赤ちゃんの斜視の原因と治療法

赤ちゃんの斜視の原因と治療法 健康・病気

赤ちゃんの斜視の原因と治療法

赤ちゃんの視力って?

産まれたばかりの赤ちゃんとママ、見つめ合っているようだけどまだ見えていないんですよね、赤ちゃんは視力も低く、目を動かしている筋肉が未発達で、目の位置が安定していないのが普通なので安心して下さい。生後2~3ヶ月くらいになると少しずつママのことをじっと見つめたり、動く物を目で追えるようになります、そして目の位置も安定してきます。

赤ちゃんの「斜視」をご存知ですか?

「斜視」とは何かを見ようとしている時に、片目は正面を向いていても、もう片目が違う方向を向いてしまっている状態です。
目の動きが不安定な赤ちゃん、一体どこを見つめているんだろう?ひょっとしたら我が子が「斜視」かもしれないと不安になる事もありますよね。
生まれつきの斜視は珍しくて生後4か月以降に発生する傾向があります。

「斜視」の原因って?

1.目を動かしている筋肉や神経の異常からくるもの
2.遠視からくるもの
3.目の病気からくるもの
4.脳の病気からくるもの
5.全身の病気に伴っているもの
などがあります、ほとんどの場合は①か②によるものです。
目に直接の原因が見当たらない場合には全身の検査をしたりMRIなどの検査をしたりします。

赤ちゃんの斜視の原因と治療法

「斜視」の治療法

月齢、年齢や斜視の種類によって治療法も色々あります、
遠視が原因の場合には眼鏡を利用して遠視を改善していきます。
点眼薬を利用する事もあります。
正面を向いていない方の目が弱視になっていることがありそれを治してまずは両目の視力を回復する事が大切になります。
次に、外れている目の位置を真っ直ぐにする事です。眼鏡利用で真っ直ぐになる事もありますが、場合によっては手術を必要とし、月齢年齢に応じてどんな手術を行うか異なります。ゴールは両目でしっかり見られる力を付ける事です!

赤ちゃんの斜視については残念ながら正確な判断ができる医師はまだまだ少ないようなので、目が原因ではなかった場合にも脳や全身の検査もできるような大学病院や総合病院などの信頼出来る経験豊富な病院を選んだほうが安心ですね。

ママは赤ちゃんを一番観察しています、赤ちゃんは自分で見えない!見えにくい!と訴えることはあまりないので、普段の生活の中で赤ちゃんの目線に注意してあげて、何か少しでも目の動きが変だな、と成長の過程で気になることがあれば早目に病院を受診して、適切な診断と治療を受けるようにすることをおススメします!

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