妊娠中の心配事!これさえ読めば解決するかも?妊娠知識まとめ集

胎教ってなにすればいい?その効果は? 妊娠

妊娠中に妊婦さんが体験する主な心配事に関する知識を纏めてみました。
みなさんの参考になれば嬉しいです♪

◆流産

…妊娠22週末満までに妊娠が中断されることを流産といいます。全ての妊娠の10~15%は流産するといわれています。通常、旅行や運動などの日常生活が流産の原因になることはありません。だだし、過剰な労働や事故防止への注意は必要です。

◆切迫早産

…妊娠22~37週未満の分娩を早産といいます。早産のおそれがある状態を切迫早産といいます。安静が第ーですので、軽い場合は子宮の収縮をおさえる薬をのんで安静にします。場合によっては、入院が必要になります。

◆貧血

…妊娠後半期には血液中の水分量が40~50%増えますが、その増え方が赤血球の増加を上回るため、妊婦は血液中の水分が多い水血症とよばれる状態になります。特に妊娠末期には胎児への鉄供給量が増えるため、鉄欠乏性貧血になりやすくなります。通常、血液中のへモグロビンが11.0g/dl未満でマトクリットが値33%以下を貧血と診断しています。妊娠中の貧血が重症になると胎児にも貧血が起こっにり、分娩時に異常が起こりやすくなっだりしますので、妊娠中は鉄分を多く含む食品をとるようにして予防に努めます。また貧血になってしまっだ合は、鉄剤を服用することもあります。

◆妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)

…妊娠高血症候群(妊娠中毒症)は高血圧・たんぱく尿・むくみなどの症状があらわれ、妊婦の5~10%にみられます。肥満や妊娠中の過度の体重増加は妊娠高血症候群(妊娠中毒症)を発症しやすくさせると考えられていますので、注意することが大切です妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)になると子宮と胎盤の血液循環循が悪くなり、胎児の生育に影響があります。治療としては、安静・食事療法(減塩食・カロリー制限・高蛋白食)などが行われます。重症の場合は入院しての治療が必要となります。妊娠高血圧症候群 (妊娠中毒症) は、予防と早期発見が大切です。定期健診を受けましょう。

◆骨盤位(さかご)

…子宮内で胎児の下になっている部分が頭以外の場合を骨盤位といいます。妊娠26週までは、胎児が子宮の中で自由に動き回りますが、妊娠週数が進み、30週くらいになると自然と頭を下にするようになります。分娩の段階で骨盤位になっているのは、4%程度です。骨盤位になる原因は分かっていませんが、胎盤の位置や子宮の形・羊水の量・胎盤の大きさなどが原因となると考えられています。骨盤位でも、胎児の姿勢や大ささによっては経腟分娩が可能な場合もあります。頭位の場合とは違い、最後に一番大きい頭がでることになるため、スムーズに頭が出ず危険な状態になることがあります。このような危険を避けるために、最初から帝王切開する場合もあります

◆前置胎盤

…胎盤の位置が低く、子宮口を覆ってしまっているものをいいます。前置胎盤では、子宮口が開き始めると胎盤がはがれて大出血を起こすため、少しでも出血したらすぐに受診することが必要です。また、早産を防ぐため、早い時期から入院して、妊娠37週ころに帝王切開します。妊娠の初期~中期に前置胎盤といわれても、週数が進んで子宮が大きくなるにつれて胎盤の位置が上がってくることが多くあります。

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