼び名も「胎児」に変更になります。
鼓膜の奥の内耳が形成され始め、音が伝わる構造ができてきます。
皮膚感覚も機能し始め、振動や温かさを感じるようになるそうです。
ママはまだ胎動を感じませんが、超音波検査では８週ごろから、動く姿が確認できます。
～妊娠4ヶ月：胎盤やへその緒が完成、筋肉の発達とともに手足の上下運動ができる～
胎児の大きさ：レモン1個分
胎盤やへその緒が完成して、ママから栄養がもらえるようになります。
羊水の量が増え筋肉が発達するにつれ、手足の上下運動ができるように。
ママの声や外の音も徐々に聞こえ始めます。
4ヶ月の終わりごろから、味を感じる器官である味蕾ができ始めているのではないかといわれているそうです。
～妊娠5ヶ月：骨や筋肉が発達してキックができるように～
胎児の大きさ：グレープフルーツ1個分
膏や筋肉が発達して、足の曲げ伸ばしや上体を反らすなど、動きがバラエティー豊かになってきます。
早いママでは、赤ちゃんの動きを胎動として感じ始めることもあります。
聴覚の機能が発達して、赤ちゃんは外の世界の音が聞こえているそうです。
赤ちゃんの動きを感じたら、沢山話しかけてあげましょうね！！
～妊娠６ヶ月：まつげやまゆ毛も生え人間らしい顔つきに～
胎児の大きさ：メロン1個分
中枢神経や末梢神経などの神経系がネットワークとしてつながり、胎動がより活発に。
でんぐり返しのような大きな動きをすることもあります。
まつげやまゆ毛が生え、より人間らしい顔つきに。
毛細血管が全身に広がり皮膚の神経組織も完成に近づいている為、ママがおなかの上からなでてあげると、それを感じているはずです。
～妊娠７ヶ月：目や耳などの感覚器官の発達が目覚ましい時期～
胎児の大きさ：キャベツ1個分
目を開けたり閉じたりすることができるようになる頃。
虹彩や角膜などの目の構造も発達し、ママの腹壁を通して光を感じるようになるでしょう。
聴覚もさらに発達し、ママの声や血管を流れる血流音、心臓の鼓動を骨伝導で聞くように。
発達してきた目や耳からの情報を、脳に伝達するしくみも整ってきます。
～妊娠８ヶ月：音に敏感に反応。呼吸の練習も開始～
胎児の大きさ：かぼちゃ1個分
体がますます大きくなり、次第に頭をママの骨盤の中に入れ体勢を整え始めます。
この時期に逆子であっても，ぐるんと回転して頭を下にした体位に戻ることが多いです。
脳もますます発達し、音の強弱や高低も聞き分けられるように。
大きな音でびっくりすることも出てきます。
～妊娠９ヶ月： 体がふっくらして、赤ちゃんらしい姿に！～
胎児の大きさ：パイナップル1個分
皮下脂肪が増え、赤ちゃんらしい体つきになります。
顔や全身に生えていた産毛はなくなり、髪の毛や足のつめも伸びてきます。
肺や腎臓の機能もほぼ完成します。
ママの薄くなった腹壁を通して感じる、外の強い光から目を背けたり、目玉をぎょろぎょろ動かすなど、いろんな表情をするようになります。
～妊娠10ヶ月：外見も中身も成熟し生まれる準備が完了！～
胎児の大きさ：すいか1個分
すべての器官がほぼ完成します。
外見も中身も成熟し、五感の機能は新生児と変わりません。
誕生直後から、おっぱいのにおいを手がかりにママの乳首を探すことから、すでに嗅覚も備わっていると考えられています。
赤ちゃんはママの骨盤内に頭を入れてスタンバイしますが、手足は動かしています。
